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個展に向けて、ちょっと報告。

来年の個展用のイラストに日々取り組んでいます。当たり前だけど。
来年といってもこのペースだと本気でまずい。と思っても仕方ないので、目の前の一枚一枚を仕上げるしかなくて、最初はなんで個展なんてやろうとしちゃったんだろう〜と現状維持のげんさん発動しまくっていた。

げんさんとは心理的に働く、元の現状に戻そうって言う心理作用。変化が大きいほど元に戻そうというネガティブ思考とか現実に遭遇する。
代表的なのが、マリッジブルーとか5月病とか。あれね。だから変化に準じて怖いとか無理、とか腰が引けるような心境になったら、それは進め。なのですよね。それが嫌ならやめた方が良いけど、好きなら進め。さあすすめ。

けれど、小説の方は書き直しもできないまま時間は過ぎ、編集もブックデザインもまったく手をつられず…。
今回はスタジオポケット(出版企画などをされている会社で、みつはしちかこさん版権を管理されている)を主宰しています編集のプロの方に小説自体の編集をお願いしていまして(根元先生の小説講座を主催しているご夫婦)そして、ブックデザインの方は文字の世界では有名なピエブックスのデザイナーで、個人でもnodoca名義で様々な著書をお書きになっている松村さん、両方が雀の涙のようなギャランティでご協力して頂けることになって。うう…。涙
 なので、こんなプロのお力を受けて小説は自分が装画を書いて本にします。個展で皆さんに必ず買って頂いて(押売)ギャランティの補填に当てたいと思っています!あとギャラリーもマヤさんの会場2つとも借りてしまったし(同情を誘う)是非お願いします〜。

そして個展を予定に入れて数ヶ月、昼間は毎日朝の6時に家を出て、住宅に足場をかけての力仕事で壁を塗りながら働く傍ら、帰宅後は依頼を受けたイラストを描き、その後夜中までずっと自分が机に向かいたくなるような新しい絵を試行錯誤の暗中模索であれやこれや失敗を繰り返し、その先にようやく光が見えてきた。

嫌ならやめよう。も良いけれどさ、苦しいけどやりたいことをやり続けたら光が見えて、そこに熱中する日がある。そんな日も来るんだなやっぱり。と実感中。わかっていたんだよ。でもこの数年の心の膿みだしが苦しくてきつくてもう盗んだバイクで走り出してしまう寸前。学校の窓ガラスを割ってしまう寸前の尾崎状態。おーわ〜あー♪ってさ。

この個展に向けては、そして自分のイラスト人生新しい門出にむけて、ずっと手足のように使ってきたイラレを卒業し、ぽとしょっぷで描いてる。注:ぽとしょっぷというのは、誰かが知恵袋でPhotoshopの質問を使用としてぽとしょっぷと書いてあってツボでお腹がよじれてそれ以来自分の中の代名詞。
は、いいとして、そのPhotoshopのあるブラシだけを使って描いています。ブラシは一つで十分だと思うし、一つだからこそ生まれるタッチというか、世界観が生まれてくる。いまんとこのはなしだけど。

といいつつ、下書きはきっちりイラレで作り上げてからだから、まだまだイラレに足を向けて寝るわけにはいかない。
本気で絵を描くのが楽しくなってきた。
人物にも挑戦してて、それはまた何か描けたら投稿したいな。

ということで毎日充実しております。

それではまた。
チャオ!

イラストレーターと塗装店勤務と二足のわらじ+気ままな執筆をしております。サポート頂けたものは全て大事に制作へと注ぎます!