文化譜を書く

このテキストはマガジン「三味線のこと」の中に含まれているので、一つ一つ購入せずにマガジンを購入した方が多分安いと思います。

前にもどこかでちょっと書いたと思うけど、今回は詳しく書く。
っていってもたいしたことも書いてないけど。
需要がほとんどないとは思うけど文化譜(三線譜)を書く時のやり方ね。
因みに三味線の楽譜は私がいつも使っている文化譜以外にもいろいろある。
津軽三味線は文化譜で表記されることが多いと思う。
胡弓は文化譜で書こうと思えば書けると思うけどタテ譜(正式名称は長かったんで忘れた)で書かれているから、ツボに振られた番号が文化譜とはズレる。

西洋音楽で主に使われる五線譜用の紙ってどこででも入手可能だけれども、文化譜に使う紙を売っているのを見かけない。
もちろん売ってはいるのだが。

「三線紙」っていうヤツ。
もちろんこういうのを買って書いてもいいし、普通の人はこういうのを使うのかな。
私の場合は先生が楽譜を一切使わないので習ったものは全て耳コピして自分で楽譜に起こすし、異常な速度で進むから楽譜を書く頻度も半端ない。
先生に習った以外にも変なものを耳コピで楽譜に起こしたりもする。
だから紙は大量に消費する。

以前は方眼紙に線を引いて使ったりもしていたけど、どうも使いづらいというか見づらいというか。
現在はどういう書き方をしているかというと「レポートパッド」というものに書いている。

画像1

いろんなメーカーからいろんな大きさとか罫線の幅も二種類あったりなので、そのあたりは使う人の好みの問題ではあるが、私が使っているのはこれ。
ダイソーで買っている。
もちろん文房具屋でも売っているけど結構なお値段。
他の百円ショップにも売っているがダイソーのものが一番枚数が多かった。
私はB5版のB罫のものを使っている。

画像2

こういう感じでシャープペンシルでガンガン書きこんでいく。
自分で読めりゃあいいって感じで書いているので汚い字だけど。
通常はこのように三本の線を使って一段(っていう表現でいいのかどうかわからんけれども)。
で、一本分を開けて二段目って感じでどんどん書いていく。

画像3

レポートパッドのいいところは、段と段の間を広く使うことが簡単にできること。

画像4

このように歌詞を書きこむ必要が発生することがある。
段と段の間を広くしたいなと思えば一行分下にずらせばいいだけだ。

こうやって一度手書きで書いたものを最終的にはパソコンでエクセルに入力したりしているのだが(いつもこのマガジンに貼り付けているヤツね)それのやり方を書いてもエクセルのバージョンにも影響されるから書いても意味ないかな。
知りたい!っていう人がいれば教えるけど。
文化譜を作る専用のソフトみたいなものも出回っているんだけど、微妙な位置に配置できたりするのはいいけど、私には使い勝手が悪かったんですぐに使わなくなった。

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?