最近、小説家の長嶋有さんのエッセイを読んでいる。2014年に出版された『安全な妄想』という本だ。

内容はどれもいい意味でぶっ飛んでいて、家で読んでいると一人で笑ってしまう。文章も堅苦しくないので、サクサク読める。

長嶋有さんや町田康さんのエッセイを読んでいると、言葉でこんなに笑えるのかと感嘆する。正直なところ2人の本は、まだ数えるほどしか読んだことはないので、他の作品も手に取ってみたい。

この方たちの文章を読んでいると、「この先の人生で、まだまだ面白いことが起こり続けるのだろうなー！」と根拠のない希望が持てる。

読みやすくてエモくて上手な文章に憧れを抱いてしまうが、カッコよさを忘れて書きたいように書く手法もそれはそれで潔くて尊敬する。

いつまでも遊び心を持って、人生の面白さを味わい尽くすような大人になりたい。

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