暗い人を越えて

私は初対面の印象はあまりよくないようだ。
表情が乏しく、人と目を合わせることが苦手、声が低く棒読み、必要以上のことをしゃべらないからだろう。
自己啓発本などで見る、愛されやすい人の特徴のまさに逆だ。

学生の頃、先輩や不良は「調子に乗るなよ。」という言葉を使っていた。
目立っている人やグループで楽しく遊んでいる所に現れては「調子に乗るなよ。」と言っていた。
意味がわかんない。調子の乗ってるのはあんたらだろ。と思いつつも、絡まれないように目立たないようにしていた。

成人になってからも「何見てんだよ。」と言いがかりをつけられたこともあるし。
「笑顔が気持ち悪い。」と言われたこともある。
そんな人たちから身を守るために感情を押し殺してきたのだろう。

ただ、もう人の目なんか気にしなくていいくらい、おじさんだし。
悩み事が似合わないくらい、おじさんだから。
開き直っていけばいい。
感情を殺さず、生け捕りにして。
心を込めて人と会話をすればいい。
と自分に言い聞かせる。

あと、伝えたいのは、嫌な人の言葉なんて受け入れなくていいよ。ってこと。




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