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第一級陸上無線技術士(一陸技)を受験しました

2024(令和6年度)1月期の第一級陸上無線技術士試験を受験したので記録をまとめておきます。

第一級陸上無線技術士とは

放送局、電気通信業務用等の固定局、無線測位局等すべての無線局の無線設備の技術的な操作を行うことができます。

https://www.nichimu.or.jp/denpa/shikaku/riku/index.html

要は日本のだいたいの無線を扱うことができるようになる資格らしい。
例年7000-8000人受験して1500-1800人くらい受かるから合格率は25%くらいで厳しい。

前提

  • 無線通信を研究している大学院生(M1)

  • 高校物理、電磁気、アンテナ工学についてはもともと詳しい

  • 研究室の先輩が一陸技の資格を持っていて、無線系やるなら勉強しといて損はないと感じて受験を決めた

  • 主に直前の2日間で詰め込んで勉強した

教材

学習記録

具体的な記録
  • 7-12月

    • 研究が忙しく中々まとまった時間がとれなかったため、科目ごとに1回分解いてテストで要求されることを感じ取っていた。

    • 基礎は最初覚えることが多めだが計算でいけそう

    • 工学Aは無限に覚えることが多く大変そう

    • 工学Bは式さえ覚えれば解けるのでいけそう(もともとアンテナは勉強しているので)

  • 1月

    • 正月での帰省時で法規の参考書をざっと見て解いて雰囲気を掴んだ。

      • 法規3,4回分やればだいたいカバーできると思ったら、意外と重箱の隅をつつくような問題も多く手こずった

    • 13日-15日 

      • 13日(土曜)に2日目の工学A,Bをたくさん解く

      • 14日(日曜)に1日目の法規, 基礎をたくさん解く

      • 15日(月曜)に2日目の工学Bをたくさん解く

振り返ってみると解いた総数としては、法規については7回分、その他は5回分という結果だった。

当日自己採点結果

ムセンボーヤさんのアンケート結果の多数解と合致している点数を数えると以下の通りだった。

  • 基礎 116/125

  • 法規 68/100

  • 工学A 83/125

  • 工学B 98/125

法規とAが怪しいが、受かっていてほしい、、、

反省・展望

反省

  1. 準備期間の短さ: 直前の土日のみでの対策は、時間が不足していた。

  2. 効率の低い学習方法: 最初は自力で問題を解こうとしたが、問題数が多く時間効率が悪かった。

  3. 即答型学習への切り替え: 問題が解けない時はすぐに解答を見て、関連情報をネットで調べる方法に変更した。

  4. 計算問題の対応: 本番で解けると判断し、2回目以降は計算問題を避けた。

  5. 記憶の定着性: 頭を使って考えるよりも、問題と解答のセットを繰り返し覚える方が効果的だった。

展望

  1. 効率的な学習方法の模索: 問題を解く際には、すぐに解答を見る方法が時間効率が良い。

  2. 時間配分の改善: 1問あたりの時間を短縮し、より多くの問題を網羅する。科目ごとに1回分25問解くとして考える→答え合わせだと1問10分として4時間かかるが、すぐ答え合わせだと1問2分として1時間弱で終わる


youtubeの動画はとても参考にさせていただいた。当日の朝電車で聞き流していた動画の内容がそのまま試験に出たりして助かった。

よく使っていたサイトはRIKUGI.NETです.過去問を見るとさらに類題が掲載されており,勉強効率が上がりました.ありがたい💪

また,参考にしたYoutuberさんはにもチャンネルさん(@nimo_channel)とKen chessさんです.

https://note.com/fukumen_aoi/n/n6e04b90620c6

総評


特殊な前提・環境だとは思うが、なにかの参考になれば幸いです。


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