ビジネスイメージ03

カフェ店員からIT社長に!夢を叶える4つの『成功マインド』~株式会社Refine代表取締役・大塚さん~

Twitterを通じてご縁を頂いた株式会社Refine(リファイン)の代表取締役・大塚さん。這い上がるIT社長として業界未経験から独立、起業をしてフリーランスからIT会社社長になり、目標年商を達成! 夢を次々に叶えていく大塚さんの成功マインドとは?

画像1

前回は大塚さんが起業に至るまでのお話を伺いました!
受注金額5万→4000万円!成功する経営者に学ぶ底辺から這い上がる起業術」 】

某カフェチェーン店最年少店長→アパレル→ネイル用品の会社→Webソフトウェアの営業という流れでうまく契約もとれずに底辺をさまよっているときに、営業先で出会った飲食店のT社長。

『知り合いに声をかけられて、WEB関連会社で営業のクローザーをしていたときに、近隣エリアでデリバリー飲食会社(宅配ピザ)の店舗があったんですよね。そこのT社長とお会いして、色々と話をするなかで「いいですね、うちもWEBサイトをそろそろ」という経緯になり週1回くらい絡みに行くようになって。

成約だけにこだわらず、T社長が満足できる結果にコミットしたくて真剣に向き合っていたら「独立してうちの会社でWEB事業部をつくるから、一緒にやろうよ!」と誘われた。運命の出会いですね、そこでT社長が何から何まで手を貸してくれました』(前回、大塚さんに伺ったエピソードを抜粋)

T社長との濃いやり取りのなかで大塚さんは「お客様の想いにもっと応える仕事がしたい」という気持ちが大きくなり、Webソフトウェアの会社を退職して、飲食店会社のT社長と一緒に未経験から「Web事業」を開拓する道を選びました。

そこからフリーランスとして独立、法人化して起業して株式会社Refineの代表取締役に。カフェ店員→IT社長へと夢を叶えた大塚さんが大切にしている「成功マインド」についてお話を伺いました!

人生を変える出来事を前向きな原動力に

はるな
大塚さんはなぜ「這い上がり経営論」にこだわるのでしょうか? 何かきっかけはありますか?

大塚さん
独立のきっかけをくれて僕の運命を変えた仲良しの飲食店会社のT社長が、本当に「変わっている」というかネジがずれていて「突き抜けている人」だったので、影響を受けましたね。宅配ピザの会社ですが、今後はお寿司もやりたいってときに、会社の社長なのに(笑)近所のすし屋にアルバイトしながら、仕入先などノウハウを3ヵ月くらい学びに行って「この人、行動力が半端ないな」って思った。

『アルバイト先のすし屋の店長に「君、もうすぐ30歳でしょ? いい歳して、いつまでもフリーターじゃダメだよ」って注意されちゃったよ~。俺の方が稼いでいるんだけどな~』なんて笑っていましたけどね(笑)。

はるな
面白いですね(笑)大塚さんにとって恩人でもあり、仲の良い友人でもあったのでしょうね!

大塚さん
僕は尊敬していましたが、同い年ですし、友達としての深い繋がりもありました。当時はふたりとも若かったし、朝までくだらないことして遊んだりして、明日の朝9時に起きて仕事いかなくちゃいけないのに。

そういう遊ぶ時間がめちゃくちゃ楽しくて……突然「ご飯食べよう」とかいって、高級なお肉屋さんに連れて行ってくれたりするのですが、

そこで「大塚さん、僕は味に対してはそんなに高いものは提供できないけれど、こだわりは持っていきたい。だから“本物”を食べるんだよ」って。

真面目な部分とふざける部分のふり幅が大きくて。ピザ屋のエリアマーケットをそのまま使って、寿司とお好み焼きもやろうという落とし込みをしていて、ヘラヘラしているのにきちんと考えていて「ギャップ」がある生き方っていいなって。信念はブレないところが尊敬できましたね。

はるな
自分の仕事にこだわりを持つプロフェッショナルであることも「突き抜ける」に必要ですよね。

大塚さん
そうですね。そういう意味では「こだわること」はT社長から教わったと思います。

実は、僕が起業して3年後くらいに、T社長は亡くなりました。当時一緒に働いていた子から「交通事故で」と連絡があったのですが、後から聞いたら経営難だったらしくて。自分から逝ってしまった。

あんなにヘラヘラと笑っていたのに……だから僕は、今でも「なんでなんだろう?」というクエスチョンがずっと頭のなかにある状態で。

はるな
そんな出来事があったのですね。想像しかできませんがお辛かったでしょうね……。

大塚さん
当時の苦しい時代に比べたら「とりあえず、ここまで来られた」という強い想いがあります。でもやっぱり人だから、たまに苦しいときに思うんですよね。もしかしてT社長はこういう気持ちだったのかなって。

僕にとっては背中を押してくれた人だから、諦めないでこのまま進んで行こうかなって。彼がやろうとしていたことや想いは、誰かが引き継がないと、と思っています。それこそ、彼が生きていた証ですよね。

彼が与えてくれたものを無駄にしたくない。そういう想いを背負っている部分は今でもありますね。志半ばで逝ってしまったので、彼の想いとともに「這い上がれ」は、僕にとってのミッションのひとつ。T社長の分も成功したい……原動力でもあるなと思います。

本物になるための「逆発想論」とは?

はるな
大塚さんが経営を成功させるために大切にしているモットーがあれば教えてください!

大塚さん
僕は「本物に触れること」をモットーのひとつにしています。本物に触れるとそこから「すでに目指し始める自分」になれますよね。

商品やお客様への対応にプロフェッショナルとしてこだわりを持っている「本物志向のお店」に行ってみたり、自分が本物だと思うXJAPANのYOSHIKIさんやホリエモンさんのイベントに参加して会いに行ったり。

そこからどうやって自分を“そのポジション”に持っていくか、ですよね。
例えば、家賃100万を払うことで後付けにして、それに見合う自分になっていくというのが、僕の成功哲学のひとつです。

はるな
普通はあるお金でまかないますが、逆発想ですね。あと5分しかない、と思うのかあと5分もあると思うのかの違いですよね。

大塚さん
これは僕の特異なやり方でもあるので、責任はとれないので「真似しろ」と勧めるのは抵抗がありますが(笑)、そういう逆発想のお金のつかい方で本物に触れて、自分をそのポジションに引き上げることが大切だと思っています。

例えば、欲しい高級時計があるとして、自分はその時計を身に着けるために「ふさわしい人であろう」というモチベーションの高め方をしていますね。

はるな
そういう高め方もあるのですね……でも本物ってどうやって見極めるのか、難しいですよね。大塚さんが考える「本物」の定義を教えてください。

大塚さん
例えば数字的指標だとしたら、年収〇億円の人は全て本物といえるのか、例えば高級レストランはどうなのか……。


本物って「値段」や「数字」だけでははかれないですよね。高級ブランドだけではない。ヒストリーやこだわり、ストーリーがあって「突きつめているもの」があれば、それは本物と呼べるのではないかな。

はるな
プロとして提供するものに誇りを持っていれば、本物といえますよね! 「成功者」に関しては、どんな定義ですか?

大塚さん
僕が思う成功者とは『色々な人に価値を提供している人』です。従業員の方々、お客様を本気で幸せにできる人。結果のために全力でコミットして努力を惜しまずに成果を出す人です。

はるな
「本物に触れること」で自分を高めることが大切だと分かっていても、今の自分に身分相応じゃないからまだ早いな……という考えもありますよね。

大塚さん
例えば、ふさわしくなってから車を買おうという発想だと「パパにふさわしくなってから親になろう」というのと同じですよね。親になっちゃえば、自分が後からついていくしかない。

実際に子どもが生まれると、子どもが親にさせてくれるわけです。だから「本物」に触れることで自分も本物に成長していくように高めていけるようになります。〇〇できてから〇〇しようは、植え付けられた教育のシステムだなって思っています。

はるな
おっしゃる通りですね! 〇〇するから〇〇できる、という発想は大人になると逆に「〇〇できないから〇〇しない」になりがちですね。

大塚さん
その考え方は、もったいないですよね。子どもって話せるようになってから、歩けるようになってからお腹から出てこようと思わない。彼らは「前向き」しかない。

純粋というか、僕も「恐怖より好奇心」でいたい。自分の長女がうまれたときに実感しました。僕らは経験値があるからストッパーがかかりますが、子どもにはそれがない。もっと自分の欲望に純粋でいいと思う。だからピーターパンでいたいって思うのです(笑)。

はるな
やりたいことは何でもやってみよう! という子どもみたいな純粋さを忘れないようにしたいですね。

大塚さん
命に係わることだったらさすがにやりませんが、それ以外のことなら「とりあえずやってみようよ」と思う。あとは法律に反するものでなければ(笑)。準備8割っていいますけど、結局その後に失敗や挫折も味わうのに、準備8割にするって可愛そうじゃないですか。

100%のうち80%まで準備して失敗するよりも、その前の段階で少しずつ小出しに動き始めて「完成」を目指す方がいいです。

経営者として最も大切なことは夢を追うこと

はるな
大塚さんが経営者として成功するために、最も大切だと思うことは何ですか?

大塚さん
『夢を追い続けること』ですね! 問題を解決することは確かに重要だと思うのですが、経営者としてはやっぱり「追い続けていないとダメだな」って。

会社を経営していると、オペレーション、社内の問題、外部の問題って色々なことがつきまとってくると思いますが、そこばっかり見ていたらダメで、いかに自分がキラキラしていて「目標に向かって夢を見ていく」ことが大切なんですよね。

つねに這い上がって突き抜けようとしている、さらに夢を見ようとしている。そういう姿を周りに見せていくことも大切だなって思っています。社員ひとりひとりがキラキラ輝く会社を作るためにも意識していることですね。

はるな
大塚さんがキラキラと夢を大切にしたいのは会社のためでもあるわけですね。

大塚さん
もちろん経営者なりに背負っているものはものすごくたくさんあります。家族と社員みんなでBBQをしたときに、僕は社員の大切な人やご家族を絶対に守りたいって思った。背負っている重みを見せることは夢や希望に反するから僕は見せたくない。周りのみんなにワクワクして生きて欲しいですね。そのためにも夢を追い続けます。

カフェ店員からIT社長に!夢を叶える4つの「成功マインド」

ここからは、大塚さんに伺った夢を叶えるために「成功に必要なマインド」をご紹介します! 夢を夢のまま終わらせずに、実現したい方は必見です。

1.夢を潜在意識に落とし込み「現実化」する

はるな
大塚さんは起業されて、次々に自分の夢を具現化して叶えていますが、そのために意識していることはありますか?

大塚さん
面白い話かもしれませんが……アメリカに住んでいる普通の事務員さんが、旅行が大好きで毎回“行きたい旅行の旅先のキーワード”をパソコンのパスワードに設定していたら1年後には毎年そこに行けるようになったという話を聞いて。

潜在意識に入るってものすごく大切ですよね。パスワードって「無意識」じゃないですか、もはや刷り込まれていて。「〇〇するぞ!」が無意識ということは氷山の下の部分まで浸透しているから、考えなくても体が勝手に動くようになるんですよね。自分の誕生日なんて「いつだったけ」と考えない。それと同じように刷り込めば実現するわけです。

僕も夢をパスワードに設定して今、3回目のパスワードですけど、前の2個は実現して叶ったんですよね。1個は売上規模(年商)です。2個目はずっと欲しかった車(BMW)を買う。こういう話をするといやらしく聞こえるかもしれませんが……夢のおかげで頑張れたので、あえて隠しません(笑)💦。

そして今の3個目は物ではなくて「周りのみんながキラキラ、ワクワクしていられる会社を作りたい」ですね。自分がやりたいことをやっていたいから、僕だけが満たされるのではなく、社内スタッフ、クライアントさん、みんなが輝いていて欲しい。そのために何が必要なのかつねに考えて行動したいですね。

2.自分の限界を自分で決めずに、人一倍努力する

はるな
大塚さんは以前「寝ることと食べること以外に、限界はない」とおっしゃっていましたが、それも成功に通じるマインドですよね?

大塚さん
"自分で自分の限界を決めないこと"も成功には必要だと思いますね。母親に子どものころから「ノロマだから人一倍頑張れ」って言われてきたんですよね、ずっと。朝起きるのも遅い、何をするのも遅いって感じで。

だから「人一倍やらないとダメなんだよ」っていうのが潜在意識にあって「努力」すること、やり続けることをずっと大事にしています。

今頑張らないと未来はない。本当にリアルな努力って命ですよね。夢を追い続けて「やりたいことは実現できる」ということをすべての人に見せていきたいです。

3.経営者としてプロとして「顏」をつかい分ける

はるな
大塚さんが毎日職場で意識していることはありますか?

大塚さん
ドアを開けるときにスイッチを入れ替える努力は必ずしています。
オフィスの扉を開けるときは「社長の顔」家に帰るときは「お父さんの顔」という感じで目の力というか表情を使い分けますね。

20代前半で知り合って支えてくれたとある女性と将来やりたいことの話をしていて、そういう話をしていると「今、夢の話をした瞬間に目の色が変わった」って言われて。ちなみに、その女性が今の妻です。

はるな
素敵なお話ですね! その場に合わせて顏を使い分ける意識ができるかどうか、ものすごく大切だなと思います。

大塚さん
そうですね。経営者だからこそ「目の色の切り替え」をして演じるようにしています。スイッチを入れるポイントも意識していますね。よしやるぞっていうテンションの切り替えをします。

逆に必要ないときはテンションをものすごく下げておいて、コンディションを調整しています。最近は打ち合わせの前にアレコレ考えるよりも、打ち合わせまで自分のスイッチをオフにしておいて、その場の臨場感でワクワクしたまま思考する方が大切だなって思っています。面白いアイデアの創出は「フロー状態」が鍵です。

4.他を抜く「たぬき」でい続ける意識を

はるな
成功するためには「他の人と違う目線」も意識していますか? IT業界のなかで他社との差別化をするための秘訣があれば教えてください!

大塚さん
経営者や起業家は普通じゃなくていい。というか、頭のネジが1本外れていているべきだと僕は思います。同じ価値観を持っていたら差別化はできません。

さらにその集団のなかでも、ひとつの事で突き抜けて「オンリーワン」でいることを意識していたい。そうしないと、他を抜く「たぬき」にはなれないですよね。たぬきでいないと、アイデアも平凡になりがちです。

はるな
たぬき、でいるためにはどんなことを意識すべきですか?

大塚さん
そのためには、自分自身を認めることだと思います。自分の存在を受け入れて希少なマーケットをつくる、市場を作る。自分の強みを伸ばしていって、マイナスなところはカバーしていく。批判されてもいい、これからも自分の信念を貫いて突き抜けていきたいです。

おわりに

かつては夕食にうまい棒を食べて生活する『底辺時代』を経験した大塚さんだからこそ、現在のポジションに這い上がったマインド論は「説得力」があります! 夢は叶うという言葉は「本気で自分を信じる人」にしか通用しません。夢と思わずに「プロセスの一環」くらいに捉えて、自分の限界を決めずに乗り越えていけば、振り返ったときに「いつの間にか目標達成していた」という感覚になるのだと……! 突き抜ける経営者のマインド論、学びが深いです。

大塚さんのTwitterでは、これから起業したい人や、さらに突き抜けたい起業家に向けて「どん底からの這い上がり経営論」を発信中です!ビジネスで役立つ情報、キラキラと自分らしく輝いて生きるためのマインド論などなど。是非、今後の大塚さんの動向にも注目です!👇

株式会社Refineの由来は、もともとご自身のバンド名(Re:fine)だったという、大の音楽好きでもある大塚さん。まれにライブ活動や音楽関連の話、崇拝するXJAPANのYOSHIKIさんの話など「趣味の話」もツイートされています!

音楽好きな方も是非、大塚さんのアカウントをチェックしてみてくださいね!ご自身のバンドではドラムを担当されているとのこと……ツイート動画、圧巻です!👇






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?