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くるりライブ

東京ガーデンシアターで、2月11日にくるりのライブを観てきました。このホールは、4階まであって、とにかく音がとても良いホールです。席も良く見える席で、目も耳もしあわせな時間でした。でも、やはりこんな時ですから、心だけは踊り狂いながら、手拍子で我慢しました。

岸田さんと佐藤さんはグレーのセットアップで、とても可愛いかったです。
ファーストアルバムから時系列で演奏をするという、くるりのライブではあり得ないような、ファンに寄り添った?ライブでした。といっても、くるりの曲は、本当によりどりみどりで、100人いれば100通りのファンのセットリストができるので、あれもやって欲しかった、これもやって欲しかったとネットでは、色々と言っていたファンもいたような、いなかったような。私は、割と最近のファンなので、特別昔の思い出というのは、無いのですが、ドラムの石若くんが割とアルバムに添った叩き方をしてくれるので、なんというか、それぞれのアルバムを思い出しながら、私のツボが押されまくりで、気持ちよく最後まで楽しんで聴きました。

ベースの佐藤さんがベースを変えたと仰っていたのですが、ホールでベースの音がめっちゃ聴きやすかったので、この席がそうなのかと思っていたのですが、ベースも良い響きをするベースに変えていたのですね。いつもの、年季の入ったベースも好きなのですが、今回のベースの音もとても良かったです。というか、配信でヘッドホンで聴いていたのですが、本当にベースの音が良かったです。

岸田さんは、変わらず淡々としているように見えましたが、歌や演奏の素晴らしさは毎回神で、今も進化しているなーと強く感じました。私は、外見はただのおばさんだけれども、心は15歳くらいの女子に戻って、キュンキュンして見てました。
岸田さんもギターのソロを弾く時に、なんだかギター少年のようだなと、ギターと遊んでるみたいに見える時がありました。
くるりのライブはいつもそうですが、異次元に連れて行ってくれるのです。私の見た目は全く変わりませんが、心はどこまでも飛んでいってます。笑笑

今回とても曲数が多かったのですが、あれだけの人数の編成で、プロだから間違えないのかもしれないけれど、何でもないように、というか、見ているこちらをこんなに感動させる演奏を25年もやっているくるりは、やっぱりくるりはすごいぞ!だなーとしみじみ思いました。

今回、踊ることを諦めて、聞く事に集中すればいいやと、音楽に集中して観られたのが本当に良かったのかもしれません。

大好きな水中モーターも聴けたし、今回私が良かったのはジュビリーでした。
それからビブラフォンなどの、めまぐるしく、そして多彩な音を、繰り出していた方の演奏に心を打たれました。ライブでは手元はあまり良く見えなかったので、配信で確認したのですが、本当に凄かったです。
サックスやクラリネットの音が入ってたのも、よかったです。ギターのまっちゃんは、本当にくるりで弾いてくれてありがとうと、手をとって言いたいくらい毎度毎度、気持ちいい演奏をしてくれます。ピアノのノッチさんは、無表情で淡々と弾いているようで、ピアノの音は、跳んだり跳ねたり可愛い少女のような音でした。
今回、コーラスの女性がお二人いらして、ファンちゃんが歌ってたよなーと思い出したりしたけれども、くるりのライブはコーラスの方がいると、いい感じになるのですよね。温かみが増すような感じがしました。

ライブに行けて本当に良かったのですが、こんな時に、生きているだけでも大変なのに。めっちゃ大変な準備して、ライブを開催していただいて本当にありがとうございました。次はいつかなーと思いながら、グッズも買いましたよ。

サブスクで、くるりを聴きながら。カレーを食べながら、春を感じてます。ゆったりといい時間です。


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