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大町テラスの7月の労働

漫画家活動
・イースト・プレス「お熱いのがお好き?」 7/12単行本発売
 Matogrosso 大町テラス×タナカカツキ「ふたりのサ談義」
・小学館 女性セブン7/18号「まにまに道草」第1回(7/4発売)
     女性セブン8/1号「まにまに道草」第2回(7/18発売)
・集英社 UOMO 9月号 サウナ特集(7/25発売)
 「しきじのレキシ」インタビュー文・イラスト
・漫画雑誌連載用ネーム企画

デザイナー活動
・ぶんか社 「S-girl」扉デザイン 1点

今月の労働についての感想
今月は初の単行本発売があったため、それにまつわるPOPづくり、サイン書き、インタビュー、対談と仕事と計上しづらい、プロモーション活動的なことを色々とした。ひとつひとつははどれも楽しかったのだが、慣れないことを一度にたくさんやったせいか、長引く天候の悪さも相まってか、どばっと体に出てしまい、リンパが腫れて40度発熱した。38度くらいなら何とか動けるが、40度発熱しているとほとんど体を動かすことができないのだなという学びがあった。始まったばかりの新連載の〆切が近かったので「開始早々作者急病につき休載…とかになったらシャレにならん」とめちゃくちゃ気持ちが焦った。何とか間に合ったからよかったものの、会社員時代と違って休んだとき代わりにやってくれる人がいないのだ、という恐ろしさをぐぐっと感じた。
去年からやっている別の漫画雑誌のための連載ネームも編集者と話し合いながら納得いくように直し直し直し…を重ねているのだが進捗はぱっとしない。早く描きたくて焦っている。直しすぎてもはや自分の意志がよくわからなくなってきており、とっても悩んでいる。でもどうしても描きたい。ネームを練る、という作業に関しては全くの無報酬であるため、多くの時間を割くのは難しいのだが、実際のところ脳のリソースの大半はこれに使っている。いま一番の悩み…。
そんな中、まんきつさん、爪切男さん、こだまさん等大好きな作家さんを担当している編集者である高石さんにいただいた仕事は大変に楽しかった。大好きなサウナに関する仕事でもあるし、初めての文章を書く仕事。高石さんが書かれる文章もとても好きなので、好きなものを書く人に自分の書くものをどう見られるか、緊張と興奮をおぼえつつ一気に書き上げた。酷評される場合も多分に想定していたが、「良かった」とのコメントをいただき安堵。そういえばこの時も取材後、一気に文章を書いたあとは頭が腫れて半日廃人のようになった。経験上、わたしの体は思考の過加熱状態が続くとリンパが腫れる傾向にある。無理がきかないようにできているのか。
まずは始まった隔週連載「まにまに道草」をしっかりと良い感じに回を重ねていくべく、来月もやっていきたい。(2019/07/23)

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