青いペンライトの海と

それを瞳にきらきら映して、嬉しそうに笑ってた姿を忘れたくないなって思う。

ハタチの橋本涼くんへ。これを今わたしが書いているのは29日の22時。ハタチの橋本涼くんはあと2時間でおしまいのそんな時間。この1年にもちょこちょことnoteをしたためたりしていたけれど、結局文章として上げられていなかったサマパラのことを思い返して、10月30日を迎えようとしているところ。

とにかく、やれることもやりたいことも増えていて、目が離せない夏だった。きっと涼くんにとってもいい意味で目移りするくらいに、自分の魅せたいものを表現できる夏だったのかなと思う。歌もダンスもアクロもファンサもローラーさばきも表情管理も。前よりも丁寧に自信を持って、そして楽しんでいるのがわかったのが何よりしあわせだった。アイドルをめいいっぱい楽しんでいる姿が、嬉しかったんだ。

8月9日の昼公演の最後の挨拶で、涼くんはこんなことを言っていた。

「こうして活動をしているとたまに聞かれるんです。どんな仕事をしていきたいか、何がしたいのかって。それを聞かれたとき、俺困っちゃうんですよね。全部好きで。ライブも、お芝居も、バラエティも全部好き。そう思ったときにやっぱりジャニーズが好きだし、合ってるなって思うし、これからもここにいたいなと思います。この気持ちを絶対に忘れないようにしていきます。……ライブって本当に楽しいですね!今日はありがとうございました!」

ああなんて好きだって思った。

涼くんの好きな部分はたくさんある。まずやっぱり顔がとっても好みなところは入口としてあったし、しっとりとした軽さのあるダンスにも惹かれた。落ち着いた声も、単純かつ難解な思考回路も、役割に真剣に向かい合う真面目さも、やさしくてほわほわしているところも、ぴっかぴかの笑顔も。アイドルとして見せるいろんな部分が素敵でわたしの琴線に触れまくるので、だから応援しているわけだけれど。そんな素敵なアイドル橋本涼という偶像を、本人も楽しんで好きだと思ってここにいてくれてる。これ以上ないなって思った。この言葉を抱き締めればずっと息ができる。

このご時世とか、境遇とか、いろんなものがないまぜになっての言葉だと思う。でもそんな決してプラスばかりではないであろうアイドル人生の中で、お仕事の全部が好きだって満面の笑みで言ってくれた。たくさんのファンの人たちを見まわして、幸せを焼き付けてくれていた。わたしが大切にしているジャニーズアイドルとしての橋本涼くんを、橋本涼くん本人も大切にしてくれているんだもん。こんなに心強いことはないよ。

涼くんはあまり、これがやりたいとかあれが欲しいとか具体的なことは言わないタイプだと思ってる。それはやっぱり全部が楽しいからっていうのもあるだろうし、土佐カンで言っていたように自分にはこれっていうものがないとも思っているからかもしれない。けれどハタチの橋本涼くんは、ぽつりとたまに落としてくれるようになったなって思う。いろいろな役に挑戦してみたいとか、歌がもっとうまくなりたいとか、ミュージカルに興味があるとか。一過性だとしたっていいから、そういう意欲が見えるのってすごくいい。もともと野心はあるタイプで実はうちに秘めているんだろうなと思うけれど、具体的な意欲は同じ目標として共有できてうれしいんだ。グループとしての目標や役割も大切だけれど、度外視した涼くんとしての希望もやっぱり、応援していきたい。

好き、楽しい、これからもっていう明るい言葉の裏に、たくさんの努力が隠れてる。素人目だってずっと目で追っていれば、うまくなったなっていうのは感じられるよ。そして意外と、そういう部分が器用じゃないこともわかる。隠しているその部分を白日のもとに晒しはしないけれど、しっかりと抱いて「沢山愛して」いたいなって思う。なるべく、目に見えるように。

ハタチの涼くんの笑顔が生放送で見られて本当によかった。21歳の涼くんの幸せな声が明日聴けるのも、運が味方してくれているなって思う。最高の締め括りと滑り出しだ!もっともっと、幸せあふれる年になりますように。ハタチの涼くんにもらったしあわせを胸に。大好きです。


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