12/22:DNSをはじめよう

本の概要

20日目は『DNSをはじめよう ~基礎からトラブルシューティングまで~ 改訂第2版』(ブログBOOTH)を読んだ。

サークルはmochikoAsTechさん(ブログTwitter

手を動かしてDNSを学べる本。本書に従って手も動かすと副次的に自分のドメインとAWSアカウントとネームサーバが手に入る。

感想

過去のインフラ保守の案件で断片的に得ていた知識が全部整理されて、すごくすっきりした気分。当時はDNSとかドメインとかイマイチ分かってなくて苦労したなぁ。

1章でしっかりとドメイン名とは何かを話してから2章以降でDNSの話になるので、初学者の時に読んだとしても安心して読めると思う。ドメイン名の代金も安いのだと99円とかだし、Route53も0.5USD+クエリ分で100円かからないぐらいなので、勉強代にしても安いレベル。なので悩んでる人がいたら薦めたい。

実際のサイトのwhois見たり名前解決したり、ラブライブサイト乗っ取り事件(*1)とかの具体的事例も扱っており、こういう実践的な解説は尊敬する。いざやろうとするとレベル感がちょっと違うとかで事例の選択がすごい難しいんだ。

なんか分かりやすいしか言ってない気がするけど、分かりやすいので仕方ない。DNS分かりたい人はとりあえず読めばいいと思うよ。

*1 2019年4月に起こった事件。DNSをはじめよう初版時点では起こってないので初版には載ってない。

蛇足

初版だと発行所が違いますね。なんでだろう。あと猫飼い始めたのかな。

次の著作はAWSだった(*2)ので、技術書典8はGitをはじめようかと思ったら次はSSLらしい。

*2 AWSへの熱い思いがこもった詩が巻末に掲載されている。ということは『AWSをはじめよう』の巻末は・・・

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