学校教育課程論(中・高)
【1】中学校あるいは高等学校における教育課程の基準や原則的事項について論じなさい。
【2】今回の改訂された新学習指導要領(中学校:2012 年、高等学校:2013 年施行)の特徴について、中学校あるいは高等学校いずれかについて、具体的に論じなさい。
【3】学習指導要領が新たに改訂された背景として「学力低下」をめぐる問題が指摘される。中学生あるいは高校生にとって求められる学力とは何かについて、新指導要領にそって論じなさい。
【4】学習指導要領の変遷を見たとき、1958 年の改訂によって学習指導要領の性格は大きく変容した。その内容について、中学あるいは高校を例にしながら述べなさい。
【5】新学習指導要領では「総合的な学習の時間」を削減し、教科時間の増加がはかられている。その背景について具体的に論述しなさい。
【6】新学習指導要領で「基礎基本の確実な定着(つまり基礎学力)」をはかる指導方法にはどんな工夫が必要か。中学校あるいは高等学校における授業を想定して具体的に論じなさい。
【7】学習指導要領など教育課程の今日的課題について、具体的に論じなさい。
【1】中学校あるいは高等学校における教育課程の基準や原則的事項について論じなさい。
1.教育課程とは
学校教育の目的や目標を達成するために、
教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において、
総合的に組織した学校の教育計画である
学習指導要領は学校教育法施行規則の規定を根拠に定められる(小、中、高、特別支援学校など)学習指導要領を基準として、教育課程は編成される。
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