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和紙って何?土地の植物の繊維なんだ!

紙漉思考室の和紙と身の回りの自然との組み合わせで押し花を。
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2/1(金)-2/11(月)、佐賀県の伝統工芸やものづくりと地域ならではの暮らしのあり方を考える「ニューノーマル 展」を佐賀県庁と佐賀テレビ1Fjonai squareで開催!詳しくはニューノーマル HP(http://new-normal.life)にて。※ニューノーマル についての記事
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ニューノーマル展まで残り13日となりました。

和紙。佐賀には名尾和紙という佐賀市大和町に伝統工芸が存在しますが(そちらも面白いので違う記事で紹介します)、七山の紙漉思考室という屋号で活動する前田さんがいらっしゃいます。土佐和紙の方で修行されて、七山に戻ってこられ独立されました。

●紙ってなんだろう?なんでできてるの?
そもそも、紙ってなんでできてるかしってますか?wikipediaでは、こう記してあります。

"紙(かみ)とは、植物などの繊維を絡ませながら薄く平(たいら)に成形したもの。日本工業規格 (JIS) では、「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」と定義されている[1]。"

そうです。植物などの繊維でできているのです。そして和紙でいうと楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などを主に使うところが多いですが、その土地の植物などをすき込んだり、その工夫によって、表情を意図に合わせてオリジナルで漉き分けれることも大きな特徴でしょう。

様々な種類の和紙が並ぶ。どれも植物とつかう人と向き合った軌跡です。

●植物と和紙は紙一重。
ニューノーマル の「いろどる」という研究会では福岡の「つむぎ」のサワムラヒナさんが一緒に考える人として入ってくれていて、身の回りにある植物を、どう暮らしに取り入れたらよいか?ということを試行錯誤一緒に考えています。

2月9日(土)に開催される「紙とくらしと植物とー足元の草花でくらしにいろどりをー」というワークショップは、一瞬で埋まってしまったのですが、この会期を通しながら、佐賀らしい、そしてその土地らしい植物との関わり方。そして和紙という、実は植物に限りなく近い身近にある道具を同時に感じていただける機会になればなと考えています。

去年行った七山、紙漉思考室さんでのワークショップ会場の様子。

また、唐津焼や有田焼、そして肥前びーどろとの相性も考えていきますのでお楽しみに!

前田さん。七山の工房は静かで、佇まいが気持ちが良い場所。
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○ニューノーマル 展
会期:2019年2月1日(金)▷ 2月11日(祝・月) 入場無料
メイン会場:佐賀県庁1F県民ホール
住所:佐賀県佐賀市城内1丁目1−59
WEB:http://new-normal.life/
FB:https://www.facebook.com/NewNormalSaga/
Instagram:https://www.instagram.com/newnormal.saga/?hl=ja

●販売について
販売会場:JONAI SQUARE
住所:佐賀県佐賀市城内1丁目6−番 10号 サガテレビ1F

● ワークショップ(予約はリンクより)
2.2土『たべる』唐津焼のモリモリ盛り付けパーティ
2.3日『あそぶ』世界で一つだけの隠れ家づくり ―佐賀の素材をあそびたおそう―
2.8金『くつろぐ』温泉宿でつくるオリジナルお香
2.8金『おもいやる』有田のおもてなし羊羹バー
2.9土『いろどる』紙とくらしと植物と ―足元の草花でくらしにいろどりを―
2.10日『はたらく』 佐賀を耕し食べる会 ―プチ菜園生活のススメ―

● トークイベント
2.1金 オープニングトーク  
テーマ:佐賀の『ものづかい』―つかい手が生み出す、新たなものの可能性―
場所:JONAI SQUARE 佐賀市城内1-6-10 サガテレビ1F
ゲスト:高塚裕子(bowl )、桜井祐(TISSUE Inc.)、白水高広(うなぎの寝床)
モデレーター:宮原耕史(さがデザイン)
お申し込みはFBページにて。

2.11月・祝 / クロージングトーク 
テーマ:ものづかいから見る、未来のデザイン
場所:佐賀県庁1階県庁ホール 佐賀市城内1-1-59
ゲスト:山崎亮(studio-L 代表、東北芸術工科大学教授、慶應義塾大学特別招聘教授)、田村大(リ・パブリック)、先崎哲進(テツシンデザイン)
お申し込みはFBページにて。
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本質的な地域文化の継承を。