暫くの間、他所にあげていたセットリストの掘り起こしを続けます。感想は当時のものですが、ここでは極力その時の文章のままで。

これは2015年11月に行われた小坂忠さんのライブのメモ。晴れ豆こと「晴れたら空に豆まいて」で行われたレジェンドだらけのホームパーティーのようなライブの記憶です。

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2015-11-20

昨日の小坂忠さん&フレンズのライブは、「前座」として、忠さん、鈴木茂さん、小原礼さん、kyOnさん、屋敷豪太さんの5人によるカバーからスタート。プロコルハルムの「青い影」とか、珍しいところではポリスの「every breath you take」などもありました。

で、忠さんが一旦退場し、替わりに小林香織さんが入って鈴木茂さんコーナー。「砂の女」「100ワットの恋人」「八月の匂い」「花いちもんめ」と畳みかける茂さん。小林香織さんは何回か観たことが有りましたが、(多分それほどリハしていないだろうに)このバンドとの相性の良さ、期待以上でした。

この後、小原礼さんと屋敷豪太さんだけ残り２人のデュオ「ザ・ルネッサンス」として２曲(+漫談的なトーク)をやって休憩。２部は全員で忠さんの代表曲(「機関車」「ほうろう」「流星都市」から近年のソウルコネクションの作品まで)をたっぷりと。

皆さんそれぞれに日本を代表するスーパーミュージシャンで、しかも古くからセッションを重ねてきた間柄ということもあり、とにかく演奏がリラックスしてるのにテンション高い...もう相反する要素をそれぞれ極限まで振り切ってて、それがとてつもなくかっこ良くて。2時間半以上、超一流ミュージシャンによるグルーヴ。最後のメンバーそれぞれのソロ回しが凄すぎでした。小坂忠&フレンズ、日本の宝。

終演後には小坂忠さん、鈴木茂さんにサインをいただきご満悦な自分。来年は忠さんの活動50周年でダージリン(佐橋佳幸さん、kyOnさん)仕切りでイベント計画中だそうです。

客席にはピーター・バラカンさんや、尾崎亜美さん、伝説のスタイリスト高橋靖子さん(ヤッコさん)のお姿もありました。東京の片隅の２００人ほどでいっぱいになる晴豆で、何とも贅沢な体験をさせて頂きました。小坂忠さん、鈴木茂さん、「フレンズ」の皆さん、ありがとうございます。

小坂忠&フレンズ
(19 Nov 2015 / 晴れたら空に豆まいて)

1st Set:
小坂忠+鈴木茂+小原礼+Dr.kyOn+屋敷豪太
01 People Get Ready
02 Georgia On My Mind
03 Bring It On Home To Me
04 Whiter Shades Of Pale
05 Every Breath You Take

鈴木茂+小原礼+Dr.kyOn+屋敷豪太+小林香織
06 砂の女
07 100ワットの恋人
08 八月の匂い
09 花いちもんめ

ザ・ルネッサンス(小原礼+屋敷豪太)
10 「愛のために」とか言っちゃって
11 バーディー


2nd Set: 
小坂忠+鈴木茂+小原礼+Dr.kyOn+屋敷豪太+小林香織
12 Hot or Cold
13 流星都市
14 ボンボヤージ波止場
15 Everyday Angel
16 ほうろう
17 機関車
18 I Believe In You
19 ゆうがたフレンド
20 しらけちまうぜ

encore:
小坂忠+鈴木茂+小原礼+Dr.kyOn+屋敷豪太+小林香織
21 What A Wonderful World
22 Birthday

小坂忠: Vocal, Guitars
鈴木茂: Vocal, Guitars
小原礼: Vocal, Bass
Dr.kyOn: Keyboards, Chorus
屋敷豪太: Drums
小林香織: Sax