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世界一周 33日目🇯🇵 帰国

サンフランシスコの空港でファミリーへのお土産用にたんまりギラデリのチョコレートを買い込んだわたしは飛行機へと乗り込んだ。

スムーズにボーイング777は空港を飛び立つ。
眼下には異国の夜景。

「またね、アンクル・サム」

11時間のフライトが短いと感じるのは、イスタンブールからカンクンの16時間フライト(メキシコシティ経由)のせい。

快適なフライトだった。
サービスも良い。
さすがANAだ。

すやすやと眠っていたら、あっという間に羽田に着いてしまった。

故郷は夜だった。

何か感慨深いかと思ったが、そうでもない。
だって30日離れただけだし。

ただ、上空から東京を見て
ふと頬を緩めた自分に気がついた。

「ただいま」

機内サービスで中島みゆきの「旅人のうた」を聞いていたら飛行機は静かに着陸した。

うーん帰ってきた。
何をしようか。

羽田空港を歩きながら。
ふと思ったことは。

「また旅がしたいな」

そんな感じのこと。

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