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社会人に重要な”てへぺろ精神”について

社会人になって1週間くらい経ったみなさーん!
おめでとうございます!!
日曜の午後、憂鬱ですか?明日からまたドキドキだよね!
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さて、本題。
社会人に必要なものは知識でも経験でもなく”愛嬌”だと思っています。


愛嬌、パワポExcelより重要なスキル説

スキルという表現をしたのは後天的に身につけることができるからです。
愛嬌で得をしている子ってクラスにも一人くらいいたと思うんですが、多分末っ子だったり一人っ子で共働きの親だったりして、家庭環境の中で自分を可愛がってもらうための術を身につけたんじゃないかな、と思ったりします。
最初っから愛嬌がある、と言うよりは、処世術として身につけたのが早いだけなんじゃないかと。
ちなみに私は5歳下の弟がいるんですが、物心ついた頃に急に長女になって「お姉ちゃんだから」と我慢を強いられるようになって、めちゃくちゃ根暗になりました。ぴえん。
しかし、30歳の時、転職先ではちゃめちゃに仕事が出来なかったことを受けて、愛嬌スキルを高める決意をしました。

仕事が出来ない→愛嬌スキルを高める決意
この考えの流れ、普通に見ると舐めてんのか、って感じですよね。
舐めてないし、実際これで次の転職先で返り咲くことが出来ました。
結論から言うと、不甲斐なさとの折り合いを早めにつけて報連相のハードルを下げるのです。

詳しく説明します。

「仕事が出来ない」と言われる人の特徴

①今どこで何をしてをしているのかわからない(報告不足)
②理解してないのに質問してこない(相談不足)
③勝手に背負いこむ(相談不足)
④何が理解できないのか説明できない(言語能力不足)
⑤こちらがやって欲しいことを察せない(察知能力不足)
これらがなぜ起こるかって、大体気まずいからじゃね?って思うんですよ。

ちょっと前だったら「こんなこと言わせないでほしいんだけど」とか言われたかもしれない。
でも、今の時代、大抵は親身になって聞いてくれるはずです。
なぜなら早い段階で質問したり共有したりしてもらえるのは上司や同僚としてありがたいことだから。後々取り返しがつかなくなってから言われるより数百倍マシな訳です。
つまり、早期に報連相できる方が”扱いやすい”と思ってもらえる=良好な関係が築ける、ってわけ。

だから恐れないで。
なんて言われても怖いじゃないですか。無知だと思われるのって嫌じゃないですか。
でも、しょうがないんですよ、無知なんですよ、誰しも。
新卒だろうが第二新卒だろうが中途だろうが、新しい環境に来た人は分かんないことを分かんないまんまにしとくと詰むんですよ。

気軽に報連相できるやつが出世する

じゃあどうすんの、って話。
ここでタイトルにもなってる”てへぺろ精神”。
漫画とかで、バカキャラがやらかした時に「てへ」って言いながらペロっと舌出して次のコマには別の人が尻拭してるシーンとかありますよね。
あれってやらかした後の他人にやられるとマジで腹たつんですが、自分がやらかす前の報連相のハードルを下げるには、非常に重要なマインドだと思うんです。

そもそも、入りたての頃ってやらかしてるかどうかの判断も自分じゃつかないじゃないですか。というか、自分で判断しちゃいけないことの方が多いです。
だから、本来困りごとの共有とか、手が止まった時の相談って、新人としての義務に近いんですね。
でも、もう成人してお酒も飲めて選挙にも行って、立派な大人なのに、そんな人に頼ったり質問して相手の時間を奪うなんて、おこがましい、恥ずかしい…。
そう思っちゃうのもわかります。

しかし残念!!
そんな立派な君を差し置いて、グングン出世していくのは
「サーセンw この契約書、一行目から何言ってっかわかんねえっすw」
とか半笑いで先輩にきいてる寝ぼけた顔のあいつなんだぜ!!!

最初は「フン、そんなこともわからないのか」と、君も心の中で彼をバカにするでしょう。
でも、彼は自分の中で質問するハードルを超え、いち早く無知に対応し、状況の共有をし、自分の理解度を言語化できている
私が上司だったら、何も言わずにキーボードを猛烈に叩いている新人よりも、彼に安心感を覚えちゃうかも……。
これが愛嬌の差!!!

なーんてことを言うと
「サーセンwとかてへぺろ☆とか言うのが愛嬌なら、わたし愛嬌要りません!いっぱい勉強して、すぐに役に立てるように頑張ります!」
「そもそもそんな出世したくねえし〜」
みたいなことを言われたりします。
違うのよ(;ω;) 
てへぺろとかサーセンwとか言えって言ってる訳じゃないのです……。

仕事上の人間関係から自分を楽にする工夫

適切な時期に適切な報連相をするのは、実はとっても難しいです。
だから、「てへぺろ」は自分の中でハードルを下げる魔法の言葉なのです。
相手の手間になることを自分の中で許す。
それが”てへぺろ精神”なのです。

てへぺろ精神の効能

・言いにくいけどいずれ言わなきゃいけないことを早いうちに言う
・たくさんの人を巻き込む仕事を後回しにせず進める
・苦手な人に物事を頼む
・やったことないことに挑戦させてもらったときの姿勢を見せる
・めちゃくちゃ頼みにくいお願い事をする
・ショックな結果を伝える
・大事かどうでもいいか自分ではわからないこともとりあえず聞いてもらう
などなど、幅広く活用できます。

ダメだった時の「チョモランマサーセン」

結果として全然こっちは悪くなくてむしろ感謝されたらラッキーです。
しかし、自分が思ってるよりめっちゃヤバくて怒られたら、心の中で「てへぺろ」から「チョモランマサーセン」に進化させましょう。
「てへぺろ」は自然に偶発するボンビーみたいなものです。
ボンビーを放っておいたり対処が悪かったりするとキングボンビーに進化してコマを進めるたびに借金する羽目になってしまいますよね。
それが「チョモランマサーセン」です。
もうチョモランマサーセンになっちゃったら仕方ないです。
それを機に悔い改めるしかない。
でも、前を向いてまたサイコロを振るしかないんですよね。
人生にはそういう瞬間が必ずあります。

私も先日、チョモサー案件があったんですが、上司には「まあそんなこともありますわな」くらいのテンションでフィードバックされました。
それでも普通に全然ショックでした。風呂場で泣きました。
でも、やっちゃったもんは仕方ねえから、次の日からまたキングボンビー背負ってゴール目指しましたよね。
仕事ってそんなもんっしょ。

愛嬌って”かわいげ”のこと

そう思っています。
かわいげがあるやつってどんなかっていうと、
・熱心に聞いてくるやつ
・自分を頼ってくるやつ
・(YesでもNoでも)レスポンスが早いやつ
なんじゃないかな、と。

私が営業職についてから一番に取り組んだのが、このかわいげの研究でした。
売れている先輩はこれがとにかく上手いんです。
顧客にも遠慮なく聞く、頼る、すぐ返事する。
え、そんなこと聞いていいの?その話いま要る? みたいなことを絶妙な匙加減で入れていくんです。
そうすると一目置かれるし、可愛がられるんですね。
そして、顧客が困った時に直接電話をくれたり、昇進した後もっと良い商品を買ってくれたりして、次のビジネスにつながっていく。
良好な関係がいい仕事を生んでいるんですよね。

これは営業に限らず、経理、情シス、人事、総務、現場監督、看護師、薬剤師、弁護士、どんな職種にも言えることなんじゃないかと思っています。

私が30になってようやく気づいたこのスキル。
ご縁があった皆さんは是非とも身につけて、社会でガンガンに輝いてくださいね!!
ではまたお会いしましょう!アデュー!!

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