技術同人誌感想の一人Advent Calendar2019のあとがき

事前に書いたあとがき

あとがきと言いつつ、この部分は始める前にまえがきの補完として書いてる。さて、終わって見返したとき何日ぐらい埋まってるだろうか。

こんなことをやろうと思った理由(目的)は3つある。

1つ目は「アウトプットの練習」。技術者としてあと10年くらい生きていくためには僕にはアウトプットが全然足りないと思い、技術書典7でいきなり技術同人書いてみたりしたけど全然書けず爆死したので。感想だと本さえ読めばネタが提供されるので、吐き出す練習として良いと思った。

2つ目は「継続力の確認」。僕には毎日コツコツ何かをするという性質が圧倒的に欠けていて、毎日プログラミングの問題解いたり毎日絵を書いたりしてる人を見てはすごいなぁと他人事のように思っていた。でも毎日やるって宣言したことは実は1回もない気がする。なのでどのくらいできるか確かめてみたかった。

3つ目は「積読の消化」。技術書典では読もうと思って買うんだけど、買って満足して読まないってのは悪習なので、積読減らすべしってことで。

とはいえ、残業でできない日もあれば気分が乗らない日も絶対あるだろうから、最低でもやらなきゃって思ってるのは週一で4冊、実際には10冊超えてれば自分を褒めてあげたいと思ってる。もしあらゆる困難を排し、25冊分書くことができればきっと今後の自信になるだろう。

願わくば妨げになるような事があんまり降りかかってきませんように(12/1 宇奈月)

時後に書いたあとがき

2日サボったけど、合計25冊分書いた。これはどういう扱いなんだ。。。

さて、終わってみると達成感よりも、やっと終わったという気持ちの方が強いかなぁといったところ。

最近は睡眠不足で疲労も溜まってきていたけれど、ひとえに技術同人誌を読むのが楽しかったのでなんとか続けられたと思う。商業誌は商業誌で知識を得るのに使うけど、技術同人誌は技術もそうだけど何より著者の人柄も見えるのがとてもいい。

それでも毎日となると読書30分~数時間、調査10分~1時間、感想執筆20分~1時間ぐらいは取られるわけで、手を動かしてる時間がなくて泣く泣く先送りにしてしまったこともあるし(PythonとかAWSとか)、じっくり構成を練る時間もきちんと推敲する時間も取れなかったので、文章力についてあまり勉強になったとも思えない。ちゃんとストック貯めた上で計画的に実施しておらず、リアルタイムな綱渡りだったので辛いことは多かった。25冊書いたけど、自信になったかと言われると微妙なところだ。

一方、久々に自分の時間の使い方を真面目に考えたり、惰性でやってたソシャゲが楽しくなくなってきて2つやめたり、24冊も積読が減ったり、私生活の改善は見られた。ラップトップでぺちぺちと物書きする習慣が付いたのも良いことだろう。

この一人アドベントカレンダーは完全に僕の自己満足で、僕はこの広いインターネットの片隅で独り言を呟いているようなつもりだったけど、思いのほか多くの方から反応いただけて驚いたし嬉しかった。実は前々から思っていたけど、技術同人誌の著者もクリエイターなのでエゴサーチがすごい(偏見)。僕はまだ見るのが怖くてエゴサーチしないけど、この界隈は優しい世界だってことは分かりはじめてきた。この優しい世界の隅っこの方でひっそりと生きていけたらいいなと思う。

最後に「やってみてどうだったか」を書いて終わろう。結論から言うと、疲れたけど楽しかった、になると思う。目的の1つ目は達成。書くことのハードルは明らかに下がった。2つ目も達成。意外と続くもんだと感心した。3つ目は保留。これは技書博が悪いんだよ。でもアウトプットを主眼に置いた割に、楽しさは読む方にあったのかなぁと思う点が歯切れを悪くしている感じ。ともあれ楽しかったのは楽しかったので、読書感想文は来年も週一ぐらいのペースでのんびりと続けようかなと思う(12/26 宇奈月)

謝辞

まずはmyaoさん(*1)に感謝を。序盤から投稿ツイートをRTしてくれたおかげで良い緊張感が生まれて続けることができました。ありがとうございます。

そして事前も事後もくそ長くなったこの駄文のにこんなところまで読んでくれたすべての人が良い年を迎えられることを祈って。ハッピーホリデーズ!(*2)

*1 Lisperの人。僕はLisp界隈はmyaoさんしか知らないので勝手にLisp界の第一人者だと思っている。

*2 最近はポリコレ棒で叩かれるからこっちの方がいいらしい。これは単純に日付変わっちゃったからだけど。

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