12/25:エンジニアの成長を応援する本

本の概要

24日目は『エンジニアの成長を応援する本』(ブログBOOTH)を読んだ。

サークルはエンジニアの登壇を応援する会(ブログTwitter)、執筆者は総勢20人。

エンジニアはアウトプットすると成長できるよ! という本。

感想

20人ものエンジニアが口を揃えて「アウトプットして成長した!」って言ってると、逆に怖くならない? なった。正直な感想はそれが5割。

もちろんアウトプットを否定するものではない。世の中には色んなアウトプットの種類があり、方法があり、悩みがあり、適正があり、成長がある。それは事実だと思うし、メモを取るのもアウトプットということや、検閲を外すということ、40歳50歳になってもアウトプットしてない自分を不安に思うこと、アウトプットの順番のこと、そして人生が変わったとまで言う人が複数いること、そういう世界のことを知ったのは良い経験だと思う感情も5割。少なくともアウトプットするエンジニアに優しい世界が広がっていることは端々から垣間見えたので、アウトプットすることが不安な人はぜひ読むと良いと思う。

では何故、怖い、とそう思ったのだろうか。

1つ目、僕は天邪鬼なのでアウトプットはいいぞって言われると、そんなことないのでは? という逆張りから入ってしまう傾向がある。つまり、アウトプットしている人はアウトプットで成長した人だけであり、その裏にアウトプットで成長しなかった(大多数の)エンジニアがいるという生存バイアスを疑った。

2つ目、12月入ってから続けてきたこのアウトプットによる変化(これは確実に生じている実感がある)をまだ消化しきれていない。つまり、この変化を僕自身が今は成長だと捉えていない。

この2つが相互に補完して、僕はアウトプットでも成長しないエンジニアなのではないか、という疑念から恐怖に繋がったのではないかと思う。

自分でもこの感想は興味深いところではあるので、とりあえずは最終日、最後の1冊まで書き切って、心の整理を付けてからまた考えたい(これもなんらかの形でアウトプットはするつもり)

蛇足

本編が蛇足みたいになったので、蛇足には読んでる時に思ったこと書くけど、ニック is 何? はすごく共感した。いきなり知らん言語交えて話し始めるエンジニアはコミュニケーション向いてないと思う(暴論)

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