俺の事が好きすぎる可愛いファン

愛し愛されることが好きな人だなぁ、本当に。そういうところが、たまらなく愛しい。

“可愛いファン”で区切ると容姿的な意味と言うか、「女の子はみんな可愛いよ♡」みたいなあま~い言葉を言ってくれるアイドル的な捉え方に感じる。それもそれで、アイドルとして大正解だけれど。

でも橋本涼くんは“俺の事が好きすぎる”可愛いファンと言った。言葉は受け手次第で形を変えるけれど、わたしはこれを「俺の事が好きすぎるところが可愛い」っていう風に捉えて、そしてそれが大層いじらしいなと思ったんだよね。ああ、愛されることを喜んでいるなぁと。

わたしたちファンは、ただ自分の赴くままに好きを募らせている。好きのかたちも様々だし、応援の仕方もいろいろ。年齢、性別、求めるもの。百人百様の好きを、言ってしまえば自分勝手にアイドルへぶつけている。そんなわがままな好きを、「可愛い」と形容する涼くんがすごく素敵だと思ったんだよね。感謝ではなく愛おしんでくれることが、両想いと似た幸福感を感じる。「好き」に対して「ありがとう」も嬉しいけれど、「可愛い」って喜んで受け入れてもらえることって、アイドル側からのキャッチの仕方として最高だなと思った。

そしてやっぱり。涼くんのその愛されることが好きなところがすっごく可愛い。ずっと好きで尊敬している亀梨くんへ愛をたくさん向けて、そんな尊敬している人にすら自慢するようにわたしたちファンの愛も並べてくれて。大好きだって返したくなっちゃうよ、そんなの。


2月の終わりに更新された伝記の最後には、「何事も難しく考えないで、ゆるく毎日楽しんでいこう」という旨のメッセージをつけてくれていた。それは涼くんの心からの気持ちであり、自分に言い聞かせている部分でもあるんだろうなと思ったよ。言い聞かせるというと本心じゃないみたいか。信条というか、生き方の基盤というか。たぶん、意識して大事にしているところ。

優しくてポジティブで気楽でゆるふわなのも涼くんだし、その反面寂しがりの愛されたがりで自信なくしがちで実は繊細な部分があるのも、それを言わないけれどちょこっと滲み出ているところも、愛おしくて仕方がないのよね。

表と裏とはまた違うけれど人間誰にでも陰陽の相反する部分があって、その明暗のグラデーションが涼くんの色を濃くしてる。ただ明るくて優しいだけの人じゃここまで魅力は出ないよ。度胸があるのに怖がりなその部分を、わたしは彼と同じように「可愛い」と言いたい。

こんなもんかと思いつつ、どこか渇きもあるんだと思う。その渇きは無くさないでほしいな。満たされきっているよりも、人の魅力を引き立てるものだと思うから。ストイックな涼くんだけれど、その頑張りは全部わたしたちファンが好きだと返すから。それも全部ひっくるめて、涼くんは更に高みを目指していってほしい。期待しているので。できると思っているので。その気持ちを力に変えられる人だと思っているので。

と、いうことで。3月もゆる~く楽しく応援していこっと。

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