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家を出るということ

どうもこんばんは、最近親知らずを抜いて顔がぱんぱんまんなうめやまですよ〜。噂に聞いてた親知らずつらいは真実だった、仲間が欲しいよ…。

さて、タイトルにもあるように今度家を出ることとなりました。お付き合いをしている彼と一緒に暮らすことになったからです。
家がすぽーんと決まりそれに伴って引っ越す予定もすぽぽーんと早まりもうてんやわんやな毎日ですぽぽぽーん。

去年の10月に彼と一緒に暮らそうかという話が出てからというもの、彼との暮らしに思い馳せてわくわくにやにやして生きてきたわたし!
未来を考えると毎日が楽しくて楽しくて、自然とスキップしてたわたし!!
一緒に住むまでに痩せて、惚れなおしてもらわなきゃなー!なんて思ったまま実現できていないわたし!!!

まぁそれは置いておいて、住む家が決まり、家を出る日も決まった今わたしのこころは
いろいろな感情で揺さぶれてガクガクブルブル!!!!これからどうなっちゃうのーーー?!?!!☆♪♯♬
みたいなマンガの次回予告みたいなことになっています。マジです。

わたしは今住んでいる家でうまれ、育ち、今に至ります。
家はおじいちゃんが建てたもう築50年は経っている木造二階建て。家は田舎の更に田舎にあって周りは田んぼと畑ばっかり。車がないとどこにも行けないし、唯一通ってる電車は遅延や運休ばかりの電車。
そんな生まれ育った町を、家を、出るときがもうすぐ。

高校生や大学生のころに、いつかはこの町や家を出て暮らすんだろうなってなんとなーく思っていたことが現実となる今、わたしは毎晩毎晩さみしくて泣いています。

いってらっしゃいとおかえりを言ってくれる家族が、
父の作るおいしい野菜が、
母の作るおいしいご飯が、
家でだらだらとおしゃべりできる幼なじみやこころの友が、
おじいちゃんと一緒に見ていた季節で移り変わる庭の景色が、
部屋に差し込む月明かりが、
家の周りに明かりがなくてよく見えた星が、
田んぼで大合唱をするカエルたちが、
みんなみんな当たり前だったことが特別になる。考えれば考えるほど、自分がいかにしあわせに暮らしているかが身に染みます。

でもその逆に今まで特別だったことが当たり前になっていく。
彼とのおはようおやすみが、
一緒につくるごはんが、
帰りの電車の心配をしなくなることが、
ふたりのこれからを考えることが。

毎晩毎晩考えていたら、どっちがいいかなんて比べることはできなくて、特別になることも当たり前になることも全部わたしにとって大切でだいすきなことばっかりだって気付きました。
環境が変わったとしても結局はそれを自分がどう大切にしていくか、なんだろうなぁ。

それをわかってもなお今日もきっと泣くのだけれど、それは悲しくてじゃなくてしあわせだなぁって思って泣くのです、今のこの気持ちを忘れないために泣くのです。だから、うん、きっと大丈夫。

昔錦戸が「大人になるってどーいうこと?」っていう歌詞を歌っていたんだけれど、今ならそれに答えられるかもなと思うわたしなのでした。

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