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そんなこと意味ないとは言わなくなって。

仲間がいるって心強い。

わたしは昨年夏ごろから、色々なところで、「それいいね、やってみるといいんじゃない」と言われる一方で、「やりたいことがよくわからない」ともいわれてきた。

わたしのやりたいことはシンプルだ。女性の働き方を変えたい、それだけだ。本気だ。このままじゃいけないと思っている。

そして、今わたしは、明後日11日㈭の講演会の資料作りをしている。

もっと走っている予定だったけれど、そうは問屋が卸さなかった。人間って、どうやらそれほどタフではないらしい。

昨夜、クラファンが始まった11月17日以来、はじめて熟睡できた。

なにがそれほど自分の脳にプレッシャーをかけているのか、なかなかわからなかった。顔出ししたからだろうかと思ったり、忙しすぎたからだろうかと思ったり、締め切りが多すぎたからだろうかと思ったり、反対意見が多すぎたからだろうかと思ったりしたけれど、わからなかった。

元気なのに、夜の睡眠の質が悪すぎる。

こんなことでは遠くまで行けないと、迷いつつ、一旦急ブレーキを踏んで止まる決意をした。止まったらもう動けなくなるかもしれないと思ったけれど、せっかく勢いがついているとも思ったけれど、あえて急ブレーキを踏んでみた。

結果、それはわたしの健康にはすこぶる良かった。


そうはいっても、日々残務処理には今も追われている。

やることはまだまだ山ほどある。

けれど、わたしの中では、急ブレーキを踏んだ気がしている。それほどわたしは突っ走っていたのだった。


立ち止まれたのには理由があった。

仲間が出来たから。それは、わたしが立ち止まっても去って行かない確かな仲間だ。クラファンで出来た仲間だ。

それから、わたしは自分が最も元気に動ける方法を知っている。

それは自分の心が元気であること。そして、幸いにもわたしの心は今とても元気だ。

次に、わたしが元気に動ける方法は、身近な人が応援してくれること。

それが今叶っている。

女性の働き方を変えたいというわたしの活動を身近で応援してくれているのは、まさかの夫だ。それがなんとも心強い。彼は仕事中心で生きてきた人だ。その彼が、わたしの活動を今静かに見守ってくれている。

かつては絶対に誘っても行かなかったような場所に、誘うと行くようになっている。この大きな変化を一番知っているのはわたし自身だ。

10月、絶対に断られると思ったエイミーさんの出版記念会に夫がまさかの「行くよ」といった。

これには驚いた。


そして、先日の東京大学駒場の「難民映画祭パートナーズ&トーク」に誘うと、

「あゝいいよ、行くよ」

と返事が返ってきた。

驚いた。

そんな人だった???と驚いた。


夫は変わった。この変化は、20年前には想像すらできなかった。

夫は今はもう、そんなことは意味ないよとは言わない。意味があるか、ないか、やってみなければわからないというわたしと恐らく同じ考えなのだ。やってみなければ何事も分からないとわたしは思っている。一つだけ、やらなければ、なに一つ変わることはないということだけは分かっている。

30年以上暮らしてきて、こんな風に変わった夫にわたしは今本当に支えられている。

眠れない夜を一カ月弱過ごし、再び自分に平和が訪れた。

今、わたしには仲間がいる。

しかも、こんなに身近に日々の奮闘を見ていてくれる仲間がいる。身近な人に理解してもらえるってことは、それだけで力になる。身近な人も巻き込めないようでは誰も巻き込めないしね。

だから、これからしっかり動いていこうと思う。

何事もやってみなければわからない。それだけは確かだ。だからわたしはまたエンジンを掛けて、日本の女性の働き方を絶対に変えるぞと思っている。本気だ。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※第2回~5回までの国際文化会館での講演会のお申込みの受付を再開しました。皆様のお越しをお待ちしております。

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