今日は私の大好きなバンド、THE BOY MEETS GIRLSの大好きな曲の話を。

先日のライブでも演奏された『卍ラーメンインザグルーブ卍』という曲です。

イントロからちょっと中華っぽい感じです。
歌詞に合わせて、食べ終わったラーメンをカウンターに戻してごちそうさま、という振りをみんなでする、楽しい演出もあります。
特に好きな歌詞が、サビの「ラーメン食べて 泣きてえことも 湯気になる インザスカイ」
インザスカイですよ、インザスカイ。

タイトル見てこれだけ聞くと、コミックバンドのおもしろ曲かと思いますよね。でもちょっと違うんです。曲はカッコいいし、歌詞も奥深い。

そして、ラーメンのこと歌ってる面白い曲に見せかけて、つらいときにそっと寄り添ってくれるような歌詞なんです。この曲を聴くと、嫌なこと泣きたいことも、みんな湯気になって消えてしまう気がします。周りに惑わされず、強く生きていける気がします。

昔、ボブ・ゲルドフがこんなことを言っていました。いつも何気なく口ずさんでいたキャッチーな歌。ある日自分が歌っていたことの意味の大きさに気づく。それがポップミュージックなんだと。
ボブ・ゲルドフのポップミュージックは、もっと社会的や政治的な意味を持ったものが多かったけれど、THE BOY MEETS GIRLSの曲も、ポップミュージックなんだと思います。

THE BOY MEETS GIRLSの曲は、他にも『アイスクリームポップスター』とか『SUSHI☆ZANMAI』とか、『おさるのジョニー』とか『スベスベマンジュウガニは静かに笑う』とか、食べ物や生き物の楽しい歌があります。
まず最初は、純粋に聴いて笑ってほしい。



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