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林舞輝監督の試合後コメントから見えるもの。

※このnoteに掲載されている林舞輝監督のコメントは奈良クラブ公式サイトより転載しております。写真についても同様に奈良クラブ公式サイトのものを使用させていただいております。

ラインメール青森戦の林舞輝監督コメントへのツイートを目にした。

ツイートへのリプライ

もちろん奈良クラブサポーターである私も好きになりました。

奈良クラブはもちろんのこと他クラブサポーターまでをもコメントのみで魅了する林監督。そんな彼が試合後に何を話しているのか。

試合後コメントを公式サイトから集めてみました。

第17節 いわきFC戦 1-2 敗戦

サッカーは難しいですね。色々とあの手この手を考えたんですが、押し返せなかったです。
結果は結果で、それ以上でもそれ以下でもないですが、しっかり出来る限りの準備をして、選手はすべてを出し切ってくれたので悔いはないです。
いわきFCさんが全力を出し切ってやってくれたからこそなので、いわきFCさんには感謝しています。

第18節 高知ユナイテッドSC 1-1 引き分け

カウンターを食らうことを想定した上で、ボールはしっかり運べてたし、チャンスは作れていた。
最後点が取れない所、決定機を決めきれないところも含めてサッカー。
最後まで戦えるところは良かったですけど、やっぱり勝ちたかったです。

第19節 ホンダロックSC 3-0 勝利

前節20本近くシュートを打って1点しか取れなかったので、点を取るという事を1週間意識づけてきたので、3点取って勝てたのは良かった。
2試合連続で主導権を握って最後の最後まで攻め切って終わることが出来た。それだけ攻めれているのはいいことだと思う。
次に向けてもいい準備をしたい。

第20節 ヴェルスパ大分 1-2 敗戦

(シュートを相手より多く放ちながら)決めるとこで決めきれなかったのは僕の責任です。それは練習が悪かったかもしれないし、ロッカールームで振る舞いが悪かったのかもしれないし、戦術が悪かったのかもしれない。勝てなかったって言うのは何かが悪かったということなんで。
ただ前半でエース(水谷)が怪我で交代し、後半は(寺島の)退場もあった中で、諦めないでチャンスを作ってたし、そのメンタルの強さみたいなのはうちの選手のすごいとことかなと思います。

第21節 ソニー仙台FC 1-1 引き分け

相手のソニー仙台FCさんは、強度の高いチーム。後ろの選手がどんどんボールを蹴ってきて、プレスの強度も強い。やることがはっきりしているから力強い。
それに押される時間帯が多かったから、その力強さに負けちゃいけなかったと思う。
前半はよくリードして帰ってきた。本当によく戦うチームだと思う。もちろん引き分けで悔しいというのはあるけど、あれだけチーム一丸となって戦っているのは評価できる。
チームは急にはよくならないし、日々の積み重ねでやるしかない。
(中2日で天皇杯など連戦が続くが)2日だと練習で出来ることは限られる。遠征からの移動もあるし、リカバリーしてもしきれない部分もある。だからこそ次の試合に勝てるメンバーを選んで、次の試合に勝てる準備をするだけです。

第22節 鈴鹿ポイントゲッターズ 0-1 敗戦

ホームだし、相手も上位のチームではないので今日の試合は勝たなきゃいけなかった。
(プランとしては)前半0-0でいって、後半から菅野選手や島田選手を投入して(攻撃の)強度を高める狙いだった。
ただ交代で入った選手のコンディションがそこまで良くなくて、思ったようにチームを勢いづけられなかった。
あとは前半0点で凌いだのに後半の立ち上がりで点を取られたことも誤算だった。
14日で5試合という連戦で、やはり選手も疲れているんだろうなと感じる部分が多い。
ただ僕らには天皇杯を捨てるとかそういう考えはなくて、5試合すべて勝つというつもりでやっている。
そちらの方が、勝ちにいって負けた方が学べるものが大きいと思っている。
(連戦も残り2戦)しっかり次の試合の準備をしてやるだけです。

第23節 テゲバジャーロ宮崎 2-1 勝利

(テゲバジャーロ宮崎は)前線の選手が強力で、途中交代の選手のクオリティも高い本当に強いチーム。
特にエリア内ではギリギリの戦いだった。
(相手の)オフサイドで助かったシーンもあったし、前半はこちらもシュートも中々打てず苦しんだ。
そういった相手にこうやって勝てた事、いい試合ができたと思う。
天皇杯から中2日。1日がオフで、1日は宮崎への移動で、今日が試合。
(疲労もある中で)今日は気合だと思っていた。気合で戦った試合だと思う。

第24節 ヴィアティン三重 1-0 勝利

今日戦ってみてヴィアティン三重さんは本当に良いチームだと思いました。本当にキツかったです。その分だけ嬉しさも大きいです。
今日の試合の勝敗を分けたのは、前の試合で僕らが勝ったこと。(過密日程で)練習なんて何もできないという中で、アウェーで無敗のチームに先制されても逆転勝ちすることができた。あの勝ち方、あの頑張り、あの戦い方が大きかった。あそこで努力に見合った結果が出たので大きな自信が生まれたのだと思います。
このチームには、「JFLで一番強いチームになる必要はない、一番上手いチームになる必要もない、一番戦術的に面白いチームになる必要もない。JFLで一番戦えるチームになろう。一番ハードワークして、一番戦えるチームになろう」と宣言してきた。
それをこの2試合では達成できていて、よかったと思う。

第25節 ラインメール青森 2-5 敗戦

―打ち合いの末に2-5で敗れるという結果になったが率直な感想は。
サッカーは本当に色々あるなと思いました。ラインメールさんは前の選手達が本当に上手いし、得点力があるからこそ、後ろの選手がしっかり守れる。本当にいいチームでした。

―1-0で折り返したハーフタイムにはどのような指示を出したか。
「前に行け、2点目を取りに行こう」と、それだけです。相手が(点を)取りに来るんだからそれをひっくり返せという話をしました。

―後半は両チームが点を取りあい、2-2から相手に勝ち越された。
もちろん3点目もだけど、2失点目が本当に痛かった。(ボールが審判に当たって相手ボールから再開になるなど)運がなかった部分もあるし、あの場面で守り切れず2失点目してしまうのが僕らの未熟なところ。選手だけじゃなくて僕もどういう展開にするか、しっかりとリーダーシップを取らなければいけなかった。

―最後は2-2から前に攻めていった中で計5失点した。
そこはある程度オールオアナッシングなので想定済みではありました。
今シーズンは普段から、アウェイだろうがどんな相手だろうが、どの試合も勝ちに行くと言っている。
引き分けでよしとせず刺し違える覚悟で攻めて、上手く勝てたのが宮崎戦。
逆にそういう展開になると、今日のように刺し負けることもある。
刺し違える覚悟で攻めた上で、しっかりと勝ちきれる強いチームになっていかないとけないと思います。


改めて読んでみて。なんだろう。試合結果とコメントだけなのに試合が目に浮かぶ…違うな

林監督の姿が目に浮かぶw

そういう目でもう一度第17節から25節まで読み返してください。

どうでしたか?

試合中だけではなく練習中や普段の林舞輝監督の姿までもが見えるような気がしませんか。

コメントから受け取れる林舞輝監督の魅力が奈良クラブだけでなく他クラブのサポーターまで魅了するのかもしれません。

合わせてこんなツイートも

実際に会ってみて生の林舞輝監督のコメントを聞いてみたい!

奈良クラブには試合後に林舞輝監督自らが試合のレビューをするというとんでも企画があります。

今週末はMaiki Reviewで林舞輝監督のコメントを生で体験してみようと思います。

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