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将棋系Vtuberと興味分野について(後)2021

これの続き

公人直人

常識人に見えて狂人。
前半記事で「常識人表記が重要」と書いたのは彼の存在が大きい。

当初は「公務員系Vtuber(本物)」、そして「将棋は初めて」という触れ込みでV棋戦に参加、手堅い受けの棋風から「お役所流」など、落ち着いた人物だと思われていた。

だが、やつは弾けた

V名人戦で将棋にハマり、廃指しにのめり込む。
自身の「5勝RTA(5勝するまで終われない配信)」に始まり、
ガンガン他人を巻き込む勝数企画を提案。

今や公人直人の立ち位置は誰にも明らかだった。
異様なまでの体力、それをつぎ込んだ実戦経験から来る中終盤が彼の強みとなった。

新V棋戦「V竜王戦」も始めるが、その動機も「V名人戦が終わったけど、もっと指したかったから」という将棋バーサーカー。

ただし、人の心(主に欲望)の理解は深く、
1.自分が指したい
という欲求と並んで、
2.Vtuber界隈を活性化させたい
という他人を思いやる考えも持つ。

このアイキャッチ企画、本人も様々な場所で語っているが、
「将棋Vtuber」縛りがない。
内容も将棋と無関係なものも放送された。
射程は「Vtuber全体」という訳である。
自分の欲望に忠実で、同時に視野が広いのは特徴。

ただ第一期V竜王戦でチーム名を「サイコパス」に指定したのは流石に……
危うくチームメンバーが脱退する所だった。
よくも悪くも思い切りが良すぎる人物。

画面右は被害者のはにみちゃん。左は師匠の世良祭さん。

棋風は腕力。廃指しで鍛えた「ひと目」を見る力で、大番狂わせを狙う。
棋書は読まない派で、定跡通りに指されて劣勢になることもしばしば。
ただその場合迷わず定跡を外し、難解な局面に引き込んで腕力勝ちを狙う。
定跡の裏もしっかり研究している実力派が天敵。

興味分野:将棋、将棋(団体戦)、将棋(耐久配信)、パワプロ、ポケモンユナイト、リアルタイムバトル将棋

ポメヒ・ナナロクフ・タタキノフ

狂人に見える常識人。
彼?の良識はV棋界で一目置かれている。
(ただし露悪的な人?なので、こういうことを書くと営業妨害と言われる)

主な運営企画はAJIRAトーナメント(二期目から)。

おとなしい人から狂人までいるAJIRAトーナメントをまともに回すあたり、
その高い調整能力が伺える。
一見すると誰が運営かわかりにくいAJIRAトーナメントだが、
実の所、全責任を負って一番動いているのは間違いなく彼?。

↑の将棋配信の通り独自のこだわり(美学)を良い意味で強く持っていて、
チームを選ぶ際には信念を買う人。

将棋は本格居飛車党。V将棋界の高段に珍しい、絶対居飛車しか指さない人。相居飛車、対抗型と難しい将棋を勝ち切る様はまごうことなき実力者。

興味分野:将棋、雑談企画、安めのインディーズゲーム

もるすこちゃん

ふわっとした雰囲気を持つ、人当たりのいい人。
肩書はブラック企業戦士。

V冥王戦という目隠し将棋を主催しているが、
目隠し将棋できる場所がなかったので、作ったという兵。

冥王戦で使った「冥王盤」の通り、プログラミングの腕はかなりのもの。
最近は将棋の原型、2000年前のボードゲーム「チャトランガ」の再現に挑戦していたり、

自作アニメも作っていたり、クリエイターとしての腕前を発揮している。

棋風は王道。ノーマル四間飛車(もるすこ流角道あけない四間飛車)や、
居飛車(もるすこ流以下略)を指すオールラウンダー。
序中盤と並べるとなにが強いかと言われると困るが、
気がつくと良くなっている人。
穴らしい穴が見つからないのは強み。

興味分野:将棋、プログラミング、変則将棋、パワプロ、レトロゲーム(マリオ64等)

杉並委員長

ボードゲームを広く遊ぶ人。
エンジニアであり、lishogi開発チームで主に日本語和訳と一部コードを担当している。
綾瀬綾さんの配信にも何らかの技術協力をしているようだが……?

七種のボードゲームで勝負するV盤王戦の主催。
もちろん本人は一通り遊べるし、すべてのゲームで中級者以上の実力はありそう。

盤王戦を通して世の中にボードゲームを広げる野望を持っている。

人柄は温厚で癖がない。
メイさんと並んでわりと何を頼んでもなんとかなる感はある。

振り飛車党。主に四間を堅実に指しこなす。
(ぶっちゃけ将棋より他ゲームの実力が目について、
将棋の感想はあまり出てこない)

興味分野:七盤(将棋、どうぶつしょうぎ、チェス、オセロ、囲碁、連珠、バックギャモン)、プログラミング、麻雀、ギャルゲー?(D.C.シリーズ)

Unferth

この記事の著者。
他者評価は善人、情報屋、武器商人、研究家、常識人、同名の三人チーム、同じ時間に同時に存在できる、等様々。

実際の知識量は大したことがない。
ただし、情報の引き出しを多く持っているのが特性。

自分で企画を主催することは少ないが、他人の主催する企画を支えることは多い。
前期V名人戦中継回数最多(同率三名)、
V竜王戦アイキャッチ参加、
夏休みV科学相談室参加(現在8動画に参加)、
公人さん主催の「新時代のVラーニング」社会科講師等、
参加すればそこそこ働く。

ものを教えるのが好きで、様々な形で「講義」を行っている。

将棋は「人読み」。
基本的に指す四間飛車、陽動四間、雁木、右四間飛車、狙撃銀(改)に加え、
対戦相手の戦法・棋書まで読み切ることを得意とする。
それでまあ、対策は練るのだが、中終盤から怪しくなり逆転負けすることが多い。
序盤に限れば格上相手にも互角かそれ以上の勝負ができるが、
それ以降が保たない。

誰かのためなら精力的に働くが、自分のためだと動きが鈍い。
読まねばいけない専門書を500冊ほど貯めているのが悩み。

興味分野:将棋、ウマ娘、物語シリーズ、なにかのレクチャー系、歴史学、宗教学(キリスト教)、哲学(ソクラテス)、民俗学、心理学(ユング派)、レトリック(修辞学)、小説、小説執筆

最後に。私について深堀りした記事。

来年版