恋する以前に普通の女がいないという悩み
最近、友達の初の恋愛相談に乗っていたところ、
”とりあえず、付き合ってみて様子を見ようと思ったけど、ときめく以前に、人としてどうかと思う”
という相談を受けた。
その前に受けた恋愛相談でも、
”人として大事なところは大丈夫だから、きっとやっていけると思う”
と話をされた。
他、人づてに聞いた話も含むけれども
「俺は別に家事掃除が完璧にできるとか美女とか、特別な人を探しているわけではないんだ。。。ただ普通の女の人がいないんだ！！」
ということが、女の話題になっている。
普通の女がいない…。
じゃあ、その普通の女とは何なのか？？を話したいと思う。
普通の女の人とはどんな人なのか？
もしかすると、普通の女の人と言いながら、普通の女の人ではない特別な女のことを思い浮かべているのではないか？と思うかもしれない。
実際、日常の料理が普通に作れればいいと言われているのに、よく女性の求める料理のレベルは高級フレンチや料亭レベルと言われているではないか！
確かに料理が上手なことに無いが、ある程度頭のいい男性であれば、料理が上手であったところで、ストレスを溜めるような生活を強いられるのはまっぴらごめんだ・・・と思っていることを。
実際に家事は得意であるが、別居状態、仮面夫婦状態の家庭を見る機会が多かった20～30代がわざわざお金を優先してそんな冷え切った家庭を持ちたいとは思わない。
それなら少し余裕はなくても二人で家事をするほうがマシだと思っている。
それはさておき、男の求める普通を挙げたい。
・清潔感がある
・挨拶やお礼がちゃんとできる
・常識があり、人の目が気になるようなことはしない
・素直である
・人に気が使える
・計画性があり、全体のことを考えられる
・男尊女卑ではない
・話し合いができる
・尊敬できるところがある
・コンプレックスが強くない
・金銭感覚が合う
正直、他にも色々あるかもしれない。
でも一番重要な要素を挙げるとこうなる。
男はこれが【普通】だと思っていて、けれども、そんな女性が見当たらないとお互いに悩んでいるので、やっぱり【普通】ではないかもしれないと自覚はしている。
でも、最低これくらい人として大事じゃないの？とも思っている。
もし、ちゃんとできないところが有っても、言えば理解し、直そうと努力してくれることを求める。
もし、自覚がある人などはそのせいで過去の恋愛や人付き合いで関係がギスギスしたことが無いか思い出してみてほしい。
普通の条件を解説
俺が男なので、男の考え方を押し付けて、女性方を責めているように感じているなら申し訳ないが、そんなことをするつもりはない。
これが女子全員ではないことは事実だが、比較的自立していて、真面目なタイプの女子の感覚のようだ。
俺が聞いた、見た、会った女性の中で、これはヤバいというのをとりあえずピックアップしてみる。。。
・清潔感がある
清潔感が無いというもっと詳細なことを書く。
例えば、
・バッグの中が汚い
・お風呂に入らない
・フケが多い
・歯を寝る前に磨かない
・何日も同じ服を平気で着る
など。
完全に生活習慣によるところばかりで、一番直しやすい。
フケなどは、皮膚の病気だったり、シャンプーが合わないなど肌トラブルなので、それ用のものを使うなどしてほしい。
結局は、普段から自分に関心が回っているかどうかの判断にもつながるので、自分の身なりに関心がない男性が他人に気を使えるとは思えない。
・挨拶やお礼がちゃんとできる
これも昔からの親の教育？という気がするが、そうでなくても社会人になれば恐らくやっていることだと思う。
そもそも、他人や外出先の店員に言えるかどうかも気になるが、付き合ってても全然ありがとうを言わない人をどう思うのか？
何かしてあげても「うん・・・」ってなにだよ。。。
・常識があり、人の目が気になるようなことはしない
偶に当然のように電車の中や飲食店でメイクしたり、酷く飲んで酒癖が悪い人のような、行動がいい加減な人がいるが、大抵ろくでもない女だ。
学生でもドン引きだが、大人になってから酒癖が悪い人は二面性があるか、自分のコントロールが上手くできていないんだろうと思う。
・素直である
人に言われたことをひねくれて解釈する人は仕事上でも存在するのだが、普段の生活でも自分のプライドなのか、責められていると思って投げやりな返事をしたり、拗ねてしまったり、そんな人は困る。
別に付き合う気があるから、言っていることや、どうしても理解できなくて言っているのにも関わらず、何か指摘した途端、昔のことを引き合いに出しで逆ギレする人とはついていけない。
昔、付き合っていた人と料理をしていて「にんじんはそんな切り方しないよ？」と言ったら、「あなただってあのとき・・・」と逆ギレして違う部屋に行ってしまった。
後で「なんで途中で放り出したの？」と言ったら「責められたから」ということで泣いていた。
仕事でも注意すると辞めるからということで、やさしく教育する職場が増えているが、打たれ弱すぎ。
・人に気が使える
自分一人での行動になれているのか、一緒に何かしようとする時に
「こうしようか？」「こうしてほしい」という提案や希望が言えない人が増えているように思う。
相手が何考えているかなんてわからないし、聞けばいいことだと思う。
だけど何でも「察して」と思いすぎて、自分からしてほしいことがいえない人も多すぎだ。
なんでも察せるのなら超能力者だ。
これは完全に男の感覚だが、してほしいことはきっちりいわないと逆の行動をしてキレられるのだから、少しは推測して「（きっと何してほしいかわからないだろうから）これをしてほしい」と主張してほしい。
・計画性があり、全体のことを考えられる
寒い中外出するとわかっているのに素足でくる…という人の話をされてびっくりしたのだが、そういう時に黙ってズボンを貸してくれるとでも思っているのだろうか。
寒いのが苦にならない人も確かにいるが、寒いとわかっているのだから寒さ対策をするほうがいいに決まっている。
特に遠出をする時や車で長時間運転する場合など、途中でパーキングに寄ったり、体調が悪くなったりしないかなど、予め考えるものだと思っていたが、行き当たりばったりなのだろうか？
何度か遊んだり、デートする時にでも、その計画性や選択肢の多さは見られている。
知人に寒さ対策に詳しい人がいるなら、そういう人から聞いてでも、外出するときの格好を考えた方が良いと思う。
この時に寒さ対策をするアドバイスとしては、そもそも自分が少しでも寒くないなと思う格好をすること。
自分が寒い格好を選んだら寒いのは当たり前なので、寒さ対策を予め考えておくのが大事だと思う。
・女尊男卑ではない
最近増えてきているのが女尊男卑の人。
付き合う前は分からないことが多いが、付き合いだすと女であることに拘っているところがある。女だからと奢られることが当たり前と考えたりなどだ。
正直これに関しては、周りにそういう考えの女性が多いからのような気がする。
・話し合いができる
これがかなり、男の話題の中で上位を占めているのだが、そもそも話通じない女性多すぎじゃないか？ということ。
正直男同士の話も一方通行で通じないというか、愚痴の言い合いになっているところはあるが、共感することで、理解度を確かめ合うところがある。
女性との会話になると、ちゃんと話せる女性は
・話を聞く
・分からないところは質問する
・相槌や意見を言う
これらができている。
しかし、そもそも話がうまくできないし、コミュ障な割に自分の話ばかりしたがる人がいるが逆効果だ。
男は自分の考えに共感を持ってほしいと思っているし、話を聞いてくれる相手にこそ心を開く気になる。女性もそうかもしれない。
受け身で何も言わずに女性らしいところを見せたり、話が苦手だから話してほしいと思うなら、なおさら相手のことを聞く方がいい。
だが、尋問やお見合いかのように聞く人が多くてびっくりすることがあるのだが、一方的に聞くというのは問い詰められている気持ちにしかならないので、自分の意見や体験を交えて話すことが大切。
「最近珍しく○○に行ったんだけど、○○とか行くの好き？」
といった感じでだ。
自分の情報を公開しつつ、相手から聞き出すことが大事。
・尊敬できるところがある
それは自慢することではない。見る人が見れば、その人のいいところはちゃんと映っている。むしろ、普通にしていて、自分のことをバカにする人とは付き合わなければいいだけだ。
むしろ「自分はこんなにできるんだぜ、こんなに頑張ったんだぜ」って人の方が端から見てイタイ。
何も言わずに努力を見せていたらかっこよかったのに、それを自慢しだすなんて。むしろ黙っている方が見ている人がちゃんと褒めてくれるので信じて待っていてほしい。
・コンプレックスが強くない
胸が小さい女の人というのがよくあるコンプレックスの典型だが、学歴、天パ？、毛深さ、肌荒れなど色々コンプレックスを感じているところはあるもの。
しかし、それを気にするあまり、神経過敏になっている人を見かけることがある。事実、同い年のちょっと年収のある女性に「クセッ毛なんだね」って話の途中で挟んだ一言でムスッとされた。
「天パは良いけど、くせ毛とかやめろ」ってことだったが未だにその違いが理解できない。
胸が小さいとか肌荒れとか意外と許容している女性は多いもので、むしろ問題はそこではなく、過剰にコンプレックスを感じていることがこちらに伝わるとその後の対応が気まずいからやめてほしいのだ。
それでなくても、馬鹿にされたくないという意識が強い女性は多いが、そのコンプレックスに触れると地雷爆発が確定しており、いつ、どんな時に地雷と直面するか分からないので、怖いと思ってしまう。
だから敬遠されるし、関わりづらいし、苦手意識を感じるから、付き合いたくない。
むしろ、笑って済ましてくれるくらい、器の大きい女性がいい。
何かこれから自分にとって嫌なことや、酷いこと言われたということが有っても、一緒に笑って忘れてくれそうだし、楽しく過ごせそうだ。
・金銭感覚が合う
Twitter上のSさんが奢られなかったことでキレられたという話でびっくりしたが、奢られなかったことでそこまで躍起になることではない。
女性の社会進出で会社で働いている人が増えたのだから、低収入の男性が奢らなかったからといってキレるのはどうかと思う。
中にはコンビニでうまい棒のお金すら出したことがないという人がいたというが、それはさておき。
お金の使い方が細かいのは悪いことではないが、何に対しても財布のひもが固い人は男性と付き合うべきではない。余計な出費をするのが男性だし、趣味なんて不経済でしかない。よくわからない首が73本もあるフィギュアなんて、全然合理的ではない。
だけど、真面目な男性は比較的自分の金銭管理くらいちゃんとしている。むやみに出費して飲み歩いたり、家賃や光熱費を滞納することもないので、そんな人なら、真面目に付き合って、自分の方が稼いでいるなら、ご飯台くらいは割り勘してもいいと思う。
それで喜んでくれて付き合いも円滑になるなら、役立つ出費なのでは？と思う。
それよりも意味がないのは、たまにいいプレゼントをするなど。
小さくてもコンスタントな喜びを大事にするので偶にいいことをするよりは、日常的に何か喜んでもらえることをした方がいい。
なんで普通の女の人がいないのか？
仕事しているはずなのに、何故か普通のことができない人が増えているのは社会的傾向もあると思う。
失敗を恐れる文化と言われるように失敗を恐れて恥をかくことを恐れる。正直男も同じだ。
だからこそ、デートの前にはソワソワしたり、いろんな友達に相談したり話をすることで、何かのイベントに備えていることが多い。
一部、社交性が高かったり、付き合いが広い人はデートなどは得意かもしれないが、上記全部に当てはまれるかは分からない。
別に異性の知り合いや、兄や弟にでも相談すれば解決できそうだが、プライドが高いなどの理由で相談できない。
（プライドが高いと言うよりは、素直に聞き入れられない人かもしれない）
職場で怒られることに耐えられない若者の話が話題になることがよくある。
人のアドバイスが聞けない。
それらが恋愛や恋愛以前の人付き合いにギスギスした関係を作りだしている。
自分の弱いところや、コンプレックスを突かれたくないあまりに、自分のことばかり喋り、威張り、自慢し、謝らない、理解しない、自分の保身ばかり考えて相手のことを考えない。
そんなところだと思う。
私は以前から思っているのだが、育った環境が原因だと言い訳している人はかなり多い。
確かに環境による差はどうしようもないが、それ以降の自分の気づきの方が大きいと思っていて、自分で自分を省みたり、言われたことを素直に聞くことをしなさ過ぎるのではないか。
男女ともにそういう人は存在するが、それで魅力的に見えるわけがない。
大抵のコンプレックスの肥大化は以下のような流れだ。
・親や学生時代の先生や同級生に馬鹿にされたり、理不尽なことで怒られたり、責められた記憶が残り、反省の様子（落ち込んだり泣いたり）を見せないと許してもらえなかった。
↓
・以後、何か怒られたり、何かを失敗するとすぐに自己否定して、自分が悪いという様子を見せないと、怒られたり、怒鳴られ続けると思っている
↓
・でも実際は、怒られた原因の解決よりも、怒られることが怖くて、原因解決する方向に頭が回る癖がない。
↓
・怒られていない時でも、責められていると思われて辛くなる。
↓
・学校や職場をやめる。
現実は、もちろんそういう意味の分からない親や上司がはびこっているのだが、あたりまえのように怒ったことに対して考えて、行動することを求めているだけだ。
そりゃ、ミスが大きければ腹は立つが、注意を聞いてもらえて成長してくれたらいいことだ。
本当のところは、怒られたら落ち込んだり、泣かれるよりも、同じことが起こらないように考え方を変えることや、行動を変えることの方が重要なのだが、
それよりも「自分を否定された」「嫌われた」「そんなこと言ったって…」と思っているから逆切れしたり、拗ねたりするのだ。
正直、俺も気持ちがいっぱいいっぱいになっているときは、逆切れしていることがあるから完璧とは言えない。でも、ちゃんと自分の思い詰めている気持ちと向き合えば解決できることだ。
少なくとも、棘を周りに出してガードしている人に近寄るのは難しい。
そのうえで、ちゃんと相手のことを見て行動できる思いやりや、協調性が大事なのではないかと思う。
あとがき
この文章は
恋する以前に普通の男がいないという悩み
を逆の立場で書いてみた。しかし書いた結果、「女性と男性」を逆にしたらほとんど変えるところがなかったということだ。化粧やコンプレックスの部分のような女性特有の部分は後述する参考を元に変えた。
元の文章の人の「普通」の水準が高いといった話もされているが、そもそも「普通」なんていうものが幻想だということ何だと思う。普通の人なんていないのだ。それぞれいいところも悪いところもある。それが人なのだ。それなのに「普通」という水準を勝手に作って、それを満たしていないから「男性は駄目だ」という結論に至っている。要するに、独りよがりな文章だ。
□ 参考
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フリーランスをしていますが病気で働けないことがあります。記事がなにか琴線に触れたら支援いただけるととてもうれしいです。