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2022年度第3回:英検準2級 問題分析

1/22(日)実施の英検準2級の問題分析です。

大問1・2 難易度:普通〜やや難

大問1(8) の「in good spirt(元気な)」や
大問2(21) の「That's a shame(それは残念だ)」
など、昔はあまり出てこなかった表現が出題されています。

やはり、新しい語彙の傾向に即座に対応できるのは
紙の単語帳よりアプリだと思います。

こちらのアプリ、「でた単」
直近の英検過去問までの
データを緻密に分析し、
名前の通り出題された問題を的確に網羅しています。
語彙で点数を取りたければ
アプリの利用を是非おすすめします。
準2級は無料です。

大問3 穴埋め長文 難易度:普通

カッコの前後できちんと根拠を
見つけられれば解ける問題でした。
特に日常的な内容のAは
確実に2つとも正解したいところです。

歴史や時事ネタなど
より知的な内容を扱うBは、
今後2級や準1級の長文に挑戦していく上で
基盤になる力を身につける練習ができます。
準2級のリーディング問題では
一番難しいですが、
単に合っていたか間違っていたかだけでなく、
答えの根拠をどこに見つけるか、
文章のどういう構造に着目するか、
指導を受けられると
よりしっかりした力を身につけられます。

大問4A メール文 難易度:普通

教え合いをする料理クラブの話です。
「take turns ~ing(交代で〜する)」や
「offer(申し出る)」などの
キーになる単語が分かれば
正解できると思います。

大問4B 長文 難易度:普通

「the sloth(ナマケモノ)」の話です。
もちろんこの単語を
知っておく必要はありません。
大半の人にとっては
初見の動物や植物を扱った
典型的な長文です。

問題文と選択肢での
aloneとby themselvesの言い換えなど、
よくある出題のされ方でした。

リスニング 第1部〜第3部 難易度:やや難

第3部の放送内容が難しいため、
難易度をやや難としました。

準2級からは問題文が
1回しか読まれないため、
選択肢の先読み
質問文を短い日本語に要約して覚える
要約リテンションが重要になります。

TOEICの本ですが、
要約リテンションに関しては
こちらの濱崎潤之輔先生の本で
詳しく紹介されています。

ライティング 難易度:普通

「図書館は子供のためのイベントをもっと開催すべきか」
という質問です。
「本を読むことでたくさんのことを学べる」だとか
「家族で図書館に行ける」など、
英語で書きやすそうな理由が
思い浮かびやすいと思うので
難易度:普通としました。

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