0911

note(日記と言うより月報)を書きたいなあとぼんやり思っていたらぼんやりと日々が過ぎ、前回の記事から早三か月以上が経過しておりました。
ようやっと近況報告をします。別に何の報告義務がある訳でもなく、相変わらず私事の純度100%、プライベートと創作関連の記録です。


前回の記事を書いていた5月末の私は住所固定無職だったのですが、10月からの職が決まりました。

いやまだ働いてなかったの?と思われる方もいらっしゃると思うのですが(そもそも無職だったの?と思う方もいるかも)、まだ働いていませんでした。なんと。驚くべきことに。
……もらえる雇用保険はもらっておこう精神。
まあ去年の自分に言っても驚くと思うのですが……退職金と雇用保険のおかげで、生活レベルをさほど落とすことなく暮らせていました。人生の春休み(長さ的には春休みからのそのまま夏休み)だったなと。


何をしていたかと言うと、6月ころから公共職業訓練なるものに通い、資格の勉強をしていました。(ちなみにまだもうちょっと通います)

職業訓練は、雇用保険を払っていた人が通える学校のようなものです。
入学に選考はあるけれど、通っている間は雇用保険も下りるし若干の手当も出るし、働いている時ほどではないとは言え多少のお金を得ながら学ぶことができるという、そんなありがたい制度です。
授業の雰囲気や周りの人のレベル、キャリアコンサルタントの方も自分にわりと合っていたので行って良かったなと思います。
周りの人も真剣に学んでいるし、プレゼンやお話も上手なので「こんなにスキルがある人も(各々の事情あって)無職なのだな…」と何だか安心するような気持ちさえありました。
(もちろん無職がダメな訳ではないのですが)

資格は3つ取りました。4つ目の勉強中です。
受験料は高かったのですが今後に役立つのでまあ勉強して良かったかなと。


そんな感じで最近は、非常に規則正しく毎日を過ごしています。
PCの色々を学んだので、仕事というよりアンソロ企画に役立ちそうな知識をたくさん仕入れました。
PC自体は今までも普通に使っていたのですが、今回知らなかった機能、ショートカット等々、さまざま身につけたので今後、結構効率upできるかなと。企画の次回をやるなら表に出さない部分でパワーアップできそうです。


日々学びつつ、並行して就職活動のあれこれをしていたのですが、まあ当面はお金が下りるので11月入社くらいで良いかな…と思いながら活動しておりました。
……就職活動なるものが嫌いなので……。
新卒のときもそうなのですが、嫌いゆえに準備をしっかりするという傾向があり(たくさん受けてたくさん落ちるというのが嫌なので前準備や対策をわりとする)、結果として、今回も1社しか受けませんでした。
新卒のときも一番はじめに受けた1社で内定をもらって即就活終了、そのまま入社したので、「お祈りされたことない」記録を更新しました。ひそかに自慢。

今後、入社したらしたで、「働きたくない、労働したくない」と管を巻く自信があります。が、私の性質上どこに行ってもそれを嘆く予感はあり、ならば次の職場は少しでも人間関係等の環境が良ければいいなという感じです。
残業は減るかな…減ると良いな。年収が前職より減るのは遺憾ですが、その分責任も減るので給料なりの業務をしたいです。どうせ労働をするなら給与に見合った量しかしたくない。

ひとまず、新しい職は基本土日休みのはずなので、イベント参加スケジュールが読みやすければ良いなと思っています。


そのイベントですが。
コミティアは9月が中止、11月が現在申込み受付中という状況ですね。
申し込んでいた9月は中止になりましたので、遠征費に相当する金額をコミティアクラウドファンディングに入れておきました。

私はコミティアの存在を知って初めて同人誌即売会に行き、製本という文化を知った人間なので、コミティアを親のように思っているところがあります。
いや親という表現は怪しいかもしれないけれど、規模をとってもあの雰囲気をとっても、他の同人イベントでは決して代替し得ない楽しさを感じています。
なくなってしまう、ということがあれば、同時に私の大部分も死ぬのだけど?と言ったような。強い衝撃を受けそうな。

コミティアに限らず同人誌即売会に限らず、世には多くのイベントがあり、文化的なものがあり、生活必需品だけでは枯れてしまう私たちに潤いを与えてくれています。
贔屓をせずに全体を支援できたら一番なのですが、そのどれもに手を伸ばすのは難しい。なので自分の一番大事な場所に、微力ながら支援をさせていただきました。

コミティアクラウドファンディング、9月に入って支援金が1億円を超えたとのこと。
実行委員会さんが「当面の経営上の負担を心配することなく、小さな規模からのイベント再開を目指すことが出来るようになりました」と口に出してくれたことには正直ほっとしました。

(引用元→http://www.comitia.co.jp/html/134entry.html)

11月の東京コミティアは、この文章を書いている時点で、いつもよりサークル数を縮小して開催予定だそうです。
普段の私ならば「絶対に参加する!」と飛びつくところですが、今回11月は、自身でのサークル参加申込みは行わない予定でいます。
一般参加はしたいなと思っておりますが。

サークル申込みをしない理由はいくつかあって、一番大きいのは仕事があって準備ができないこと。あとは設営対策をどうしたら良いか、答えが出そうにないためです。

まずは仕事の話。
これは色々未定なのですが、10月から数ヶ月間、自宅を離れることになりそうです。そのため単純に設営什器や在庫を搬入できません。自宅に戻って搬出準備だけするのも厳しくて。
頒布物が用意できないので見送ることにしました。

それから設営対策。
このご時世における設営をどうしたものか、自分はこのようにしたいという構想がまとまっていない、それを11月までに整えられる気がしないというのがあります。
今まで、小規模な即売会に参加された皆さんの設営写真を拝見してきましたが、ビニールシートを吊っている方、見本誌を出さずにカードやQRコードで対応している方、さまざま工夫をされていました。
逆に、これまで通りで、特に何も追加されていない方もわりと見受けられました。(個人的には驚きましたが、街中、駅ナカで開催されているようなフェア/フリーマーケットもビニールシートは吊っていないのでそんなものかもしれません)

何が正解か分からないし、正解というものはないのだろうし、追加の何かを講じていないことを他人が責める権利もない。(サークルさんによっては写真に写っていない部分で工夫しているところもあると思います)
ただ、私はどうしたものかなあ、どうしたら自分自身が納得できるかなあと今だに思いあぐねているので、ちょっとまだ引き続き考慮期間です。


ただコミティアの空気、ビッグサイトの空気は吸いたくて吸いたくて仕方がないので、一般参加できたらなあ、と思っています。9月上旬時点ではそんな感じです。

ちなみに念のため書いておきますと、9月のエアコミティアも見送るつもりです。
(※リアルコミティアが開催されるはずだった日程で、オンライン上で同人誌の通販等をひらく機会)
通販作業をする時間がないのと、web夏企画に注力したいので。


「#web夏企画」は、私が主催している、夏をテーマにしたオリジナル作品を募集するweb企画です。
先日、作品募集期間を終えました。
なんと98作品ものご提出をいただき、予想を超えた数にありがたい気持ちでいっぱいです。
おととしの類似企画の提出数は35でしたので、2倍以上の参加をいただくことができました。

お預かりした作品は、私があらすじを書き、印象に残った一文を抜粋し、宣材を作り、企画サイトの作品紹介ページで公開させていただいています。
その作業内容の性質上、一気に、即時公開することができず、毎週5作品ずつ公開させていただいております。

読む方のペースを考えても、あまり大量に公開するよりは少しずつと思っているのですが、本日時点で公開済みは40作品。折り返しもまだです。
スケジュールを組み、毎日作品を拝読し、感想を書き、といった形でじわじわ進めさせていただいています。
参加者さんをお待たせしてしまっており恐縮なのですが、まだまだ夏にいさせてください。


お寄せいただいた作品たち、ひとつひとつ輝いていて、新作を読むたびに「たのしい!」と思います。
ジャンルもさまざま。現代ものやファンタジー、恋愛を主軸にしたものからホラーや青春、SFなどなど、多彩で本当に楽しいです。
企画についてはあらためて、きちんと全部公開してからまたお話したいところです。
作品については、書くというよりツイキャスあたりでゆるく喋りたいですね。


そんな感じで、最近は日々企画のことをやりながら作品を楽しみながら過ごさせていただいています。

来月からまた環境が変わり、やはり「一年後にどこに住んでいるか分からない」人生だなあという感じがします。
ずっと同じところに住んでいたくない気持ちはあるので、引き続きなるように流されていきます。

以上、取り留めのない近況報告でした。

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