ティッシュに埋もれた日々

猫、ごめんね。
泣いてばかりでごめんね。
毎日おやつあげられなくてごめんね。

普段は元気でも、なにかあるとぷつりと糸が切れたように涙しか出なくなるの。
それ以外何もできないの。
ごめんね、猫。

貴方は私を見ると尻尾まっすぐにして駆け寄っておかえり〜と言ってくれるのに、ソファで座ってると横に行ってもいいですかと尋ねてくれるのに、夜眠る前いつになったら一緒に眠れるの?と語りかけてくれるのに、ごめんね、猫。

何か嫌なことがあったわけじゃないの。
みんなが当たり前に出来ることを、私、できなかったの。
それがなんだかすごく辛かったの。
それがすごく辛かったの。

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