【コピーライターmemo1】ひらがなと漢字のちょうどいい関係
"たのしい" と "楽しい"
このふたつは同じ言葉なのに、ひらがなと漢字じゃ読み手の受け取り方が全然ちがう。
ひらがなだと、なんとなく柔らかくてやさしい。漢字だと、大人っぽくて勢いを感じる。(超主観だけど。)
「ひらがなと漢字のバランスはすごく大事。漢字ばっかり使いすぎると、文章が頭に入りづらい。だからひらがなを上手く使える人は、文章も上手い。」
入社したての頃に教えてもらったこと。目から鱗が、ぽろんと落ちた。
ひらがなと漢字の関係性。何を伝えたいかで、バランスを使い分ける。
同じ文章の漢字の部分をひらがなに変えただけ。たったそれだなのに、読み終わった時の印象がすごい変わる。全然ちがう。
日本語っていいなと、その時に改めて思った。
その話を聞いてから、ひらがなをいっぱい使うようになって「なんか稚拙だなー」ともよく言われます。柔らかいと稚拙は、紙一重。(それがいい時も、もちろんある。)
使わなさすぎでも、使いすぎてもなくて、ちょうどいいバランスが大事なんだと、わかっちゃいるけど上手くいかない日々。
ちょうどいいが、一番むずい…。