育児中のつらい気持ちのこと

昨年出産をして、現在1歳になる子どもを育てているが、とにかくうまくいかないことが多い。
タイトルでは「つらい気持ち」とぼかしたけれど、実際には「死にたくなるような気持ち」のことだ。

私は妊娠してから、今まで以上に「死」という言葉を避けるようになった。
死という言葉はとても重く、ふざけて言うようなものではないと思っているからだ。

子どもが生まれて、親になり 何度もこの「死にたくなるような気持ち」になることがあった。
でも、“良い母親”でありたいという気持ちが先行して、それにずっと蓋をし続けてきた。
“良い母親”は死にたいとか言わない。
母親に限らず、できた人間というのは皆穏やかで心にゆとりがあり、「死にたい」などと口にしないイメージがある。

最近、子どもが夜中まで起きていた上、朝早くに起きるということが続いている。
この文面からは なんだそれだけのことか、くらいにしか思われないかもしれないが、これが結構精神的にこたえるのだ。
夜中に3時間も4時間も、およそ9キロの重さの子どもを抱えてひたすら室内をぐるぐる歩く。その間、腕の中で子どもは大泣きして暴れている。
今回は入院中だったので、同室のお子さんもギャン泣き(お母さん不在)。
その空間に、大人は自分ただ一人という状況だった。

翌日来た夫に、死にたくなる、ともらしてしまった。
疲れて頭が働いていない状況での、ある意味本心から出た言葉だったのかもしれない。

やってしまったと思った。
ずっとこれだけは言わないでおこうと思っていたのに。

母親も人間だし、完璧ではない。
得意不得意は当然あるし、やりたいこととやりたくないこと、できることとできないこともある。
でも、出産して育児が始まった瞬間から、得意だろうが不得意だろうが、できるとかできないとか、やりたいとかやりたくないとかに関わらず、「やる」以外の選択肢がなくなる。
これが苦しさやつらさの原因ではないかと思う。

私はやりたくもないことをやるしかないのに、なんで夫はやらないの?
私が母親だから。母親が何でもできると思ってるの?
自分を殺してまで、子どもを泣き止ませなきゃいけないの?
最終的には私(母親)がやるだろうから、自分はやらなくていいやとか思われてる?
などなど。死にたいと口にしてしまってから、色んな思いが頭の中に浮かんできた。

この一件で気付けたことがあった。
私が今回一番嫌だったのは、子どもをあやして歩き回った時間が徒労に終わったこと、つまりは、私は無駄なことを一切したくない人間なんだなということに初めて気がついた。
今まで、目的地までの最短ルートで行けなかったり、やたらと遠回りしてしまった上に楽しいこともなかった時に謎に機嫌が悪くなっていた理由がわかった。

話が逸れたが、「死にたさ」について口にしないことで、良いこともあった。強引だが、前向きになれていたように感じる。
しかし、死にたいなどと言えているうちは、まだ大丈夫、ということもあると思う。

とはいえ死にたい気持ちにならないに越したことはない。
これを書いている途中でまた子どもが泣き出した時に、夜勤の看護師さんが様子を見にきてくれて 涙が出るほど安心した。(というかなんで昨日まで誰も来てくれなかったんだろう…。)
母親は孤独なことが多いので、気にかけてくれる人がいるだけで嬉しい。
死にたい気持ちもどこかへ行ってしまったみたいだった。

#育児 #母親 #ママ #子ども #気持ち

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タキノユキ

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