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本の日

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読書したことについてまとめています。
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本を読め #8 はじめよう!ひとりごはん生活

本を読め #8 はじめよう!ひとりごはん生活

一人暮らしを始めた頃、ツタヤをふらふらと歩き回り、スタバでお茶などして過ごした末に1冊の本を購入した。

一人暮らしで新しいことを始めたい。一人でできることを増やしたい。・・・

色々な思いを抱えてこの本を持ち帰った。

あれから5年が経とうとしている。すっかり大切にしまっておいたので綺麗なままだった。

ただ手放すのも寂しい。そう思い数ヶ月前にメルカリに出品。ついに売れたのだ。

せっかくだから

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本を読め #7 重力ピエロ あとちょっと重たい話

本を読め #7 重力ピエロ あとちょっと重たい話

本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。

映画「ライ麦畑の反逆児」を見たばかりで、重なる点もあることから、この言葉が頭が離れなかった。でもこの本で重要なのはもっと別のことだ。映画については、次のnoteにでも書こうと思う。

あまりに規模の大きな話で正直上手く描ける自信がないが、気持ちを吐き出すためにここに記す。私は深刻な話を、まだ陽気には伝えられないみたいだ。

重力ピエロを読んだ。映画

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本を読め #6 夜は短し歩けよ乙女

本を読め #6 夜は短し歩けよ乙女

お盆の家族旅行中、読書のために本を持参した。
読書?そんな時間があるわけがない。

家族旅行に来たのに読書などしてどうする。これまでの二十数年間はそう思っていた。

しかし、noteを始め、物事を習慣にすることの大切さを知ってから、スキマ時間に読書をしようと心がけるようになった。

そうして主人に勧められた森見登美彦の夜は短し歩けよ乙女を読み始めた。

ファンタジー感溢れる内容にワクワクが止まらな

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本を読め #5 生きるコント

本を読め #5 生きるコント

面白い人に憧れる。

根暗で自信がない私は、明るくてユーモアがある人に憧れる。自虐しないと面白いことも話せない。もはやそれは面白くない。

主人は私にとってまさに憧れだ。尊敬している。さらにはこんな私をいつも叱ってくれ、励ましてくれる。同い年なのになぜこうも違うのだろう。主人といると元気になる。

話は変わるが、本も人を元気にしてくれる。

読み終わって元気になった本、それが生きるコント。大宮エリ

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本を読め #4 アヒルと鴨のコインロッカー

本を読め #4 アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎の作品はすごい、やるせなくなるような、切なさがあるね。

「アヒルと鴨のコインロッカー」を読み終わった直後、文字通り興奮冷めやらぬままに主人に送ったLINEの内容だ。この作品は、胸が締め付けられるような切なさを感じた。すごい、だなんて、語彙力がなさすぎるので反省。

友人に会いに電車を3本乗り継ぎ、また3本乗り継いで帰ってきた。すっかり、移動中や待合い時間は読書に没頭してしまい、乗り逃し

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本を読め #3 生きていてよかった

本を読め #3 生きていてよかった

「移動時間」というのは使い方によって意味のあるものにも意味のないものにもなりうる。

社会人になりたての頃、勤務先まで2時間以上かけて出勤していた。朝が早く、移動時間は睡眠時間になっていた。意味のある睡眠かと問われると、そうでもなかった。

今日の2時間は、その頃の2時間とは違っていた。早朝でもないし、職場へ向かう憂鬱な時間でもない。前職で大変世話になった友人に会いに行くのだ。

おかげさん

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これだ。 本を読め #2 いのちのバトン

これだ。 本を読め #2 いのちのバトン



気持ちを継続させるのは難しい。

今までの私は、雲行きが怪しくなると言い訳を考えることに頭を使っていた。時間がないんだもの。できると思っていたもの。と言いたくなるけれど、今日の私はこれをみてなおさらやる気が起きた。

毎日のトレーニングが身を結ぶはず。そう思って少しづつでも続けていく。

詩を読むのは中学生ぶりかもしれない。主人がおすすめしてくれたのは昨晩のこと。小説の話から、詩の話になった。

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本を読め #1 塩狩峠

本を読め #1 塩狩峠

本を読まないまま、27年間生きてきてきた。

父親にはよく「本を読め」「もっと本を読め」と言われた。それでも読まないで生きてきてしまった。

本棚もあるし、話題になる本、小説は読んだ(映画化されたものや勧められたものなど)。しかし、毎日友人と一緒にいるのが好きだったし、携帯小説?やSNSが流行りはじめてからはなおさら、本を手に取らなくなってしまった。

結婚して、フルタイムで働くことをやめてからは

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