私はBTSとENHYPENのファンで、どちらもファンクラブに加入している。ともにWeverseというファンとアーティストの交流サイトも利用している。BTSの掲示板にはあまり参加しないが、ENHYPENの掲示板には初期の頃から時々書き込みをしている。ENHYPENというグループのファンは、皆優しい。わからないことがあれば誰かが教えるし、新規のファンに対しても『ENHYPEN』を好きになってくれてありがとう！一緒に応援しようね！という空気だ。あのメンバーが気に入らないとか、自分の推しが被るとヤキモチで攻撃するとかない。みんなメンバー全員が大好きで、メンバーを応援するファンが大好きなのだ。

一時期、ヨントンで末っ子メンバーにもっと年上を敬うように直接叱るつもりだというTwitterに関する騒動があった。その時も、ファンは「お願いだからやめて欲しいです」「せっかくのヨントンをそんなことに使わないで」「メンバーがみんな悲しむことはやめて」等、騒ぎになったが、それもその書き込みを見たファンがまた悲しむから、もうその件について書き込むのは終わりにしましょうと騒動はファンがファンのために終息することで（そんな悲しいことは実行されないことを祈りましょうという希望を皆が胸に抱いて）解決した。

私は、そんな暖かで平和で愛に溢れたファンダムに浸かっていたため、最近、BE:FIRSTのファンダムの毛色の違いに困惑している。

BESTYになって初めて違和感を感じたのは、先日のサマソニのオンライン配信の時だった。BE:FIRSTが登場するまでの間、まだかな、まだかなとワクワクした気持ちで待っていた。他のBESTYもきっと同じ気持ちで楽しみにしているだろうなと思ってた。配信開始前にはBESTYや他のファンの方が配信時のマナーについて警告してくれていた。BE:FIRSTの出演まではBE:FIRSTの発言は控えようなどだ。しかし、サマソニの配信が始まると、攻撃的なコメントの嵐だった。

大勢が配信を見るため、全員がマナーについての書き込みを見ることができていないことも分かるが、他のアーティストのパフォーマンスの時も「早く終わって」「長い」「BE：FIRSTまだ？」などのコメントの他にも、明らかに侮辱する発言なども（これはBESTYが書き込んでいるとは限らないが）多く見受けられた。BESTYがBE:FIRSTに関するコメントをすると、他のファンがそれを更に攻撃するといった流れができており、悲しい気持ちでいっぱいになった。

みんながみんな、自分の推し以外は必要ないという空気がしんどかった。

なぜだろう。

これは日本人特有なのか。確かに、ジャニーズのファンクラブなども上下関係があるという話を聞く。でも、ファンに上下ってなんなんだ。好きなアーティストが同じ、彼らの夢を応援したい気持ちが一緒なのに、どうして嫉妬や嫌悪感を抱くのだろう。

私の方が、好きなのに！私の方がずっと前から知っているのに！という嫉妬が大半かもしれない。

だけど、、でも落ち着いて。それは、

あなたがミカンが好物で、他にミカンが好きな人にがいたら、私の方がミカンが好きだから私の方が偉いんだからね！って言うようなもの。

私は先に述べたがENHYPENのファンダムが好きだ。みんな大好き、ウェルカム、みんなで応援しようね。という優しい世界。

BESTYのみんなも仲良くしよう。メンバーとSKY-HIの夢を一緒に応援しよう。そして、彼らと一緒に、世界に誇れるファンダムになれたらいい。

SKY-HIの思い。「上り詰める、だけど蹴落とさない」がスローガン。

愛を持って活動していきましょう！