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にゃん。

noteを通して形に残すの怖かった。
これを書き終わったら全部終わっちゃう気がする

ミスiD2020卒業してきました。

人生で初めてこんなに長くて短い半年をすごしました。
本エントリーからなので4月に書類を送ったときは今年のキャッチコピーすら知りませんでした。
ちょっと受けてみようという気持ちで受けました。
応募人数多いのもわかってたし
書類審査で毎年落ちてる子いるのも人から
聞いたりして知ってました。
それから書類審査通過のメールが来たその日に
カメラテストに向けて得意技を身につけようと
急いで子供用のフラフープを買いに行きました。
最高記録が7回から伸びなかったので諦めた。
Twitterが数日荒れていたのを覚えています。
小林さんや審査委員の方に向けてのリプライが凄くて初めてTwitterが荒れてるのを見て正直引きました。
圧倒されたと言った方が正しいかも。
人生かけて応募してる人もこんなにいるのか、と
そこで初めてとんでもないところに飛び込んでしまったなと気付きました。
中途半端にやるのは失礼だしなにより恥ずかしいから私も死ぬ気でやってみよう。と思いました。
期待されてるならその分応えたいです。
人に負けるのはいいけど自分の決めたところまでできずに途中で諦めるのは死んでも嫌です。
カメラテストの時に1人で初めて東京行きました。
受付で同じになった小夜子さんが楽器を持って堂々としてるのを見てもう限界。号泣。
ミスiDスタッフのLINEグループに
「すずてゃんさん、受付に来たんですが泣いてます!」
と来てたみたいで、来た時から把握はしてたって
カメラテストの質疑応答で小林さんに言われました。今思えば受付から泣いてる子は多分なかなかいないからそれで覚えられてたと言っても…(知らんけど!!)
その時のことはnoteの最初の方に書いてます。
そこから8月にセミファイナル発表でした。
その日は半年に一度しかないイベント、
秋の立ち上がりがありました。(アパレル店員です)
大忙しなのにケータイを持ってトイレに逃げて
自分が残ってることをTwitterの通知で知りました。
めちゃくちゃ嬉しかった。
3時間近く泣いたのもあると思うけど
アー写死ぬほどブスでびっくりした。
「(ブスすぎて)可哀想…」と見る度に
人事のように思ってました。ずっと。
セミファイナル発表からファイナル発表が
ほんとに長くて地獄みたいでした。
YouTubeのコメント欄には色々かかれるし
1番印象に残ってるのは「腕汚い女無理」みたいな
コメントです。カメラテストの少し前に喧嘩をしてボコボコされたので確かに腕が痣だらけでした。「普段は綺麗なのに〜!!!」と今でも思います、悔しい。
「自撮りと顔違う」と言われたのも自分をSNSで発信することにブレーキをかけるきっかけになりました。
でもほかのセミファイナリストは被写体やったり自撮りしたりひたすらいいねいいねいいねいいね!!


私はただ仕事してアンチが怖くて自撮りすら載せれなくて、みたいな日々をずっと送ってた。
唯一更新し続けれたのはnoteです。
そこでもうひたすら全部を出した。
自分の価値観とか、自分の今までとか。
そんなに面白いことは無いけど。
私なりに私の感じてること思ってることを少しずつかきました。今はもう消してるけど「隠し事」というタイトルで書いた超大作は見るときっと引いてしまう人が多いと思うけど、どこかに吐き出さないとしんどくて死にたくてどうしようもなくて殴り書きしてその日は泣き疲れて寝ました。

次の日の朝、Twitter開いたら、note読みました。あなたにとってマイナスになることだと思うけど私は最後まで応援しようと思います。と
送ってきてくれてる人がいました。それにすごく救われました。その人はほんとにずっと応援してくれました。伝えきれないほどの感謝ですありがとう。


ファイナリスト残りたかったんです。
ファイナリストに残ればコメントを書いてもらえる、
私は自分がわからないから評価をして欲しかった。
何も特別なことはできてないです。
自分と向き合うことが嫌で仕方なかった。
気持ち悪いし微妙なブスだし、だからいじりにくいだろうし生きてて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
人をとにかく不愉快にさせないようにしてた。
そんな自分をちゃんと見たくなかった。
否定されるのが怖くて人に見られたくなかった。
でも自分と上手く向き合うために思ってることを考えてること感じたことを素直にnoteに書く癖をつけました。人に見てもらおうと、自分を発信することにブレーキをかけなくなりました。
アンチがいる中で好きな人達の言葉だけを
ひたすら信じるようになりました。
21年生きてきた中で初めてのことでした。
自分の見た目が嫌いなら何をしたら好きになれるか考えて、ネイルや美容院、気になるコスメ、まず見た目から変わろうと思いました。
ネイルはもちろん美容院も月一では必ず行くようになりました。
やっぱりネイルとか美容院は楽しいし嬉しい。
人に褒めてもらったことを気持ち悪いけどスクショして「ミスiD」というフォルダを作って全部入れてます。
自分のことが気持ち悪くてどうしようもなくなったらひたすらスクショを見てます。自分で自分を認めれないなら人から認めてもらうしかないから。人から認められるのはまず最低限「可愛い」を持ち合わせることだと思います。
お金はかかるけど「可愛い」を追いかける自分は好きになれました。
自分自身をすぐに大好きにはなれないけど、
○○している時の自分は好き。ということを
増やしていったのもミスiD受けてからです。


最終面接は受付では泣きませんでした。
会場には1人で行きました。
上手くはないけどその場で言いたい自分のことを
自分の言葉でちゃんと全部言いました。
でも最後の「ありがとうございました」の文字数より感情の方が大きくなって上手く言えなくて泣いてしまいました。
カメラテストに比べたら自分でも成長したなと思えるくらいにはなってました。
個性がなくて特に可愛い訳では無いどちらかと言えば微妙なブスみたいな女がなんでここまで残ってるかもわからんくて、考えてたらどんどん死を考えてしまってどうしようもなくなって誰に言えばいいかわかんなくてパニックになるまえに、死ぬほど忙しい小林さんにDM沢山送り付けてた。
ほんとにギリギリで死ぬ時にいつも返事が返ってきました。何度それで救われたか。何度それで泣きまくったか。
タイミングが良すぎて、こんなに苦しい思いさせられてるオーディションの審査委員長なのに全然嫌いにれなくてむしろどんどん好きになってしまって、嫌いになって別にどうでもいいし!とか言えたらすっごく楽になるのに全然それが出来なくてとても悔しかったです。


卒業式当日、Twitterで繋がってる子達とお話が出来て嬉しかった。
1分くらいのスピーチ絶対泣くと思ってたのに
緊張しすぎて緊張しなくて、いつもの私というか
めちゃくちゃ緩く私らしい挨拶しました。
授賞者の人達みんな心から素敵だと思えるし
私も賞は欲しいけど、卒業証書が嬉しかったし
「続いては、○○な人に送る○○賞です。」と
どんどん賞が発表されていく時に思ったけど
自分が当てはまるような賞が何も無かったなと。
何を頑張ればいいかわからない中で
頑張れと言われて頑張るのは苦しかったです。
その中でも限界まで自分なりに頑張りました。
でももっと頑張りたかったと思いました。
意味がわかりませんよね、私もです。
賞は欲しかった。でも結果には納得してた。


悲しくはなかったけどカプセルホテルに帰って
もっと頑張りたかったけどこれ以上頑張れない自分がいてそれに初めて気づいてすっごく悔しくて泣きました。
全然伝わらんな。なんやろ、どうにか伝われ。
もう悔いのないくらい必死に頑張ったのに。

ちょうどその日は誰とも連取れなくて1人で知らない土地で静かにしなきゃいけないカプセルホテルで涙と鼻水でほんとに息が出来なくなるくらい泣きました。
初めてこんなに本気になれた。
ミスiD受けてよかったなと心から思うのに
心から思えてるからこの半年の気持ちがめちゃくちゃに全部出てきてひたすら泣きました。
3時間近く泣いてからシャワー室に行って
「審査委員のコメント出てるのかな」とふと思い
調べたら私のに小林さんのコメントが書いてあって。
確か時間かかるから気長に待っててください。的なこと言われたのになんでこんなに早いんだ!!と思って
ファイナリストを1人ずつ見ていくと私を含めて2人しかまだ貰えてなかったです。
その時は根がマイナス思考ではあるので、
書きやすい簡単な女だったからすぐに書いてくれたのかな、そうだとしてもこの言葉に救われたなあ、と思ってたけど
今思えば小林さんが私のことを気にかけてくれて見てくれてたからだと、そう信じます。
個性がなくて自分のこと嫌いで特技がない。という女なので認知されてない不安しかなかったけど、


可愛いのに全く自尊心が低くてでもそれがチャーミングで人を笑顔にさせてしまう女の子って、いそうでそんなにいないからだと思います。

と言って貰えて私のこの気持ちを個性と認めてもらえる日が来ると思ってなかったのでこの文が送られてきたバスの中で「……にゃん(;;)」と気持ちにひたすらなりました。
感無量みたいな感じ。
最近、にゃんよく使う。

割と使える、ふざけてない☃︎

ミスiD受けてから素敵な気持ちや出会い、経験をさせて頂きました。
私のことを応援してくれてる人が沢山いることに初めて気づきました。
受けてなかったらずっと今日も自分が気持ち悪い、
汚い、と寝れずに泣いてたかもしれないです。
あんな思いをし続けるなんてゾッとする。
カメラテストから最終面接までの期間は3~4ヶ月しかなかったけど写真を見る限りは表情も全然違います。

ほんとにとても大切な半年でした。
賞は貰えなかったけどそれ以上にいい思い出を貰えましたので勝ちです。自分でそう思えたなら優勝です。

「今のすずてゃんなら大丈夫だ」と
言われたので私はもう大丈夫です。

でもまだ見てて、どこにも行かないで。

1人は寂しいもん。

私は自分を死ぬまでに大好きになって
大切に可愛がって生きるのが目標です。

もっと成長して小林さんに会い行って
自分の口からちゃんとお礼を言いたいです。

どんどん可愛くなります。

見逃さないで、見つめててください。

ここまで読んでくれてありがとう。


すずもずっと好きです、おやすみ


#ミスiD2020

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