0223

2月17日(日)に開催されたCOMITIA127に参加しました。恒例の、自分があとで振り返るための日記です。

今回のおしながきはこちら。


案の定新刊がなかった(11月と今回2月と新刊がありません)ので、次のイベントこそ本を作りたいなあと思った回でした。

写真に映っているのは友人です。

今回は友人の奈知ちゃんに売り子さんをお願いし、サークル、コトカゼの青嶺トウコさん(@ao_toko)と東堂燦さん(@sun_todo)と隣接配置をさせていただきました。
(わりと本気で、今でもお二人のファンに羨ま刺されするのではないかと思っている)(素敵なお二人のファンは素敵な人々のはずなので優しく見逃してくれるだろうとも思いつつ)

また、トウコさんが、2つのスペース両方が入るように写真を撮ってくださっていました。スペース全体的に青くって良いですね。

トウコさんと東堂さんの御本は表紙がとても魅力的で、さらにタブレットの宣伝もキャッチーなので道行くひとが皆目を留めていた印象があります。素敵でした。

イベント中はトウコさんや東堂さん、奈知ちゃんと楽しくお話させていただき大変楽しかったです。皆さんそれぞれに細やかな心配りができる方々で好ましく、とても心穏やかにいられました。癒される時間でした。

友人の奈知ちゃんは以前に空アンソロを初頒布したとき以来の売り子さんでしたが、相変わらずスマートに会計をしてもらい、内外サポートをしてもらいました。やはり一人ではイベントには出られないなと痛感した次第です。

それからトウコさんのコトバ小曲集フライヤーにわあわあ言ったり、東堂さんにチョコレートを沢山いただいて餌付け状態になったり、楽しかったです。東堂さんの所作に溢れる気品というか優雅さは、そのまま創作に現れているのではないかなと思いました。(集英社オレンジ文庫『ガーデン・オブ・フェアリーテイル』を直近で拝読していたので余計に)


- ここで一旦CMです -
 
触れたらきっと、この恋は朽ちてしまう
ガーデン・オブ・フェアリーテイル 造園家と緑を枯らす少女
東堂燦さん著 集英社オレンジ文庫
http://orangebunko.shueisha.co.jp/book/4086802074 



さて、前述しましたように今回も新刊が作れなかったので、せめてと思い、さくっと作ったコースターを持参しました。

六角形かわいい。印刷所の選択肢に六角形があることを知ったので深く考えずこのデザインにしました。
たしか厚みが2mm。わりと薄くて、栞にしても良いのではないかと思います。何にせよコースターであれば一度使ってそのまま捨ててもらえると嬉しいです。

当初は活版印刷をやってみたかったのでコースターを作ろうと考えていたのですが、見つけた良さげな印刷所の最低ロットが2000だったのでやめました。金額が同じでも2000は要らないかな…。笑
トウコさんが今回のコースターの印刷所さんを一発でお当てになったのでさすがだなあと。


…というわけで新刊がないぶん予想はしていたのですが、今回のスペースはわりとゆったり、本の出もゆったりでした。出るときの3分の1くらいかな。

ですがその分、スペースに寄ってくださったお一人お一人とゆっくりお話させていただけたような…?
以前に来てくださって今回またお立ち寄りくださった方もいらして本当に嬉しかったです。
蓮魔さんが以前描いてくださったイラストの原画を持ってきてくださったり…強請ってすみませんでした。宝物です。

差し入れもいただきまして嬉しいです、毎回ありがとうございます。
バレンタインが近かったからかチョコレート多めだった気がします。美味しくいただきました。
花音さんが私をイメージして持ってきてくださったハンドメイドのイヤリング、青い猫モチーフでとっても可愛いです。翌日早速着けました。

お買い物は今回こんな感じでした↓。
今までと比べるとだいぶ少なめですがイベント参加を重ねるにつれ控えめになってきている気がします。厳選していくスタイル。

西ホール開催のコミティアに参加するのははじめて。1階と4階に分かれていたので、独立している4階はひと気が少ないのではと勝手に懸念していたのですが、4階もとても賑わっておりました。
L字型の1階と、少し離れた4階をふらふらして、目に留まったポスターの御本を買わせていただきました。
わりとジャケ買いをするタイプでして、漫画もイラスト集も、結構ポスターに惹かれて買わせていただくことが多いです。
ポスターを出しているという気概が好きなのと、遠くから見えるという視認性の高さだと思うのですが。

あと今回のお買い物では、推しの神絵師さんのスペースにお伺いして新刊のイラスト集をゲットできました…!
完売してなくてよかった、沢山持ち込んでくださってありがとうございます。
奈知ちゃんはじめ皆さんに「神絵師の本を買ってきます」と宣言してスペースを任せさせていただきました、ありがたや。
お手紙を書きたかったのですが用意ができなくて、せめてと差し入れを持参したのですが、それを渡したいとそわそわしてしまうあまりにカレンダーがまだあるか伺うのと名刺をいただけるか尋ねるのを失念しました。
残念、だけれど差し入れは召し上がってくださったみたいで…(ツイ―トを拝見してしまいました) ありがとうございますまたお伺いしたいです。


16時、穏やかに閉会を迎えまして、宅配搬出も滞りなく済ませました。
今回、先日に読んだ藍間さんの御本で取り上げられていたメーカーの台車(キャリーカート?)を持参したのですが、宅配搬出が楽でびっくりしました。楽…。キャリーケースの上に段ボールを無理やり載せるのも悪くなかったのですが餅は餅屋ですね。
なおポスター等も持ち込んでいるので、回を重ねるたびに宅配料金が高くなっているような気は薄々しています。気にしない。まあクロネコメンバーズのカードで支払いをしているので、宅配料金がいくらかかっているか正確に把握していないのですが…。


撤収後は奈知ちゃんと2人で打ち上げへ。全然何にも関係ないけど博多料理屋さんだったと思います。
鶏皮串が美味しくて、はじめは一本ずつしか頼まなかったのに即座に追加注文しました。笑

ご飯屋さんは次の予約が入っていたので移動、ケーキも食べて満足です。パイプ椅子に座っていただけなのにお腹が空く。

その日に直帰することもできたのですが、距離的にしんどいので一泊しました。
翌日月曜日は、日本製紙さんのペーパーギャラリーと王子製紙さんのペーパーライブラリーをハシゴしました。ペーパーライブラリーは前回行ったばかりだったのですがパッケージ×加工の展示が期間限定であるというので。
(なお銀座伊東屋にある竹尾さんには土曜日に友人に付き合ってもらってちらっと立ち寄りました。そんなに変わってなかったように思う)

どちらもそれだけをメインに行く広さではありませんが、企業さんがオフィスの一部を無料で公開してくれてカットサンプルも持ち帰れて、と考えると贅沢です。
以前に使ったことのあるb7トラネクストは日本製紙さんの紙でした。

印刷博物館にずっと行ってみたいのですが、月曜日がお休みだということをいつも忘れてしまって…月曜日以外に行けることを願っています。
あと東京に住んでいたときにあんなにも近くにあった紙の博物館、離れてから行きたさがすごい。
たぶん一人で行ってもとても楽しいのですが、付き合ってくださるフォロワーさんがいたらぜひご一緒いただきたいです。


今回のイベントも満喫しました。
次のサークル参加は8月を予定しています。5月は休み申請をするのが厳しいので、偶然にもお休みだったら文フリかコミティアに行きたいなあ…。
2018年は奇跡の2連休だったので両方行けて非常にハッピーでした。上司、私のツイッター見てたりしないよね…?(休みはありがたいけれどそれは恐怖)


以下は余談ですが、コミティアの週は月曜日から長期休暇でして、こうあまさんと遊んだり実家に帰って旧知の友人と遊んだり、バレンタインの催事場を回ったり、何にも憚らずひたすらに楽しいことだけをして過ごしました。
ある平日夜に家族で飲みに行きまして。仕事上がりの身内と合流して居酒屋に行ったあと帰宅して。(恥ずかしい身内話ですが珍しく母が酔いまして、寝かしつけて)飲み足りなかったので父と冷蔵庫にあった安いシャンパンを開けたのですが、
イベントというものがいかに楽しいかつらつらと父に語りながら、ああ楽しいんだなあとあらためてしみじみ感じました。
自分が本を作っていることとイベントに参加していることを両親に隠していない(寧ろ最近は成果物を見せてしまう)ので、別に特別な話でなく報告や雑談のひとつとして話してしまうのですが、
コミティアの会場配置図を見せながら、
これだけ沢山の創作をするひとが一堂に会すること、一般参加者もそれを楽しみに来ること。
さらに私の本をまた欲しいと言って来てくれるひとがいること、まるでファンレターとも呼べるようなお手紙などをくれるひとがいること。
「こんな幸福なこと普通に生きててある?」と言ってしまいました。普通、という言葉の定義は置いておきますが(たとえば自分が創作をしていなかったら、という意で使いたかった)、たぶん酔ってましたね。酔っていなくても言うけど。

父はわりと昔から自分の趣味を楽しむひとなのでその影響を多分に受けていると思うのですが(サイトは父親がやっていたから小学生のときに作り始めました)、最近は仕事が忙しくてなかなか難しそうなためか
「楽しそうに生きてていいね」と言われました。そう見えるようです。
いやそうなるように楽しみを設定して生きてるんだよって反論(?)してしまったけれど、親にそう思われるというのはまだ逆よりだいぶ良いのかもしれません。

友人たちとごはんに行ったときに「次の楽しみ、どうしよう」と言っていたのが印象に残っていて、ああ私だけじゃないのかとぼんやり思ったのも今回の一連の旅行の収穫の一つだと思います。
あまりに一つの楽しみに依存するとそれが破棄された時にしんどいとは思うのですが…。

最後に、今回の旅行で訪れた綺麗なところの写真を置いて終わります。これも自分が後で見返す用。


脈絡のない話にここまでお付き合いありがとうございました。

重ねて、今回もお立ち寄りくださった方、購入してくださった方、RTなど宣伝にご協力くださった方、奈知ちゃん、トウコさん、東堂さん、ありがとうございました。
手にとってくださった本は、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


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