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上野の森美術館「兵馬俑」展示

兵馬俑は、本当に、秦の始皇帝が作ったのかははっきりしないようです。

というのも、始皇帝の墓から少し離れている。始皇帝の死後、胡亥の時代に作られた説もあります。

今回は、春秋戦国時代が重なるのと、
キングダム作者等が繋がりのある研究者関係かな?で始皇帝 嬴政のした中華統一は、英雄か侵略か等のパネル展示があるようです。

実物の兵馬俑は見たことないので、行きたいですねー😆
中国行かないと見られないと思っていたので!

ちなみに、「項羽と劉邦」を読んでいますが、
遺言の偽装により、2代目 胡亥(こがい)という能のない王になってしまい、秦国は直ぐに崩壊してしまいます。

蒙家は最悪の最後を迎えることになりますし、本当は、長男 扶蘇(ふそ)が2代目になるはずでしたが、趙高の策略により自害に追い込まれます。

しかも、広大な国土ですから、楚の南部まではなかなか政策が難しかったのが伺えます。
始皇帝死後、
また戦国時代に突入です。

戦争のない国を作るために、中華統一を成し遂げた、嬴政。
しかし、それも、後世に血が流れる結果となってしまいました。

春秋戦国時代に夢を見た若者達と共に、
散っていった多くの命は重くて軽い。
その矛盾を現代の日本人は感じるかもしれません。

この展示では、未来に夢を馳せて、信じ、
必死に生きた人々の時代を感じてみたいと思いました。