9/30の大喜利


ユートピア

セトピアさん主催のクローズド大喜利会。クローズドに誘っていただける機会はなかなかないので嬉しい。
カニは誘われたら基本行くタイプなので、よかったら企画会とかガンガン誘ってほしい。企画会大好き

初めはゆったり車座、続いて575タッグ。うげさんが軽やかにふざけてたり、青いかささんがフェチを出してて面白かった。
フラッシュ大喜利は3題が同時に出題され、答えられるお題がランダムに変わる。ハイパーマルチタスクでとてつもなくワーキングメモリを食い、頭が混乱する。苦手だけどやりごたえのあるルール。石川からいらしたさくらんぼソフトさんが綺麗に乗りこなしていた。

ハイパーホッケー大喜利は、大喜利フレンドパークからのレンタル企画。いつもは司会のいいさんがプレイヤーに回るのは素敵な展開。
これは難しくて楽しく、とにかく体力の要る企画。外れを弾く注意力と答えを出し続ける持久力が同時に求められ、特殊ルールの中でもかなりストイックな方だと思う。自分もちょこちょこ点を取れたが、タッグを組んだうげさんのペースとヒット率が尋常じゃなかった。この人は絶対に本番のトーナメントでも強い。

さくらんぼソフトさんはこの日初めてお見かけしたが、ひと目見ただけで「この人は良い人だ、好きになれそう」と確信させる人間的魅力をお持ちの方だった。善良な市民の風格。
ご当地お菓子のビーバー🦫もいただいた。ありがとうございました。

次の企画会までは休憩時間。参加メンバーで柏をうろうろして、めいめいクレープを食べたり銀だこを食べたり。久々のクレープは美味い。

大喜利デスゲーム

セトピアさんおさかな水溶液さん主催のクローズド会。デスゲームがモチーフの特殊ルール大喜利会という、なんともワクワクするコンセプト。

1stステージは「指名」。各お題で1番面白かった人(おさかなさんが選択)に、好きな人を殺す=脱落させる権利が与えられる。
初めに「殺したい人を必ず1人書いてください」と記名制の紙が配られる。書けるのは参加者15名のうち誰かの名前のみ。「自分以外の」と指定されていない=自分の名前を書くことが禁じられていない、というルールの抜け穴に違和感を覚えたが、日和って他の人の名前を書いた。これで本当に自分が指名権を得て自分が死んだ場合、めちゃくちゃ変なムーブになって企画の邪魔だなと思ったので。

1題目の葬式のお題はふすまさんが1位。と同時にスクリーンの画面が切り替わり、先ほど誰が誰を殺したいと書いたかが一覧表示される。性格の悪い……。
セトピアさん曰く「これは単なるアンケートなので、さっき書いた人から変えても構いません。自分を狙った誰かを殺すべきだと思います」
こういうギミックだと見抜けていれば、自分の名前を書くのはありだったなと思う。『LIAR GAME』読者として、運営の裏をかくのに憧れがあるので。
ちなみにふすまさんは柏住みかつ遅刻だったのでなんとなく名前を書きやすく、私含め3人から狙われていた。今回はそのうちから勢いのある初対面さんが指名された。

2題目はうげさんが1位。自分の名を書いた3人か強豪ふすまさんを狙うと思いきや、ノーマークの寺井さんを指名。
3題目は青いかささん。「予想外の人指名して盛り上げたいですよね〜」と、誰にも狙われていない辺野目さんを指名して波乱を起こした。青いかささんは自己紹介から明らかにフリー素材の母子の写真を持ち込み「僕には妻と息子が!」と設定をつけるなど、サイコっぽい良いムーブをしていた。

2ndは「協力」。休憩中に自分たちで3人チームを結成し、チームで加点タイマンを行い順位を決める。
私は先ほど命を狙ったふすまさん、カタオカさんとチームに。スライドに12→8とあったことから、おそらく2位3位チームから1人、4位チームから2人死ぬだろうとチーム内で話し合った。
予選はvsうげ・ケオン・三ル貝。善戦したもののうげさんが強すぎてギリギリ届かず。3位決定戦はvs青いかさ・くま骸・さくソフ。自分は前半そこそこ飛ばしていたものの、後半は完全に思考が止まってしまい答えを出せず。ふすまさんの怒涛の勢いと、カタオカさんの多答でなんとか3位を確保。なんとなくチーム内で得点下位の人が脱落するのかなと予想していたので、終わったと思った。

チームの順位決定後、脱落者を決めるパートへ。やはり2・3位は1人、4位は2人脱落するルール。しかし脱落者の決め方が特殊で、先ほどの加点で得たpt数が自分の持ち票となり、それをチーム内の落としたい人に自由に振り分ける形式だった。票は使い切りさえすれば自分以外の2人に均等に割り振っても、落としたい1人に全投入してもよい。
我々はふすまさん29票、カタオカさん25票、カニ19票を持った状態。今回は正直自分が足を引っ張ったし、何より人を殺したくないと思い、2人にほぼ均等に10票-9票を投じた。ちなみに均等振り分けはチームから1人が脱落する場合は最悪手(最も脱落リスクを高める手)であり、逆にチームから2人脱落する場合は最善手になるはず。たぶん。
しかし結果を見ると、カタオカさんがふすまさんにほぼ全ツッパしたためふすまさんが脱落。ちなみにふすまさんはむしろカニが全ツッパしてきそうだと警戒していたらしい。

3rdは「裁判」。脱落者7名の恨みを買ったカタオカさん・ケオンさん・いいさん・名詞句移動さんのみが強制参加させられる。ルールは脱落者による印象審査で、恨まれた人数以上の票を獲得しなければ脱落。他の人は恨まれ票が1票なのに、カタオカさんだけ4票入っていた(ふすまさん、ふすまさんに殺された初対面さん、ライバルくま骸さん、それに乗っかった青いかささん)。
カタオカさんは大荒れでザコ悪役ムーブを散々かまして平場を盛り上げたあと、大喜利で爆ウケして満票で生き残っていて鮮烈に格好良かった。輝くヒールだ。

finalは「契約」。加点で下位が死ぬシンプルなルールだが、開始前に「自分の得点が+10される代わり、死ぬ人数が+1される契約」をするか選ばされる。誰も契約せずとも1人は死ぬが、ここまで残った5人中4人以上が契約すればその時点で全滅確定という絶妙に嫌なバランス。ただ、私は人を殺したくないし『LIAR GAME』読者なので、運営の思う壺になりそうな契約は絶対にしないと決めていた。ここまで善性を貫いて残ったさくソフさんに生きて帰ってほしい気持ちもあったし。
決戦は3分2問。やはり調子は出なかったが、とにかく頭に浮かんだものを取りまとめて出し続けるがむしゃらな大喜利で無理やりにでも点を稼いだ。殺したくないが死にたくもない。ここまで来たら後悔はしたくなかった。

結果、カニの素点は22点でうげさん35点に次ぐ2位。あとは契約者が1人以下なら生存が確定。うげさん(強すぎて+10点は旨味が少ない)・さくソフさん(圧倒的に善)・カニの契約不成立は読めたが、三ル貝さんカタオカさんは五分五分と踏んだ。
契約有無の発表は、素点の発表以上に緊迫した空気だった。ひとりずつ契約不成立を発表していき、最後はカタオカさん次第で生存者が変わる展開に。しかし、カタオカさんも不成立を選んでおり、最後は悪役が改心して死んでゆくかのように美しく去っていった。
ふすまさんがカタオカさんを「pixivでいちばんファンアートが上がる敵役」と評していてめちゃめちゃ笑った。

ほぼ常に1位を獲り続けて圧倒的な強さで生き残ったうげさん、光る善性で皆から生存を祈られ期待に応えたさくらんぼソフトさん、派手な見せ場をいくつも作って最後まで派手に退場したカタオカイツキさん、めちゃくちゃ格好良かったです。カニ・三ル貝の左利き海産物2名は大人しく生き延びてラストで全力疾走する地味なスタイルでしたが、そういう生還方法もまた、リアルで良いのではないでしょうか……
今回のムーブは戦略とかでは全くなかったんですが、結果的に目立たず生き残って最後だけ2位取るの、実に自分らしいかもしれないと思いました。生命力と勝負運。


打ち上げはガストで。セトピアさんにデスゲームの企画意図や人選を聞いた。私やふすまさんは「ゲームのルールを把握して攻略してくれそうだから」と呼んでもらえたらしい。じゃあやっぱ自分の名前書いて裏掻きたかったかもなー。生き残れたのはよかった。

双葉杯を皮切りにタッグ戦・チーム戦の話に。自分は「優勝したら声かけようと思ってた」のエピソードをもう3回くらいしているし、セトピアさんのもっていーけ秘話も3回くらい聞いている。結成秘話って良いから……
カタオカさんが「俺タッグやチームで誰かに声かけてもらったことなくて……」と言ってて、思わず「空論は!?」と口を衝いて出てしまった。マイティマスク杯は私からカタオカさんを誘って好運なことに3位までいけたので、なんか当然覚えてくれてるものと思っていた。私はカニカタオカタッグってロマンあるなと思ってたし、この人になら安心して隣を任せられると信じてたよ〜
もっと強くなるぞ〜

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