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リアルタイムバトル将棋用に1押しSmashBoxの紹介

(無料で全部読めます)
以前に次の記事で、リアルタイムバトル将棋に最高のコントローラーの一つとしてSmashBoxを紹介しました。

筆者自身はこのSmashBoxを使用しています。
この記事ではSmashBoxについてもう少し詳しく紹介致します。


SmashBoxとは何か、サクッと説明します

SmashBoxとは、HitBox社が作成した、スマッシュブラザーズというゲームのための、Nintendo GAMECUBE用の、レバーレスコントローラーです。
・・・単語が色々出てきました。次の項から単語を一つずつ説明します。
1.レバーレスコントローラー
2.スマッシュブラザース
3.Nintendo GAMECUBE
4.HitBox社
(ご存知の部分は読み飛ばして下さいませ)


レバーレスコントローラーとは

レバーやスティックがなく、ボタンのみで操作するコントローラーを「レバーレスコントローラー」と呼びます。
ゲームセンター等で使用されるジョイスティックは、構造的にはレバーの根本に4つのスイッチが埋まっています。上方向のスイッチ、下方向のスイッチ、左方向のスイッチ、右方向のスイッチの4つが埋まっています。レバーを上に動かすと、レバーの根本の上方向のスイッチが入ります。それだけです。
レバーレスコントローラーは、レバーを取っ払ってこれらの4つのスイッチをボタンにした物です。ですので"レバーレス"コントローラーと呼ばれます。プレイヤーはレバーの代わりにボタンを操作します。
レバーで操作するよりもボタンの方が操作が速くできるので、このようなコントローラーが生まれました(速いといっても、操作に慣れるための練習は必要です)


スマッシュブラザーズとは

スマッシュブラザーズとは、任天堂のゲーム機で出され続けている大ヒット対戦ゲームのシリーズです。よく"スマブラ"と省略されて呼ばれます。
ゲームの正式名称は「大乱闘スマッシュブラザーズ ~」です。「~」はサブタイトルで作品毎に変わります。例えば、シリーズの最新作はSwitch用の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」で、通称は「スマブラSP」です。


Nintendo GAMECUBEとは

Nintendo GAMECUBEとは、任天堂が2001年に発売した家庭用ゲーム機です。ずいぶん古いゲーム機ですが、SmashBoxはこのGAMECUBEのためのコントローラーです。こんなに古いゲーム機用のコントローラーが今時発売されているのには理由があります。
GAMECUBEに、スマブラシリーズの一つ「大乱闘スマッシュブラザーズ DX」があるのですが、実はSmashBoxはこの「スマブラDX」のために作られたコントローラーなのです。
スマブラDXはかなり古いゲームではありますが、未だにプレイヤーに愛されてプレイされ続けており、今でも大会が開かれ続けています。そんな理由でSmashBoxが存在しています。

話を戻しますと、SmashBoxはGAMECUBE用のコントローラーです。
ただ、GAMECUBEはコネクタの形状がSwitchと違います。ですので、SmashBoxをSwitchに接続するにはコネクタを変換する機械が必要です。変換する機械も色々な会社が出していますが、特に理由が無ければ任天堂の純正品がよいでしょう。他社の製品はつながらない場合が多いです。


HitBox社とは

SmashBoxは、HitBoxという会社の製品です。社名にしているHitBoxという製品の方が有名だったりします。HitBoxもレバーレスコントローラーです。


SmashBoxの外観

上から見た所
SmashBoxはキーアサインの変更ができるのですが、筆者は次の設定にしています。
・赤い4つのボタンを上下左右
・右の白いボタンの3つをA,B,R

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側面
SmashBoxにはキーアサインを3つ登録できます。側面の物理的なスイッチでキーアサインの切り替えができます。側面にはその他、PCに接続するためのUSBの口等が付いています(キーアサインの変更にはWindowsのPCが必要です)

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ケーブルは着脱式になっています(画像は接続しています)

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SmashBoxをSwitchまでつないだ状態です
左から次の3つが繋がっています。[Switch本体] - [ゲームキューブコントローラー接続タップ](上で紹介した物)- [SmashBox]

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ゲームキューブコントローラ接続タップです。コントローラーの差込口が4つあります、

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Switch本体へは黒いUSBのみ指せばよいです。
ゲームキューブコントローラー接続タップからは、黒いUSBと白いUSBの二つが出ているのですが、白のUSBは振動の情報を伝えるケーブルです。リアルタイムバトル将棋では振動は不要なので黒だけ指せばよいです。

画像6


筆者がSmashBoxを選択した理由

筆者はアーケードゲームやPCゲームの方が経験が長く、パッドでの高速コマンド入力は得意ではありません。ですので、一時期はリアルタイムバトル将棋でも普通にレバーのアーケードコントローラーを使用していました。しかし、よく考えるとレバーのアケコンよりHitBoxの方が速く入力できるに決まってます。ただ、HitBoxは親指の位置にあるボタンに慣れるために練習コストがかかります。HitBoxは色々理由があって親指のボタンの位置をこの場所にしていますが、リアルタイムバトル将棋はいわゆるWASD操作ができれば十分です。また、筆者はWASD操作をPCで経験済みなので、新たな練習が不要です。
という事で、主に練習コスト削減のためにSmashBoxを使用しています。
整理すると、筆者は次の経緯でSmashBoxを選択しています。

パッドでの高速コマンド入力が苦手

普通のアーケードコントローラーにしてみよう

普通のアケコンよりHitBoxの方が速いよな

HitBoxよりSmashBoxの方が練習コストが低くて済むな


SmashBoxだと音ゲーの楽しさが加わる

実は、SmashBoxでリアルタイムバトル将棋をプレイすると、ゲームに音ゲーの楽しさが加わります。
重要局面で、駒のクールタイムのカウントダウンの・・2・・1・・0に合わせてボタンをだだっと入力する様がほぼ音ゲーなのです。音ゲーはタイミングに合わせて叩くだけですが、楽しいですよね?SmashBoxでリアルタイムバトル将棋をプレイすると、あの楽しさが加わります。

少し脱線して・・
そういえば、リアルタイムバトル将棋には格ゲーの要素もあります。例えば、歩を進めるのであればカウント0の瞬間に「A↑A」のコマンド入力が必要です。カウントが同じならばコマンド入力の速い方の勝ちです。格ゲーですね!
また、リアルタイムバトル将棋のゲームの内容は、本将棋の皮をかぶったRTSです。

つまりリアルタイムバトル将棋は、音ゲーと格ゲーとRTSが融合しているのです。


SmashBoxを買う

SmashBoxは、そこんじょそこらのお店には置いてありません。

ヨドバシオンラインで買う
ヨドバシオンラインで取り扱ってます。ただ、2020/2/21現在、在庫僅少と書いてあります。いつでも買えるとは思わない方がよさそうです。
https://www.yodobashi.com/product/100000001004494077/

公式サイトから買う
公式サイトから買えば在庫はあるでしょう。詳しい手順はきしめんさんが記述した次を参照下さい。


公式サイト(英語)

SmashBoxの公式サイトです。こちらからSmashBoxを購入できます。設定方法や、動画解説も豊富です。

公式サイト(日本語)

公式twitter(英語)



SmashBoxを体験する

SmashBoxはお試しで買うには少々お高めです。買う前に触って確認してみたいですよね?ですのでSmashBoxに触れる場を二つ紹介します


その1.黎明祭

黎明祭は年一回開催される日本最大規模の大乱闘スマッシュブラザーズDXのユーザー大会です! 特別な出場資格のないオープンイベントになります(サイトより転記)

会場内にSmashBoxの体験ブースがあります。


その2.この記事の筆者に聞いてみる

筆者がSmashBoxを持ち込んでいるのを見つけたら、筆者に聞いてみて下さい。筆者のプレイ中以外なら大体使って頂いてOKです。むしろどうぞどうぞ。感想を聞かせて下さい。
SmashBoxに使われてる部品はゲーセンで使われてる物ですので、そうそう壊れやしないです。仮に壊れてもボタンを取り換えれば済むだけです。


使用しているプレイヤー

継続してSmashBoxを使用してるのは筆者(第1回メーカー公式大会優勝等)のみです。
似ている機器の使用者は居ます。すぶたんさん(2019年春C4LAN大会優勝)が「Mixbox」というレバーレスコントローラーを使用しています。




SmashBoxについてより詳しい情報

2回目の引用になりますが、きしめんさんの次のサイトを参照下さい。私も非常にお世話になりました。ありがとうございます。


1クレ入れて頂けると筆者のやる気が上がります!

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