Nintendo Switch版のリアルタイムバトル将棋のために様々なコントローラーを試しましたので、個人的な評価を書いてみます。この記事に書いてある物を全部買うと10万円程度かかります。ですので、これを読むと10万円節約できるという非常にお得な記事でございます。
有料部分は0文字です。

最初に結論を書きますが、次をお勧め致します。
・パッドが良い方：ポッ拳専用コントローラー
・アケコンが良い方：遅延が少なく自分で使いやすい物
・レバーレスアケコンが良い方：SmashBox

評価基準
星５点満点で評価します。
★★★★★　非常にお勧め。これ以上が見つからない。
★★★★☆　かなり良好
★★★☆☆　普通にプレイできる
★★☆☆☆　避けた方が良い
★☆☆☆☆　これを使うとハンデ戦
評価には筆者の主観も大きく入ってるのはご了承下さい。
ちなみに「プレイしやすい。速く、正確に入力できる」との観点のみで評価しており、価格は無視しています。大きさも無視しています。

パッド型コントローラー

まず、パッド型コントローラーからです。この記事の下の方ではアケコン、レバーレスアケコンにも触れてますが、パッド派の方はパッドで十分高速入力できます。

ポッ拳コントローラー
総合評価★★★★★

「ポッ拳」という格ゲー用のコントローラーです。パッド型ではこれ以上のコントローラーが見つかりません。
TV「いいすぽ！」のリアルタイムバトル将棋回で優勝して30万円をGetしたbozitomaさんが、本気を出す時はこのポッ拳コントローラーを使用しています。
第2回公式大会優勝で、この記事を書いてる時点でランキングボード1位のzibakuouさんも、このポッ拳コントローラーを使用しています。

ポッ拳コントローラーについては、次の記事で詳しく記述しました。

ゲームキューブコントローラー
総合評価★★★★☆

スマブラ用コントローラーとして利用している方が多いかと思います。
リアルタイムバトル将棋にはアナログレバー入力は不向きなのですが、ゲームキューブコントローラーのアナログレバーは例外です。8方向の切り欠きがあるため、8方向の入力を間違えにくいです。
右側の各ボタンも押しやすいです。
一点だけ気になるのは、Rボタンがトリガー状でストロークが大きい所です。リアルタイムバトル将棋ではRボタンを頻繁に使用します。ですので星を一つ減らしました。

純正Joy-Con ×2 + グリップ
総合評価：★★★★☆
結構良いです。
リアルタイムバトル将棋ではアナログスティック入力は使いづらいのですが、その下の十字のボタンでの入力が非常に相性が良いです。
普通のプレイヤーはこれで十分と思います。

Proコン
総合評価★★☆☆☆
リアルタイムバトル将棋にはダメです。アナログスティック入力が非常に使いづらいです。デジタル入力の十字キーも位置が悪く、高速操作に向いていません。
ただ他のゲームには良いので、他のゲームで使いましょう。

純正Joy-Con × 1
総合評価★☆☆☆☆
これを使ったらハンデ戦です。移動にデジタル入力がなくアナログスティック入力しかありません。リアルタイムバトル将棋で重要なRキーも押しづらいです。

アケコン型コントローラー

パッドを離れてアケコンも選択肢に入ります。

リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Nintendo Switch
総合評価★★★★☆

RAPは大型アケコンの中では安価です。大きくて場所を取りますが、大会で膝乗せ使用するには逆にこの程度の大きさがあった方が良いでしょう。
RAPのレバーは三和でもセイミツでもないオリジナルのHAYABUSA製で、感触が独特です。ただ、他のアケコン同様に合わなければレバーを換装する事もできます。

レバーレスアケコン

アケコンが選択肢に入るならば、"理論上最速"と呼ばれるレバーレスアケコンも選択肢に入ります。

SmashBox
総合評価★★★★★

（左下のJoy-Conは大きさ比較用です。結構大きいです。）
私はこれを使用しています。
SmashBoxはいわゆるWASDで操作できるので、HitBoxよりも習熟コストが低いです。
SmashBoxはGAMECUBE用コントローラーなので、Switchにつなぐには別途変換機も必要です。変換機も色々ありますが、第一選択肢は任天堂公式の変換機が良いでしょう。サードパーティーの変換機はつながらない物が多いです。
SmashBoxについては次の記事で詳しく記述しました。

HitBox
総合評価★★★★☆

（左下のJoy-Conは大きさ比較用です。これも結構大きいです。）
左手親指でのボタン操作（画像で一番下の大きい赤いボタンです）に慣れるまでの習熟コストがかかるので星を一つ減らしました。HitBoxは私が購入した時はPS4/PS用のコントローラーでSwitchに接続するには変換機が必要だったのですが、最近のバージョンではそのままではSwitchにも繋がる様子です（再度購入する訳にもいかないので未確認です）

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