Eliza | スピリチュアルライター/ジャーナリスト

だいぶおかしな京都人。 スピリチュアルズブズブの脳内へようこそ。 「それってホンマ?」…

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だいぶおかしな京都人。 スピリチュアルズブズブの脳内へようこそ。 「それってホンマ?」「実際どーなん?」「だったら何?」 そういう疑問、『私もそう思う』 https://lit.link/elliekey

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"Eliza"が書くものについて

京都・西陣産 本当は森見登美彦氏の書く京都に暮らしたい。 いわゆる世間の言う”スピリチュアルな”考え方が当たり前の、アクの強い日本家庭に育つ。 ハロウィンは仮装して叔母を訪ねお菓子をもらい、クリスマスは必ず家族で祝い、正月は神棚と神社参拝と墓参り。一応、浄土真宗。 親の勧めで19歳でヒーリングセッションを受け始め、自身もヒーラーとしての学びを開始。 『コアエッセンス(旧:パーリー・ローズ)』主宰、山田眞佑里氏をはじめ、関わる人々から「目に見えない世界」について、そして、魂

    • 自分の見たそれを信じられるか

      先日、ヒプノセラピーを初めて受けた。 いわゆる催眠療法のことで、ヒーラーやセラピストのによる誘導瞑想を行い、自分自身で"自身の無意識"にアクセスする。 グループセッションのイベントなので、短時間のワントピックスだったけれど、非常に充実した空間だったと思う。 何をどんなふうに見るか、感じるか、捉えるかは人によって様々だそう。 私の場合は映画のようなイメージ映像。 カメラワークやカットの入れ替わりなど、アーティスティックな映像編集があったのが「らしい」と言える。 この時見たも

      • 「スピリチュアル(セッション)」と「占い」

        スピリチュアル(セッション)と占い。同一視されがちだけれど言葉が異なるのだから、確かに違う。 スピリチュアルセッションは、どちらかといえば「コーチングセッション」で、どのように生きたいかという大きなテーマを取り扱う。 「どうしたいか」の答えを探す時に、自分でも自分のことがわかりにくくなっていたりする時や、人間の通常の意識では認識できていないことを探すために「占い」を活用したりする。 占いもいろいろ種類があるけれど、生年月日から"すでにあるモノ"を読み解く占い、偶然あらわれ

        • 私のDisenchanted⑥|「魔法」とは何だったのか

          モーガンの願いが叶えられ、ジゼルはその存在を保ち、ジゼルがモーガンへの想いを込めて用意したあの部屋のある家に戻ってくる。 ジゼルが存在できる、という意味から自動的にアンダレーシアの存在も回復するので、まさに元の世界に元通りにできた、というわけだ。 モーガンとジゼルは魔法を使った張本人なので、それまでの経緯を当然覚えているが、ロバートはへんな夢をみたと話す。 「魔法をつかった本人以外には、夢みたいなもの」 魔法を意識しない人にとって、そんなものは決して存在しないし、本当に

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        • マガジン『KAORU World』
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          私のDisenchanted⑤|「愛」という強大なエネルギーの魔法

          この強力な「思い出の魔法」については、はじめ「ん?」と引っかかってしまった。 なぜなら、前作では”この世で一番強い魔法”として語られるのは「真実の愛のキス」だったはずだ。 しかし、ちゃんとこの物語の中では、その「思い出(想い)」が真実の愛に通じるものだと描かれ、メインテーマ曲として、イディナ・メンゼルが歌い上げてくれる。 「愛」とはなんだろうか。 前作では「真実の愛のキス」と言うことで、恋愛感情としての「愛」という意味に留まってしまった。 愛、というものはどうにもロマンテ

          私のDisenchanted⑤|「愛」という強大なエネルギーの魔法

          どのみち、自由なのだ。と。

          4年前(2019年)の4月、私はこんなことを書いている。 「スピリチュアルなことと縁をきるってどういうこと?それって私にはこの世の全てが無意味になることじゃないの?」 どんなに高次のご存在が私の魂のあり方を喜ぼうとも、それは現実の幸せを与えてくれるとは限らない。 自分のこころを磨こうとすればするほどに、「大好き!一緒に居たい!」と想う人と歩む道は誤りだと言われて、 それまで何年も学び、向き合うことを辞めなかった仕打ちがこれかと、割と投げやりになっていたんだと思う。 ただこ

          私のDisenchanted④|『思い出の魔法』

          『思い出の魔法』。 物語の後半、アンダレーシアに救いを求めに行ってと、正気を手放しかけるジゼルに託されたモーガン。 ナンシーとエドワードと共にモーガンが導く答えは 「ジゼルに本当の自分を思い出してもらうこと」 これは、実際その場で起きている出来事を解決する解答ではない。モーガンの望みなのだ。 幸い、それをヒントに「この状況を変えるだけの魔法の力が『思い出の魔法』ならば」とナンシーとエドワードが答えを得る。 いずれにせよ、モーガンの望みを叶えることが、この状況を打破する鍵に

          私のDisenchanted④|『思い出の魔法』

          私のDisenchanted③|"おとぎ話の世界"とは何か

          おとぎ話の世界、とはどんな世界なのか。 『アンダレーシアのような世界』と一言で片づけ、いわゆるディズニーが長年描いてきた、夢と希望溢れる世界観を小馬鹿にしてはいけない。 いわば『物語の世界』ということは、登場人物たちはそれぞれ役割が与えられており、それに徹することこそが最大の役目。 モブはモブらしく、主人公は主人公らしく。与えられたレッテルに合わせて、いつまでも続く世界にいる。 多分おそらく、情報に溢れ、それらを楽しむ私たちにはとてもつまらない、決まりきったルーチンとロールモ

          私のDisenchanted③|"おとぎ話の世界"とは何か

          はじめての有料記事をアップしました。 質の良いスピリチュアルセッションを届けている「KAORU World」。 今回は彼女がセッションでクライアントに伝えるような濃度、内容のため有料記事になりました。 マスメディアで擦られた似非スピではなく、本物を知ってもらえると嬉しいです。

          はじめての有料記事をアップしました。 質の良いスピリチュアルセッションを届けている「KAORU World」。 今回は彼女がセッションでクライアントに伝えるような濃度、内容のため有料記事になりました。 マスメディアで擦られた似非スピではなく、本物を知ってもらえると嬉しいです。

          「大転換の時」はみんなに訪れている

          2023年を迎えるにあたって、セッションを受けてくださる方々にある傾向が顕著に現れはじめました。 皆一様に「大転換を迎えている」のです。 現在比較的多く見られるのが、 これまでそれぞれに技術・能力をこの世でしっかりと磨き上げてきた人が 「このままでいいのかな?」というこころの声に導かれ、次のステップを求めてやって来ています。 そういう方々は次々に「スーパーマン」のように、"色々なことができる能力"に目覚めていくようです。 たとえば、おにぎり屋さんをしていて、 これまでコ

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          「大転換の時」はみんなに訪れている

          私のDisenchanted②|ジゼルとモーガン

          前作『魔法にかけられて』に続く2作目への「魔法が可能な世界」に関する取り扱いというか、私の一方的な解釈はこんな感じでした。 そうしてはじまる、続編。 ジゼルが、NYでの日常に慣れようと奔走したであろう時間は10年。 そのうえ思春期を迎えこの世界に慣れ親しんだ大人でさえも、心を削ってしまう”ティーンエイジャー”と関わることは、心を病んでしまいそうになったと言われても不思議ではなかった。 モーガンはいわば、「妖精を信じる心」のような物で、幼い頃はジゼルのおとぎ話度が大好きだった

          私のDisenchanted②|ジゼルとモーガン

          私のDisenchanted|原題は「?」を忘れてる

          この『魔法にかけられて』の続編制作の話を聞いてから、いったい何年待っただろう。そもそも、前作自体もかなり時間がかかった作品だと聞いたし、ただの創作活動でさえ難しい進行が、商業的な世界で確立するには途方もない力が必要だろうと、半ば諦めながらも待ち続けていた。 でもDisney+で公開されて早々に、私のフォローしていたDオタたちは口々に酷評を並べていたので「そんなひどかったんか…」とスクロールを速めながらオロオロしてしまった。 とはいえ、みてから。観てから、その論評を読もうと思

          私のDisenchanted|原題は「?」を忘れてる

          「光の絵」と魂の層

          #スピにもいろいろ 一見、謎の言葉すぎる「光の絵」 オーラをみて描くオーラアートと雰囲気が似ているけれど、違う。 ビジョンを描く人の絵ともだいぶ違う…より抽象的なものばかり。 よくみると、そのキャンバスの上にはふつうの画材だけでなく、水晶などの様々なさざれ石が使われている。 これを、KAORU Worldのかおちゃんが描いてくれた。 ただその人を思って描くイメージなどではなく、その人の持っている魂の層を絵にしていく。 同じキャンバスに、版画を重ねるように上から描いていく

          『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という【愛】について

          まず、総合しての感想としては、そもそもの絵・映像のクオリティやサウンドデザインを考えると、ドルビー上映も抑えに行きたくなる映画だった。 ただ、個人的なインパクトととして、テレビシリーズへの衝撃が強すぎたのと、題材が劇場版への衝撃を和らげた気がする。 それでもちゃんと(?)がっつり泣いた。作品初見の同行者は照明が上がったらうなだれて泣いていた。 サンキュータツオさんは、この映画のストーリーを「シリーズを見てきたファンへのご褒美」と表現なさっていた。 たしかにヴァイオレットの恋

          『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という【愛】について

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という【美】について

          いろいろあって、タイトルと「手紙の代筆をする綺麗な京アニ作品」という少なすぎる情報のみでこの作品に手を出してみた。 そしたら自分にとって好みすぎる題材、ビジュアル、音楽…興奮のあまり、テキストにせざるを得ないので、書いてみる。 劇場版を見ようという話になったので、それならば先ずは1クールなら1日で余裕だよね、とNetflixでテレビシリーズを見始め、その日のうちに外伝まで見終えた。 噂通りの美しすぎる映像。あんまり綺麗だから開始2分で涙がこぼれ落ちた。 「こんな映像を毎週

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という【美】について

          夏至の新月さんへ

          2020年6月21日 SNSを見ていると、夏至と、新月と、日食とあれやこれやが重なって、かなり特別な日であると言って いわゆる「スピリチュアル界隈」では大騒ぎしてました。 ネット中毒なのでSNS各種大好きなのですが、私のどのタイムラインもどちらかと言えば「スピリチュアル」な話題が今はたくさん出てきます。 タイムラインは自分が選び取って作っているので、自分の好きな分野やクラスターが顕著に分かりますね。 最近高校生に「スピリチュアル」ってなんですか?と尋ねられて 「答えられ