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夏休み前の日常とレモン

来週は10日間の夏休み。社内の休暇取得申請も済んで、チームメンバーへの作業連携も終わっている。少し前に大きな仕事が片付いて、今は比較的落ち着いて仕事ができている。心は既に休暇の準備に入っていた。

13時前。オフィスビル内にあるコンビニでパンを2つ買って、近くの共有スペースに座る。最近は1日のうちで、食べたことないものを食べてみようキャンペーンを勝手に開催中なので、今回も「レモンクロワッサン」なるものを手に取ってみた。

1人での食事中は耳に何か流れていないと寂しいので、AirPodsを耳に挿して何を聴こうか脳内で数々の選択肢を思案する。

毎週のルーティーンになっている深夜ラジオは既に聴いていたので、久しぶりにVoicyを開いてみた。よく聴いていた番組の最新回を選択する。「仕事のアウトプットの質について」という内容で、面白くて参考になる話に耳を傾けていた。

話を聴きながら、この前彼女と認識違いから来る擦れ違いで議論し合ったことを思い出した。この話は今後の2人の問題解決の糸口になりそうだなと思い、その番組のURLを彼女にLINEで送った。しばらくして返信があって、彼女も聴いてくれたようで自分なりの感想が添えられていた。

こうして彼女と意識高い系というのか気になったニュースやWeb記事をシェアするのがいつしか日常になっていた。最近はTwitterをまともに使っていないのに、彼女とはLINEでRTみたいな使い方をしてるのは、なんだか不思議な感覚がある。

夕方からは長い付き合いがあるクライアント先へ。新しい展望を伺って自分達としても大いに助けになれることを伝えた。遊び心のある大企業で柔軟な思考を持つ人が集まっているのは最高だ。

働いている人は会社の潤沢な予算で大胆な戦略を取れる。一緒に仕事をする関係者はそれに影響されて新たな取り組みに挑戦できる。お互いが愉快に未知の領域に果敢に飛び込める環境があって、それに自分が関与できていることは感慨深い。

打合せは少し早めに終わったが、このまま帰るには勿体無いほど頭が熱していた。同棲している彼女も「今夜は友達と予定がある」と言っていたので、近くのカフェに入ってPCを開くことにした。

枝豆が入っているレモンパスタ(またレモンか)をサクッと平らげて、頭の中のごちゃごちゃした思考をいったん文字にしてみる。それが僕なりの頭の中の整理術なのだ。今日のBGMは椎名林檎。

取り留めもない、noteの題材としても相応しくないような抽象的な言葉が画面上に立ち並ぶ。合計で2万字ほど。食事を済ませ、書くこともなくなって来たところで席を立って駅に向かう。カフェに入ってから、ちょうど2時間が経っていた。

家に着いたら少しリラックスして、冷凍庫にあるアイスを食べよう。今日も1日頑張った自分に対するお礼を込めて。夜、彼女は帰って来るといつもマシンガンの如く今日あった話をする。だから、彼女のいない1人の時間は僕にとって貴重だ。

でも今日は昨夜僕が寝落ちしてしまったせいで観れなかったテラスハウスを一緒に観ない?と提案してみようかな。テラハは2人で観る、というのもいつからか定型化してきた。

今日は夏の暑さにも負けず生産的な1日だった。本当はこうした日記を毎日書いてみたい願望はあるけれど、無理はしない。きっと夏休みもすることがなくて、またnoteに向かっていることだろう。


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