こんばんは、Umenogummiです。

今日はキュートな動物が出てくるこちら。

少年アシベ／森下裕美　作

あらすじ

大工の父が起こした火事が原因で、父の実家のある目黒区に引っ越してきた芦屋アシベは、トラックから落ちてきたゴマフアザラシの赤ちゃんを拾います。

初めは大きい魚を拾ったので食べようとしていたアシベでしたが、父がかわいそうだといい、ゴマちゃんと名付けて芦谷家で飼うことになります。

一方、アシベが転校する前に仲の良かった阿南スガオは父親の仕事の都合でネパールに引っ越すことになってしまい…。

感想

ゴマちゃんとアシベを中心に、思わず吹き出しながらも優しい世界観が描かれています。芦谷家の父ちゃん、母ちゃん、じいちゃんの個性もなかなかのものですが、周囲の人たちもそれに負けていません。

アシベの友だちゆうまくんやまおちゃんをはじめ、王々軒のワンさんとその娘のリャンリャン、アルバイトのリコとアッキー、アシベたちの通う小学校の体育教師・天堂先生などなど…個性的すぎるメンバーが勢ぞろいしています。

そしてネパールのスガオの周囲にも、スガオのガールフレンドのチットや山の守り神イエティ、家庭教師の先生と、どれも個性がぶつかりそうなキャラクターですが、うまいこと調和していて楽しい笑いを生み出しています。

続編もあります。

COMAGOMAゴマちゃん