複雑な思いを抱えながらも、いよいよ2023-2024シーズンがスタートしました。なんだかんだ言っても見れば感動します。
今シーズン、驚きの人事が明るみになりました。
ダンスチームのコーチは誰がやるのか？とファンの間では話題になっていた中、動画がアップされるとコメント欄は騒然となっていました。
それは…　プラスサイズダンスチームであるハニービーズを一躍人気者にしたカリスマ的コーチが、昨シーズン大不評に終わったダンスチーム、スティンゲッツのコーチも兼任していたのです。

コーチの采配でこんなにも違いが出ます？というほど、見事な変化。
まず、メイクは最新のセンスを取り入れるアーティストを再び採用。
一気に垢抜けた印象になりました。
そしてコスチュームにしても、ブラックカルチャーに疎い私の目から見ても洗練されたと感じるものに。
一瞬で、かつてのスティンゲッツを復活させました。

また、フィールドショーの冒頭では、スティンゲッツの上級生５人が爆音で入場するバイクの後ろにまたがりド派手に登場。
このコンセプトがどんなものなのか解明はできなかったけど、インパクトとしては充分(笑)
そんなフィールドショーの動画を貼っておきます😊

また、去年堅物コーチの判断でオーディションに落ちた大人気の女の子も復活。
もうこれは、「昨年は悪夢でした」と断定したような印象を与え、指導者の演出等によってこんなにも変わる事に恐さすら感じました。
運とタイミングによってその評価は、酷評にも、称賛の嵐にもなる…
大学生の部活動としてはなんともしんどいものだな…と。

そして冒頭では感動したと書きましたが、正直ガッカリな気持ちも拭えませんでした😑　いつも同じカメラワーク…通常のショー展開。そして今シーズンもドラムメジャー陣に焦点を当てる気は無いと感じざるを得ない空気…

でももうこれがこのバンドなんでしょう。そう納得させるしかない。

ダンスチーム同様に、ショーの構成を担当している人が変わったら、まったく違う雰囲気になる可能性もあるんだろうな…。
今の構成は、昨シーズンの途中から固定してしまったので、きっと今シーズンの終盤にはマンネリ感を抱く事になるでしょう…

また話をぶり返しますが、４シーズン目に突入したベテランヘッドドラムメジャーや、ドラムメジャー陣にスポットを当てない演出。
これも推しに原因があるわけではなく、単にタイミングの問題です。
推しが大学生として所属している間の運営陣の方針でしかない。

思えば、推しはある意味、タイミングの運からは見離されがち。

高校時代のバンド活動も、推しが高校生になるだいぶ前には、立派なユニフォームがあったのに、学校の資金難からジャージでのパフォーマンスになってしまったり、卒業間際にはパンデミックの影響で学校が閉鎖され、卒業式もかなり簡略したものになってしまった。
当然、卒業間際に行われるのが恒例だった、体育館で行われるラストパフォーマンスも中止。
そして大学入学後もしばらくはリモート授業がメインで、バンド活動も休止状態…

ファンとしては、推しには最高の活動＆活躍をしてもらいたいと願ってしまうから、このような不運ぶりはもどかしくてたまりません。

でもこの推し活を通して感じたのは、そう映画みたいにうまく行くものでは無いという事。
私は推しに『物語の主人公』として期待してしまうけど、あくまでも普通の大学生なんだという事は常に頭に入れておかないと…
不運には淡々と対処し、与えられた環境の中でベストを尽くすだけ…という、推しの姿勢には改めて頭が下がります。

たかが推し活、されど推し活…(笑)
２年前、動画を見ただけで喜んでいた頃が懐かしいです。
そろそろ初心を思い出すタイミングなのかもしれません😅