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梅毒になってから飲んだ薬について。

こんばんは、梅な内勤です。

最近Twitterの方で定期的に募集してる『質問箱』に、薬についての質問がたまに頂けるのでまとめてお話しようかなと思いました。

Q:梅毒の治療でピルを服用するのはなぜですか?

ひとつめの質問に関しましては以前noteで私が薬の写真をUPした時にビタミン剤やピルも一緒に写っていたため勘違いをさせてしまったのかなと思いました。誤解させてしまいまして申し訳ありませんでした。

病院で処方され他のは右側にあります、「アモキシシリン」「ベネシッド」になります。

これを毎食後4錠1錠、1日3回服用を約2週間しました。(現在は投薬終了)

ビタミン剤に関しましては以前から個人的理由というか、とある本の影響を受けまして服用しています。

うつな訳ではないのですが、元々食が不規則なうえにあまり量も入らないためサプリメントに頼ろうと思い、色々と本を読み漁っていた時にこちらの書籍をみつけて試しに実践していました。

ピル(低用量ピル)に関しましては以前の仕事がら、服用していたものなのですが、現在パートナーがいるので避妊目的もありそのまま服用してました。

Q:梅毒の薬、毎食後4錠って書いてありましたが1,000mgも飲んで大丈夫なんですか?アモキシシリンって通常250mgで重くて500mgまでだと思ってました。

次にこちらの質問なのですが、これは質問をして頂いた方も感染して処方された量が私と違うのでされた質問かな?と思いました。(違ったらごめんなさい)

私は現在こちらの病院にかかっています。

こちらの質問を頂いてから私なりに色々と調べたのですが、梅毒における治療は病院によって様々で、また患者の状態(HIVも同時に感染している、梅毒の経過、再感染している患者)によっても変わってきます。

「アモキシシリン1回500mgベネシッド1錠/1日3回4週投与を基本とする」

(日本性感染症学会梅毒委員会梅毒診療ガイド作成小委員会)(梅毒に対するアモキシシリン1500mg内服治療の臨床効果-日本感染症学会誌2018-)(モダンメディア 64巻8号2018 [話題の感染症 細菌性疾患梅毒 -現代の梅毒2018-])

多くの書籍にはこちらの記載が多くありました。ただ、この治療の根拠となる元のデータが1970年代後半に基づくものであり、近年では2015年に国立国際医療研究センターの研究により現在では、

「アモキシシリン3000mg(12錠)+ベネシッド750mg(3錠) 2週間」(早期梅毒:私は今回こちら)
「アモキシシリン3000mg(12錠)+ベネシッド750mg(3錠) 4週間」(後期梅毒)

が推奨されており、従来の推奨量より内服薬の量は2倍になりますが投与期間が短縮され治療経過も良好との研究結果が出ています。(海外論文より)

以上のことから私がお世話になっており病院ではこのような処方をされたのだと思います。(念のために今度再検査に行った時に聞いてきますね)

もしかしたら質問者様はかなりの軽度で、それで低用量を処方された可能性もあるかもしれませんね。ただ、真意のほどは私では分かり兼ねますので、かかっている病院で一度聞いてみるのが一番かなと思います。

以上、お薬に関する私なりの回答でした。

お医者様ではないので私がネットにある情報や論文的なのを読んだものと実体験に基づいたことしか伝えれないので最終的には『病院行こ?』って毎回言ってしまうのでしつこいと思われるかもしれませんが、どうぞご承知おきください。





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