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自炊した漫画データはEvernote管理でスッキリクラウド対応!!

どうも、うなじろうです。

今日は結構悩まれている人も多いと思われます自炊した大量の漫画データをどうやって管理するかについて考えたいと思います。

自炊した大量の漫画データは量もどんどん増えて、外付けのハードディスクなんかも容量を圧迫しますし、そのうえせっかく電子化したのでいつでも見られるような状況にしておきたいと思いますよね。

そこで私は今回はEvernoteを使っての管理方法を検討しました。

私はEvernoteの有料会員(月額600円)ですので、この記事も有料会員様向けの記事になりますのであしからず。

これまでいろいろなメモアプリを利用してきましたがなんやかんやEvernoteに勝るものが見つからずにずっとevernoteを使っています。

そんなevernoteの可能性をいつも検討していますが、今回は自炊漫画の管理をevernoteを使ってやってみようと思います。

evernoteとは?

いまさらではありますがevernoteとは最も有名なメモアプリといっても過言ではないほど有名なメモアプリです。


私自身も2012年から使い続けて今に至ります。

evernoteをの機能を簡単に説明すると

・PC、スマホ、WEBとマルチデバイス対応

・リアルタイム同期

・リマインダー機能

・ロック機能

・アプリ内リンク機能

など多彩な機能があります。


これまで私自身何度も他のアプリに浮気してみようかと考えましたが結局総合力でevernoteに勝てるアプリはありませんでした。

特に個人的に優秀だと思っているのがアプリ内リンク機能とリマインダー機能です。

アプリ内にあるノートとノート同士にリンクを貼る事ができ、考え事をする際などにバラバラに作ったノートを一括して集約するノートが作れたりします。

それぞれのリストを作ってまとめノートからリンクで飛んで管理するなんてことも可能なので非常に便利です。

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また、リマインド機能もついているため忘れ物防止などEvernoteだけでかなり多くのことができるようになっています。

ではそんなevernoteを使って自炊漫画管理をしてみるとします。

自炊漫画管理に必要な事

まず自炊漫画データを管理するにあたって重要な事が3点あります。

・いつでも見れるように準備しておくこと

・ハードディスク容量

・バックアップ問題

この3点は非常に重要です。

つまりマルチデバイスでスマホなどでいつでもどこでも見れる状態にしておかなくてはあまり電子化する意味がありません。

また、その上で自炊した漫画の容量がどんどん増えていくためそのデータ容量を考慮して管理方法を確立する必要があります。

また、電子化するにあたってデータが消えてしまう事に対する対策も必要になります。

この3つを考慮するとハードルが結構高くなります。

先にEvernote以外の方法で自炊漫画を管理する方法を検討してみました。

まず最も一般的な管理方法である

PCや外付けHDDに入れておく方法

物理的なハードディスクにデータを保存していく方法が一般的ですが、私はあまりこの方法はおすすめしていません。

大体少年漫画1冊あたり50~100MB程度の容量になりますから60冊で3GBくらいの容量が必要になります。

その為、純粋に漫画だけを保存するなら500GBのHDDがあれば十分ではないでしょう。現状500GBのHDDは5000円くらいなのでそれであれば安い気もします。

しかし、この方法はPCへのアクセスが必要になってくるためいつでもどこでもという訳にはいきません。

漫画読むためにわざわざPCをつけなくてはいけなかったり、スマホからリモートアクセスしたりという手間が発生します。

リモートアクセスは非常に便利ではありますが、結構通信量がかかるのでちょっとおすすめできません。

また、HDDの劣化を考えると定期的に新しいものを買い直す必要が出てきますし、仮にHDDが壊れてしまった時のリスクは大きいです。

NASを使う案

そこから更にネットワークを介して接続するNASを使う案もあります。

しかし、こちらは更に金額が上がる(1TBで13000円くらい)、うえにやはりHDDの故障リスクを考えると定期的に買い替える必要が出てきます。

NASを使えばマルチデバイスに対応できるようになるため利便性は非常に上がります。

かなり良いものだとは思いますが、ただミニマリストとしては物を増やすのはいかがなものかなと思い今回はこの方法は今回は保留としました。

オンラインストレージサービスを利用する

つぎに考えられるのがドロップボックスやGoogleドライブといったオンラインストレージサービスを利用する方法です。

これらはオンライン上に自分のデータを保存して様々な端末で閲覧編集することができるものサービスになります。

有名な所でドロップボックス、Googleドライブ、onedriveなどがあり、そのサービス内容は保存できる容量によって無料であったり、有料になったりしてきます。

無料で使える容量が一番多くマルチデバイスに簡単に対応してくれるのが15GBのGoogleドライブになります。

この15GB分であればNASと同じように漫画データを入れて自由に閲覧できるので良いのですが、残念なことに15Gくらいの容量ではすぐにいっぱいになってしまうことでしょう。

そこで有料のプランを選ぶことになりますが、

現状では下記の料金プランがありま

100GB:月額250円(年間2,500円)

200GB:月額380円(年間3,800円)

2TB:月額1,300円(年間13,000円)

何とも微妙なところです。

100Gではすぐいっぱいになってしまいますし、200Gで1冊100MBくらいのデータだと2000冊分となります。

足りるっちゃ足りるけどその為だけに年間3800円を払うのはちょっと馬鹿らしい感じもします。

2TBに関してはこれは既にNAS買った方が良いレベルの金額ですね。

最終的にEvernoteを選んだ理由

そんなこんなで色々な選択肢を考えてみましたが最終的にはEvernoteでの管理とすることにしました。

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その理由は

・月額600円(年間7200円)で完全マルチデバイス、ロック機能付き、月額10GBアップロード可能

・PDF内の文字検索が可能

・検索機能がしっかりしている

Evernoteはノートアプリとしての機能も非常に優れており、それ単体で考えても十分お金を払う価値のあるアプリですが、更にそのデータ容量の仕組みもまた特殊かつ優秀です。

基本的にEvernoteで漫画管理をする為には有料プランが必須になります。
なぜかというと無料プランでは1ノートあたり25MB、月間アップロード上限60MBまでというルールになっており、どんなのファイルを圧縮したとしても漫画一冊25MB以下に抑える事が難しいのが現状です。

しかし、有料プランになれば1ノート200MB、月間アップロード上限も10GBまで引き上げられており非常に優秀です。

Evernoteの容量の考え方

この月間10GBアップロードというのがこれまでEvernoteを使っていない人からしてみるとわかりづらいと思いますので簡単に説明します。
これは1月あたりの使用上限でその月の間は10GBまでデータをアップロードして良く、
そしてその上限は次の月には一度クリアされてまた10GBを新たに使えるようになるのです。

毎月10GBアップロードしている人がいたとしてその人が1年間アップロードし続けたら120GB使えるということです。

そしてEvernote の1番すごいところは全体での上限が無いというところ。

毎月10GB分常に使える容量があるわけで漫画の冊数で考えると、仮に100M Bのデータだったとしても毎月100冊分は保存する事が可能なのです。

しかも、Evernoteは検索機能が非常に優れているのでPDF内の単語なども検索する事が可能です。

その為適当に保存していても後から簡単に見つける事が可能になります。
            

Evernoteを使った漫画管理方法

具体的な使い方についてですが
基本的には1PDFないし一冊分の画像データをEvernote内に1ノートとして貼り付けていきます。

後から管理するためにノートブックと呼ばれるPCでいうところのフォルダを作成してその中にノートを作成していきます。

ノートの題名を本の題名にしておくと後から見やすいと思います。

貼り付けるPDFなどの題名がそのままノートの題名として反映される為事前に準備しておくと後が楽です。

漫画を管理する時は漫画の題名事だったり作者だったりで管理したいと思いますが、基本的にその管理はノートにタグをつけて管理していきます。

例えばワンピース10巻に「ワンピース」「尾田」とかつけておくと後でタグを選択するだけで良いので便利です。

基本的にはPDFがおすすめ

画像データで管理することも可能ですが大量にある場合はPDFで管理する方が後々楽になる為漫画データはPDFにする事をおすすめします。

なぜかというと、まずPC版にはインポートフォルダ機能というものがあります。

この機能を使うとPC上に用意したフォルダにファイルを入れるだけで自動でEvernoteにアップロードしてるのです。

大量にデータがあるような場合はこの機能を使えば自動でEvernoteにアップロードが出来るのですが、少し難点もあります。

自動でファイルをアップロードしますが、画像ファイルなどは1枚で1ノートとして扱われてしまうので、TIFファイルやJPEGなどは1度PDF形式に変換してからフォルダ内に入れる必要があるのです。

その為、自炊した漫画データは最初からPDFにしておいた方が後々手間が少なくなります。

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そうするとこんな感じで漫画をEvernoteで見たい時に見れるようになります。

ちなみに対象の問題点もあります。

Evernoteを使う際の問題点

・200MBを超える際は圧縮が必要

・ちょっと読み込みに時間がかかる

それがこの2点

まず1ノートあたり200MBまでしかアップできないためPDFデータが重くなってしまうような漫画データは圧縮する必要が出てきます。

私はそのような場合はPDF24Toolsというサイトで圧縮するようにしています。

ただ、ちょっと手間が増えるので要注意です。

また、スマホなどの外部からEvernote経由で漫画を読もうと思うとそのデータを読み込むまでに少し時間がかかります。

これはkindleなどを使う際に通常は書籍データをダウンロードすると思いますがそれに近い時間を要すると思っていただければ問題ないでしょう。

そのぐらいの時間を待ってもらえれば問題なく本を読むことは可能です。

また、どうしてもそんなに待つのはキツイという人はEvernoteのオフライン機能を使えばその問題も解決されます。

ただし、膨大なデータを事前にダウンロードすることになるためノートブックそのものを小分けにしておく必要が出てくるのでノートブックの管理が難しくなるかもしれません。


以上の事を注意していただければEvernoteによる自炊本の管理は非常に有効な方法になります。

是非参考にしていただければ幸いです。


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