2023.10.1BMSG FES所感①「重なり繋がりながら続いていく物語」
※セトリの詳細は他の方のレポートを参照してください。
※あくまで個人の感想ですので他の方の感じ方を否定するものではありません。
※最推し(Novel Core、リュウヘイ、SKY-HI)ばかり見ているので見落としていることや記憶違いがあるかもしれませんww
プロローグ〜参加前〜
東西なの?!
日程と会場が発表されたとき、私も含めてBMSG推しの人たちはかなり戸惑ったのでは無いかと思います。
アキテクでは早いうちから、室内でやるよ、今年は山梨じゃ無いよという話はちらりと話に出てましたが、東京と大阪に会場が分かれ、しかも1週間あけというのは予想してませんでした(D.U.N.K.みたいに幕張メッセ2〜3daysとかかなーと思ってた)。
源平合戦(これは私だけかもww)、紅白歌合戦、東西対抗スポーツ大会など、さまざまな大喜利がXで飛び交う中、「東と西で演出やセトリが違ったらやばい」「会場によって見れないパフォーマンスがあったらどうしよう」という不安の声も出ていました。
それもそのはず、今年はMAZZEL、トレイニーが増えて総勢23人。去年と同じ3時間半で収めようと思うと到底まとまりきらないということは容易に想像できます。(この伏線は意外な形で回収されるのですが)。
分割してシリーズ的に演出を組まれてしまったら…期待と不安でみんな情緒不安定だったように思います。
とりあえずビジュがやばい
和風で墨文字、モノトーンベースのBMSG FES'22の写真やデザインもバチバチにカッコよくて家のリビングにずっと飾っているくらいお気に入りだったのですが、もうね、あれですよ、23のビジュアルは見た瞬間にひぃって声が出るくらいカッコ良すぎて一回サイトを閉じましたからね。
うに的三大推したちが優勝の嵐(意味不明)です。同じ写真を何枚も保存するというオタクあるあるをやらかし、カメラロールはフェスのビジュアルであふれました。この時点でグッズを散財するフラグは林立していて、震えるしかありませんでした。
まさかの追加アーティスト
しかも、1週間後の最速先行受付開始とともに、「追加アーティスト」としてBMSG EAST、BMSG WESTが発表されました。
分けるかなーとは思ってましたよ。思ってました。しかし実際に分けられちゃったところで大問題発生です。
「…最推しが二手に分かれている」
BMSGのアーティストを応援してる時点でSKY-HIを間接的に(いやむしろ直接的に)推していることになるのでSKY-HIは東西どちらを応援しても許してくれるとしましょう。
問題はNovel Coreとリュウヘイです。
選べない、選べるはずがない。
選べるようならこんな(散財する、死ぬほどライブに行く)人生を送ってない。みんな太陽も月もどっちも好きでしょ?うどんも蕎麦も両方食べるでしょ?肉じゃがの肉は豚でも牛でも美味しいでしょ???? (なんの話だ)
そのあと発売されたグッズは恐れていた通りTシャツやタオルがEASTと WESTに分かれていて、混乱したまま両方をポチるという愚行に走るしかできませんでした。
私は無意識に買う予定のなかったものを買ったり参戦予定のなかったライブに応募したりする妖精さんを密かに飼っているのですが、この時の妖精さんの活躍はすさまじく、ものすごい量の買い物になりました。引き落とし額がえらいことに…
不器用を超えていけ
大量のグッズも無事に届き、いよいよ参戦準備です。しかし、「推しが二手に分かれている問題」は解決されていません。タオルは両方持っていけばいいとして、Tシャツ2枚に対して身体は一つ。どちらかを選ぶことで選ばれなかった方の推しを悲しませたくない。(誰も見ていないというツッコミは甘んじて受け付けます)
そこで思い立ちました。
!!!!!縫い合わせてしまえ!!!!!
偶然(お前が買ったんだろ)にも手元には同じサイズのEASTとWESTのTシャツがあります。
しかしまたしても問題が。真っ二つに切って縫い合わせたら、どうしても縫い代が必要になります。そうすると背中のBMSG FES'23のロゴやアーティスト名(ちょうどMAZZELにガチかぶり)を噛む状態になり、せっかくのかっちょいいデザインが台無しです。
デザインフェチでもある私は、どうしてセンターを空けてくれなかったんだ…と打ちひしがれましたが、そもそもそんな使われ方を想定していないので当然です。
そうなると、A→縫い代を余分に取って完璧に背中を縫い合わせたもの と、B→A用に縫い代をとって残された方を縫い合わせたもの の二つを作って重ね着みたいにするしかない という結論に。
ただそうなると、EASTもWESTも左胸にマークが入っているので、どちらかをAにしたらB側のマークは完全に隠れてしまいます。
!!!!!だったらAは前開きにして、はおればBのマークも見えるじゃん!!!!!
さらにAの袖や裾を少し短めにしたらBの生地が下からのぞいてなかなかおしゃれになりそう。
Bはそもそも幅がタイトになり、もともと狭めの首周りがより小さくなるからカットして処理して…と計画は進みます。
さて皆さんここまで書くとさぞかし裁縫が得意な人なのだろうと思われたのではないでしょうか。
何を隠そう私、死ぬほど不器用なんです。
どのくらい不器用かというとボタンをつけるときにギチギチに糸を巻いてしまってピーンとなりすぎて返って取れやすくなったりする人なので、不器用オリンピックがあれば確実にメダルを狙えるレベルの不器用です。
でも推しのためには譲れないものがある。
私はどうしても東西両方とも選んでみせる。
流石にTシャツにハサミを入れるときには手が震えました。白のEASTの方が生地が薄くてミシンの布送りがうまくいかず糸が絡まって何度も中断するなど、めちゃくちゃ悪戦苦闘しました。
その結果がこちら。
フェスが終われば二度と着ることはないだろう作品(?)ですが、不器用な私にしてはそこそこ頑張ったのではないかと。自分で自分を褒めてあげたいです。
ちなみに移動中の駅や会場付近で「顔映さないんで写真撮っていいですか?」と何人かにお声がけいただきました。えっへん。
オタクの荷物は重い
せっかくの年に一度のお祭り。どうせなら思い出のものをお守りに持っていきたい。
キーホルダーとリストバンドとシュシュとバンダナを全部集めたら、えらいことになりました。野外ロックフェスなどBMSG販売ではないものを除いているのにすでに重たい。
母は私の荷物に驚いていて、「それは全部必要なものなの?」と聞いてきたので、当たり前だ、オタクとはこういうものだと教えてあげました。
と、ここまで書いて3,300字を越えて来たので、まさかの序章で第一話終了。第二話でいよいよ本編に入りますのでお楽しみに…
続きはこちら↓
去年のレポはこちら↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?