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キャッチコピーの鮮度。


「コピーは生モノ」っていうのを、よく聞きます。


24時間戦えますか / 第一三共ヘルスケア

なんてコピーをこのご時世に出したらきっと、スーパーミラクル大炎上するでしょう。(あえて言うけど、このコピーは24時間働けという意味ではない。)でも1990年は、このコピーがCMとしてTVで流れていた。



テレビを消したー週間。 / 伊勢丹

テレビ離れと言われ、一人暮らしの若者の家にはもはやテレビさえない、今は正直響かない。でもテレビが茶の間の中心だった、1970年代だからこそ刺さった、まさに時代を写すコピーだなと思う。



このコピーたちはまさに時代を写した、生モノのコピーだ。鮮度のあるコピーって、こういうことなんだといつ見てもうつくしい。



一方で、消費期限のないコピーもあると思っている。



そうだ 京都、行こう。/ JR東海

1993年のコピーで、私よりも年上だ。(94年生まれです。)なのに、全然そんな古くささを全く感じない、すごい。何ひとつ、時代のことなんて謳っていない。でもだからこそ、26年経った今でも使われているんだと思う。



NO MUSIC,NO LIFE. / タワーレコード

そもそもこの言葉を、キャッチコピーと認識している人がどれだけいるんだろう(私は20歳までしてなかった)。でもこの言葉自体は、幼い頃から認識していた。広告の枠を超えて、万国共通で伝わっちゃうレベルの力がある。



鮮度のあるコピーと、消費期限のないコピー。どっちがいいとか悪いとか勿論ない。どちらもめちゃくちゃに素晴らしい。大尊敬。



キャッチコピーと言っても、いろいろなコピーがある。だからコピーは、人の心を動かす力があるんだと思う。



この時代だからこそ言えるコピーも、私が死んでも受け継がれるようなコピーも。

どっちも書けるコピーライターになるのが、いまの私の目標です。


やばたにえん!!!!!!!
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たんしお|コピーライター

海本 栞璃(うみもと しおり)/ PARK Inc.コピーライターhttps://parkinc.jp
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