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片道2時間は近いのか遠いのかについて

どうもこんばんは、うめやまです。
最近やっと梅雨入りをしましたね。いよいよ6月だ!梅雨は嫌いだけれど、6月は彼と付き合った記念日があるので6月はすきです。人間そういうものよね。

さて今回のテーマは片道2時間は近いのか遠いのかというテーマです!
なぜ2時間かというと、わたしの家と彼の家までの道のりがどうやっても2時間はかかるからです。めちゃくちゃ私的ですがお付き合いいただけるといえーいって感じです。
まぁ電車の時間だけで2時間かかるので、駅までの時間と駅からの時間を加えるとまた30分以上かかるのだけれどこの際それは置いておいておきます、私的の道を行きますので。

道のりを簡単に説明すると、茨城の田舎のわたしの家から最寄りまで車で約15分(最寄りじゃないというツッコミは受け付けておりません)→電車で都内まで1時間くらい→私鉄で東京郊外まで快速で40分くらい→彼の家まで徒歩約15分くらいです。乗り換えは私鉄に1回と都内まで行くのに乗り換えたり乗り換えなかったりで多くても2回。1回で乗っている時間が長くどちらの駅も都内から離れているので、ピークの時間じゃなければほぼ座れるので体力的につらいということはない。

で、最近疑問に思ったことが今回のテーマ、片道2時間は遠いのか近いのかということ。
世の中には遠距離恋愛という言葉がありますよね。イメージとしてBGMにドリカムの大阪LOVERを流しておきましょう。大阪にいる彼に会いに彼女が通い、「東京タワーだってあなたと見る通天閣には敵わへんよ」という歌詞が秀逸すぎるあの歌です。東京と大阪って本当に遠距離だなと思いますよね。だって関東と関西って分けられてしまうくらいだもの!出汁で揉めるんだもの!
さてこの歌のように東京と大阪の遠距離恋愛だとすると、東京から新大阪まで乗り換えのない新幹線で片道2時間と30分。

あれって思わないですか、そうなんです。時間はわたしたちと同じさほど変わらないのです。(今調べてみて自分でも驚いた。)
でも時間は同じくらいでも、わたしたちは遠距離恋愛だと思ったことはないですし、周りにも遠距離恋愛だねなんて言われたことはありません。じゃあこの差ってなんなんだろう?

まず、交通費の金額。わたしたちの場合は片道1,300円ほどなので往復だと2,600円。対して大阪ラバーカップルは片道14,450円なので往復で28,900円。新幹線高すぎ…これだけで会いに行くことにお金というハードルがありますね。
次に距離。わたしたちお互いの最寄りの距離65㎞に対して東京駅から新大阪までの距離、実に491㎞。遠すぎかよ!!!!新幹線凄すぎかよ!!!!!!そりゃあお高いですよね!!!!ごめんなさい!!

ここまでくるともはや比べていること自体が恥ずかしくなりますが、大阪ラバーカップルと比較してみて、遠距離恋愛というのは会いに行くのに時間とお金がとてもかかるというのが定義なのかな、とわたしは思いました。あと大阪ラバーカップルって字面、昭和の匂いがすごいね。
そしてそもそもの疑問、片道2時間は遠いのかということ。
結論は、遠くもあるし近くもある。
待って!これだけ長々とやって結局それかよ!!と思わないでください。これにはちゃんとした理由があります。

昔高校生の時、好きな人と違うクラスになった友人が言ってたんです。「物理的な距離は心の距離だ」って。その時のわたしはそうなのかなーくらいにしか思いませんでした。でも今はそれもそうかもしれないけれど、それよりも「心の距離は物理的な距離」だと思うのです。

わたしは彼とお付き合いをしてから今まで、数え切れないほど何度も何度もさみしくて泣いてきました。わたしはすぐに会いたくても会えない距離にいることの一番つらいことって、誰も悪くないということだと思っています。
誰も悪くないのにさみしさに耐えられないとき、相手に当たってしまうということがあるのです。当たったって距離は変わらないのにね、わたしもよくやってしまっていました。彼ごめん!!!!
それでもわたしは「今すぐ会いに来て」なんてよくあるドラマのようなことを絶対に言わないということだけを気を付けていました。それに彼もできないことを絶対に言わないので、突然今から会いに行くよなんて言われたこともないです。
でもその代わりにお互いにその時の気持ちを我慢することなく素直に伝えるようになりました。
どれだけさみしくてもすきというたった一言で心は満たされるし、ふたりでさみしいねって言い合えばそれはしあわせになるって気付きました。
つまり実際に会いに行くまでの距離が近かろうがどれだけ遠かろうが、心の距離が近ければ実際の距離なんてなんてことないのです。大切なのは心の距離だと思うのです。

わたしは彼に会いに行く電車がとてもすきです、たとえ2時間かかっていてもほんの5分くらいに感じるのです。逆に帰りの電車が一番嫌いです、2時間しかかからなくてもそれ以上に感じるからです。要は心の持ちようでもあるのです。

もうすぐ彼と付き合って4年が経ちますが、彼に会いに行く電車は今でもドキドキわくわくで見るからに浮かれています。浮かれポンチの生き字引になれると思う。
でもそれも、もう少しで終わりの予定で。それはそれでさみしいなと思うあたり、やっぱり人間ってそんなものよねと思うわたしなのでした。それでは、また!

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