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自分が活躍できるフェーズとは

何ヶ月も前の話だが、同じ会社の営業職の先輩が退社すると人づてに聞いた。

その方とはお客様先に同行したことが数回あり、完璧な仕事をする人だなと思っていて、初めて会ったときから尊敬の念を抱いていた。

上司がその想いを汲み取ったのかは分からないが、幸運にもその方のお別れ会という名の飲みの席に誘ってもらった。そこは、会社の営業トップワン・ツーが揃っている「賢者の集い」だった。

前半はざっくばらんな会話が展開され、参加者の距離はそこで縮まった。それからは、会社の中で「0-1-2-3の段階のうち、自分はどのフェーズが向いているか」という話になった。

ざっとまとめると下記の通り。「サービス」という言葉は、仕事や業務に置き換えてもいい。

0→1:全く新しいサービスを始める。
1→2:既存のサービスをさらに成長させる。
2→3:浸透しているサービスを発展させる。

僕の場合は、会社の仕事においては「1→2」が向いているなと思った。僕は、今ある仕組みや情報を整理して、それを試して、正解に近づいていく過程が楽しいと感じる傾向がある。

「0→1」だと、何から始めたらいいのか分からなくて、立ち止まってしまいそう。この段階では、頭で考えるよりもいかに沢山動けるかが重要だと思うが、僕の場合それはあまり得意ではない。

「2→3」だと単純にやりがいを感じなさそうだなと思った。それに成果を出すのは難しそうだ。

そういった意味で、今の会社を選んだ僕の選択は結果的にとても正解だったと思う。

僕はこれからも、成長期に位置していて人手が足りず採用増を検討している企業が向いているのではないかと自己分析する。会社が設立して間もない段階で、「まだエンジニアが全然いません!」みたいなところは、きっと自分には合わない。

このnoteだって、自分の中にある思いや考えをまとめているに過ぎない。小説を書くとか創作活動をしている未来の自分の姿は今のところ想像がつかない。

ただ、ここに書いたことも現在の様子でしかない。5年後、10年後には、0→1に楽しみを見出しているかもしれないし、2→3の段階にこれまでにないやりがいを感じるようになっているかもしれない。先のことは誰にも分からない。

自分はどのフェーズで最も力を発揮するか、それを見極めることが社会人にはとても大切だ。そして、その気持ちを定期的に点検していくことはもっと大事なことのように思う。

自分が輝けるフィールドは固定したものではなく、流動的に変わっていく。そんなイメージの方が現実に合っている気がする。


※似たような内容のnoteがあったので、下記に掲載させていただきます。


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