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2024/3/2 キーボードマーケット トーキョーを振り返って備忘する(@A-7 YMGWorks )


キーボードマーケットトーキョー(キーケット)について

2024年3月2日(土)11:00-16:00
東京都台東区花川戸2-6-5 
東京都立産業貿易センター台東館 7F展示室(北)

キーボードオンリーの即売会イベント、なんと前売り券1,000枚超が完売し、とんでもない熱量をもって満員御礼で開催されました!
公式サイト


A-7 YMGWorksサークルの様子

試打コーナー、レジ、商品棚大きく3つのセクションに分けてみました

お品書きとともに振り返る

ありがたいことに当日は終始バタついてしまい、ほかのサークルをほとんど回れなかったので、自身のサークルや準備について振り返っておりますので、あしからず・・・。

左右分割型・ポイティングデバイス搭載キーボード
The Endpoint

まずは見た目に関して、ChemicalkeycapでKEEBPD等にポストした写真のインパクトが大きかったようで、いろいろと嬉しいお言葉も頂けました。
触っていただいた感想としては、
・人差し指トラックボールの感度や操作感が好き
・オートレイヤ切り替えどうなってるの?(笑)
・左スクロール・右ポインタのデュアルボールが便利
・サム型・フィンガー型、左右取り付け位置が選べるのがいい!

といったものがありました。
トラックボールは使っているが親指タイプは少し合わなくて、フィンガー型の選択肢があるのはうれしい、マウス派だけどキーボードとの移動距離は確かに、少し煩わしく思う、すでに一体型のキーボードを使っているがまた違った操作感があり新鮮、といった反響をいただきました。

反省点としては
・ボールの高さがもう少し下がるとよい。キーとシームレスになるといい
・完成済みキットがあったら買いたい(はんだ付けはハードル高い)

パームレストも売ってほしい
といった声をいただきました。

ボールの高さに関しては、せっかくコネクタ対応のブレイクアウトボードにしたので、基板のデザインを変えれば実現できそうです。

はんだ済キットはトラボユニットでPCBA初めしたので検討できそうです。ただ少し値段がちょっと上がってしまうことが懸念ではあります。

パームレストはどうしても専用パーツになってしまうので需要が読みずらいのと、ポインティングデバイスを埋め込めるV2を検討中なので、まずはデータ公開していこうと思います(しかしながら、データ発注もハードル高いかもしれないですね・・・悩ましい!)

キーキャップ/スイッチディスプレイ アクスタおやじ

YMGWorksのショップロゴのノベルティを作りたいと思って生まれました。
がっつりとロゴを入れてしまっているので、はたしてどうかな・・・と思っていました。
しかし、予想に反して、Xで見て気になっていた!という方や、この角度でキーキャップを飾れるスタンドがありそうでないですね!というお声を頂き好評でした。もう少し外形に凝ったり、ディスプレイとしての機能性やカラバリを強化して、V2を構想してみるのもいいなと思いました。


やってよかったこと

備忘も兼ねて設計発注関連・販促物・持ち物・サークル設営の観点で振り返ります。

発注関連

今回春節を挟むということもあり、何とか海外関連を年末までに済ませるイメージでバッファー込みでスケジュール組みしました。
実際は年始にミスが発覚して再発注がありバッファーを枯渇する形になりました・・・(1か月のバッファ―大事)。

販促物・企画

・簡易商品カタログ
ラミネートにリングをつけてペラペラめくれるようなものを用意しました。
いつもはBOOTHやビルドガイドに載せている情報ですが、対面販売では現実世界に召喚しないといけないことに気づいて作りました。かつ、情報量を絞って分かりやすく伝える必要があります。
特にキットに含まれているもの・含まれていないもの・オプションについては聞かれる機会も多く、お品書きとは別途に準備しておいて大正解でした。

・オリジナルシール
ちょうどショップロゴを刷新したタイミングでもあり、名刺以外に手軽に配れるものを作りたくなって用意しました。
こちらは完全に直前の思い付きだったのですが、100円ショップで買ってきたホロ仕様の光沢紙がかなり優秀で、インクジェットプリンタでもそれなりのクオリティが出ておどろきました。

試打コーナー

これは本当にやってよかったです。今回はトラックボールの操作感がポイントだったので、iPadにつないでタイピングもできるようにしておきました。
iPadは意図せぬアプリ起動を防ぐために、アクセスガイドの設定をしておきました。地味にこの機能、初めて使いましたが便利ですね(笑)
おかげで、沢山のFBを頂くことができましたし、普段使いのデバイスとの比較もしていただけたのかなと感じています。

キーマップとボール操作によるオートレイヤー切り替えを説明した
販促物も用意しました
使用しているスイッチやキーキャップ・オプションについても掲示
(こちら天キーやキー部からの学びです!)

持ち物(在庫・販促物以外)

今回以下を用意しました。
意外と文房具の出番がなかったです(多分たまたま?)。

◆持っててよかった
・養生テープ(マステ)・・・値札等の固定
・ドライバー・・・試打コーナーのキーボード調整向け
・キースイッチプラー・・・試打コーナーのキーボード調整向け
・ポケットWi-Fi
・iPad・・・試打コーナーで大活躍・アクセシビリティでメモ帳だけを表示する設定にしておいた
・squre(決済端末)・・・お客さんの6割ぐらいが電子決済だったので用意して正解だった
・ポータブル充電器とケーブル・・・ほぼ必須
・ホワイトボード&マーカー・・・ちょっとだけ離席することがあり「HH:MMにもどります!」の書置きができた
・タブレットスタンド/カードスタンド・・・販促物を飾る
◆今回は出番なかった(文房具一式はあったほうがいいと思うものの今回は活用なかった)
・ハサミ・カッター
・サインペン
・ボールペン
・コピー用紙/メモ用紙(値下げ告知だけでなく、筆談が必要なケースもあるかも)
・電卓
◆あったらよさそうなもの

・デスクマットor防火クロス・・・サークルの見栄え的にも
充電ドック・ipad・・・試打コーナーのipadが絶妙に持ちませんでした。充電しながらデバイスがつなぎこめるドックがあると便利です。


まとめ

サークルにお越しいただいた皆さんと会話していて、天キーやキー部などとはまた違った熱量を感じました。
具体的には、色々なデバイスに触れてみたいという想いをベースにしながら、よりご自身に最適な操作感やスペック、見た目を求め、丁寧に吟味されていたように感じました。
自作のコアなファンだけでなく、初めての自作にチャレンジされる方や、完成品中心に触れられていて、新たに自作に興味を持っていただいた方も、一定数おりイベント参加層のすそ野の広さを感じました。

ポインティングデバイス搭載のキーボードという観点からは、一昨年あたりからのブームも相まって、皆さんの関心も高かったように感じました。また既に使われている中での2台目の検討、よりご自身に合う仕様を求められているように感じました。

何より終始、訪れていただく皆さんとの会話を楽しみながら、あっという間の時間という印象、非常に学びの多い一日になりました。
改めまして、1,000人規模のイベントとしての完成度、安心安全な環境を実現してくださった運営の皆さんには感謝です!サークル出展者として、個人的にはエントリーから当日まで全く不自由を感じませんでしたし、次回に向けての期待も大きく高まりました。


非常に丁寧に取材をしてくださったgreen-keysさんはじめライターさん、メディア各社さん、告知から前日生配信と、かなりの熱量で盛り上げてくださったDaihukuさんにも改めて感謝申し上げます。


ほぼ週刊キーボードニュース・・・開催経緯や裏話も語られていました

ITmediaさんの記事・・・・終盤に弊サークルも紹介いただいています!

河村亮介さん(green-keysさん)・・・実際に現地に行った気分になるほど充実のレポートです!


Daihukuさんチャネル・・・前日はなんとライブ配信、ラジオ番組みたにクオリティが高いです!


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