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映画音楽は好きですか?

はじめまして。U-NEXT映画部の森田と申します。U-NEXT映画部としてもそうですが、note自体への投稿が初なので、まずは自己紹介を失礼します。

映画部内での業務としては、主に邦画の買付や映像製作に携わっております。最近では「ゆうべはお楽しみでしたね」という「ドラゴンクエストX」をベースにしたドラマに関わっています。もしご覧いただけていたら幸いです。…いきなり宣伝から入ってしまってすみません。

さて、寒い日が続きますが皆さまどのようにお過ごしでしょうか?どうしてもこの季節はお布団から出る時間が遅くなりますね。先週末も例に漏れず、毛布にくるまったままテレビを見ていたのですが、たまたまチャンネルを回したテレビ朝日の「題名のない音楽会」、その日は「映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムズの音楽会」というテーマで、あの東京フィルハーモニーが映画音楽を4曲演奏するという素晴らしいものでした。

「E.T.」
「ハリー・ポッター」
「シンドラーのリスト」
「スター・ウォーズ」

このセンスあふれるラインナップ…!数ある名曲の中から4曲に絞るのはさぞ大変な思いをされたに違いない…!!だってアカデミー賞だけでも51回もノミネートされているんですから。番組を製作されているテレビ朝日さん、そして出光興産さんにまずはお礼を述べさせていただきます。

「ありがとーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

僕はワクワクの止まらないエンターテイメント溢れる映画が好きで、特にスピルバーグ作品が大好物なのですが、このジョン・ウィリアムズというお方、40年以上にわたりスピルバーグ作品の音楽の多くを担当され、「ジョンの音楽がなかったら本当に自転車が空を飛んでいるようには見えないし 歩き回る恐竜もフォースも信じられない」と言わしめているとか。

「シンドラーのリスト」は僕が2番目に好きな映画なのですが、そのテーマ(「Theme from Schindler’s list」)がとにかく感動的でございまして、高音と低音が繰り返されるヴァイオリンの音色が、足を引きずりながらも希望に向かって前進し続ける足音のように聞こえ、ラストシーンの情景と重なりあって涙腺が熱くなるのです。

つまり、僕のワクワクやドキドキから心の琴線まで…、ジョン・ウィリアムズにコントロールされていたということですね。

音楽が聞こえるだけでその映画を思い出す、タイトルを聞いただけで心の中に曲が流れる。あの曲が流れていなかったら、その時自分は泣いていただろうか、とか…。
まさに映像と音楽が最良の関係を築いてくれているおかげで、ずっと心に残る映画になっているのでしょうね。

ちょっと映画からは離れますが、音楽が結ぶ素敵な関係性と言えば、「ドラゴンクエスト」の世界観を作り上げている、すぎやまこういち先生の楽曲の数々ですね!(…2度目の宣伝。笑)
ドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」も後半に差し掛かりましたが、音楽を使った様々な仕掛けもご用意し物語をさらに盛り上げて行きますので、引き続き“お楽しみ”ください。


皆さんは「好きな映画音楽は?」と聞かれたらどのようにお答えになるでしょうか。
「彼こそ海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)」?「インディー・ジョーンズのテーマ」?「バック・トゥ・ザ・フューチャー」?「魔女の宅急便」の「海が見える街」なんかも良いですね。

冬の寒い日に外出をせずこたつの中で大好きな映画を“聴く”。皆さん、そんな楽しみ方はいかがでしょうか。映画館は映画館の良さ、VODはVODの良さもあるかと思いますよ。

森田(「Filmharmonic Brass Plays John Williams」を聴きながら。)


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