解体海書 【急騰の書】



本noteでは急騰後の押し目を拾い、大きな値幅を狙っていく、

【急騰銘柄の勝率をとことん高める】急騰押し目パターンの鉄板攻略手法

を紹介していきます。

まず、皆さんはエントリーと利益確定の理由を説明できるトレードができていますか?

本noteでは急騰後の押し目としてのエントリーポイントと利益確定の方法について具体的に書いています。このnoteを学ぶことで、あらかじめ損切りと利益確定の位置を想定してエントリーできるため、今まで短期需給や時間軸がブレて分足に振り回されていた人にとってリスクリワードが良いトレードが身に付く手法となっています。

このnoteを読めば

  • 利確するべき急騰or乗っていくべき急騰が見極めれる

  • 同様のパターンが来た時に確信を持ってトレードできる

  • 上値が重いor軽い時が視覚的にわかり、利益確定の基準が明確になる

  • リスクリワードが良いトレードができるようになる


急騰時に焦ってエントリーするのではなく、急騰後の押し目を狙う手法なので、場中を見ることができない兼業投資家の人にも有用な手法となってます。
実際、私自身もこの手法によって8ヶ月ほどで損益80%ほどプラスにできています。

この手法でみなさんのトレードが再現性のあるものに変わります。



1. 急騰の見極め方


1.1 急騰押し目を狙う理由


値幅が狭いレンジで動いていた株の出来高が急に増加して急騰した銘柄を見たことがありませんか?

それらの銘柄の内、ボリンジャーバンドがスクイーズ(値幅が狭い)した状態からエクスパンション(幅拡大)した銘柄は上昇トレンドが確定します。

端的に言うと、上昇後の押し目となるところを狙い、本格上昇となる直前のポイントを狙うのが本手法です。


エクスパンションの定義は『ボリンジャーバンドの値幅が拡大した状態』なので、定量的な定義はありません。
また、スクイーズはボリンジャーバンドの値幅が狭くなり、絞られている状態を指します。
シンプルに元々の狭いボリンジャーバンドの幅(スクイーズ)から+3σが上に向きになり、元々の幅より大きく広がった時がエクスパンションしたと判断してください。

また、下落トレンドを続けてきた銘柄の場合はスクイーズ→エクスパンションで上昇した銘柄はいわゆるエリオット波動の1波に相当することもあり、1波の上昇をした後は利益確定による2波の下落が起きます。

その下落の押し目を狙うことで最も大きな波になる3波を狙うことができます。


1.2 急騰の見極め方(利益確定するべき急騰)


では、急騰した時に上昇トレンドが確定したか、利益確定するべき急騰かを見極める必要があります。

見極め方はシンプルで、株価が急騰した場合はボリンジャーバンドを見ることで上昇トレンドが確定しているかの判断ができます。

まず、利益確定するべきパターンから紹介します。

黄色○で出来高つけての大陽線で上昇

上のように、ボリンジャーバンドの+3σまで上昇しているがボリンジャーバンドが急騰前と比較して元々の幅より大きくエクスパンションしていないので上昇トレンドが確定していません。

同様に、

黄色○で出来高つけての陰線で上昇


このチャートも上昇はしてますが、ボリンジャーバンドがエクスパンションしておらず、元の株価水準まで戻ってきています。

つまり利益確定する時は「急騰したときにボリンジャーバンドがエクスパンションしていない時」と覚えておいてください。


1.3 急騰の見極め方(上昇トレンド確定)

次に急騰することで上昇トレンドが確定したと判断できるパターンを紹介します。

これは利益確定する場合と逆で、急騰した時にボリンジャーバンドがエクスパンションした場合となります。

例を挙げていきます。

エクスパンションして確定する

上のチャートでは急騰した日にボリンジャーバンドがエクスパンションしています。また強く上昇トレンドに転換したと確信が持てる理由として、大きい出来高で陽線引けしてエクスパンションした点です。このようなチャートではエクスパンション時の買いの出来高が非常に多く、上昇トレンドが確定します。

また、必ず意識するべきなのは株式市場が引けてからでないと日足が確定せず、エクスパンションによる上昇トレンド転換が確定しないことです。前場だけでエクスパンションしたと思って早めに飛び乗ると高値掴みになりかねないので注意してください。

さらに、「スクイーズした状態からエクスパンションした」のが非常に重要です。
今までスクイーズで狭い株価レンジで方向感が大きく出ておらず、急騰によってエクスパンションしたことで狭い株価レンジが大きく広がったことで方向感が確定します。
ここは非常に重要なポイントなので必ず覚えてください!

2つ目の例です。

エクスパンションして確定する

このチャートも同様で、急騰時にボリンジャーバンドがエクスパンションしているため、上昇トレンドが確定します。

  • 大きい出来高でエクスパンション

  • 上昇前にスクイーズしている

ここで出来高の考え方について説明します。
まず、元々スクイーズしている時の出来高が普段の出来高と考えてください。大きい出来高は、普段の出来高よりも一段高とするイメージだけでOKです。
出来高が普段よりも大きいほどエクスパンションした時の上昇トレンドが確定します。
また、エクスパンションの時のローソク足は陽線、陰線どちらでも良いです。

3つ目は難易度が上がりますが、上昇トレンドが確定する急騰を見極める上で選択の幅が広がる方法です。


黄色○の日に上昇トレンドが確定した

このチャートを分析します。
ボリンジャーバンドのレンジ下側から2連続ストップ高で急騰後、黄色◯の前日ではあまりエクスパンションしていないため上昇トレンドはまだ確定していません。
つまりこの時点では黄色◯の日に利益確定の急落の可能性もあります。
しかし、黄色◯の日に利益確定の髭もありつつエクスパンションがさらに広がったことで翌日も継続して上昇する確率が非常に上がるケースもあるため、急騰後の数日の動きは非常に重要です!


1.4 急騰の見極め方まとめ

利益確定、上昇トレンドの見極め方をまとめます。

急騰した場合、利益確定売りをするかどうかの指標

  • ボリンジャーバンドがスクイーズからエクスパンションした 
      →上昇トレンド確定したのでホールド

  • ボリンジャーバンドがエクスパンションしていない 
      →利益確定売り

※「上昇トレンド確定はボリンジャーバンドがスクイーズ状態→エクスパンションした状態」
これらの特徴は相場の中で幾度となく起こるので必ず覚えてください。

チェックするのは

  • エクスパンションした時の出来高

  • 急騰前のスクイーズ期間


これから伝える本手法においては上昇トレンドが確定した銘柄になるので

ボリンジャーバンドがスクイーズ→エクスパンションした銘柄が手法の対象となります。



2. 銘柄選定の時のポイント

 
日足で急騰し方向感が出た後にエントリーするのが本手法ですが、銘柄選定を行うにあたって「強い上昇トレンド」になるかどうかを判断できるサインがあります。見ておくところのポイントは
「足の方向感の一致」
「スクイーズ期間」
「エクスパンション時の出来高」
の3点です。

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